実在する!映画「ジュリエットからの手紙」で登場する「ジュリエット・クラブ」とは?
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映画『ジュリエットからの手紙(2010)』をご存知でしょうか?「ロミオとジュリエット」の舞台として有名なイタリア・ヴェローナで繰り広げられる恋愛コメディ。主人公はこの街にある「ジュリエット・クラブ」というところで、ジュリエットの秘書として世界中から贈られてくるラブレターに返事を書く仕事をしています。実はこのジュリエット・クラブ、本当にあるんです!一体どんな場所なのか?詳しくご紹介していきます。
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ジュリエット・クラブとは?
View this post on Instagramrachel ✿ cliftさん(@rachelxclift)がシェアした投稿- 2018年 6月月28日午後6時26分PDT
ジュリエット・クラブとは?はイタリア語で「Club di Giulietta(クルブ ディ ジュリエッタ)」といいます。1972年に誕生したボランティア団体で、いまでも約50人のジュリエットの秘書(Segretario di Giulietta)たちが、ジュリエットの家の奥にあるオフィスで日々、世界中から寄せられる恋のお悩みに、ジュリエットの代わりに答えています。
ジュリエット・クラブは、どんなことをやっているの?
View this post on InstagramJuliet Club-Club di Giuliettaさん(@julietclubofficial)がシェアした投稿- 2015年 6月月14日午後2時48分PDT
ジュリエット・クラブの主な仕事は手紙やメールで寄せられる恋のお悩み相談ですが、地元ヴェローナではラブレターコンテストを主催していることでも有名です。
バレンタインシーズンの時期に合わせて年1回開かれるもので、名前は「Cara Giulietta(カーラ ジュリエッタ)」。「親愛なるジュリエットへ」という意味があり、世界中から贈られてきた素敵なラブレターの中から、選りすぐりのものに栄えある賞が授与されます。
また、ジュリエット生誕祭(Compleanno di Giulietta)や、ジュリエットの家見学ツアー、パーティなども開いております。
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ジュリエットに手紙を出す方法とは?
映画や本記事を読んで「ジュリエットに恋のお悩み相談がしたい!」と思われた方!もちろん、ジュリエット クラブでは1年365日、世界中からのラブレターを受付います。投函方法は以下の3種類です。
1.郵送(Posta)
郵便物はイタリア語で「Posta(ポスタ)」といいます。封筒に以下ウェブサイト内記載の宛先を書いて国際郵便で投函すればOK。最もラブレターらしい方法のひとつとして人気があります。
2.メール(Email)
メールはイタリア語(英語)で「Email(イ メイル)」といいます。以下ウェブサイト内記載のメールアドレスへ送ればOKです。
3.持ち込み(A mano)
現地へ直接手紙を持ち込むことも可能です。その場合、ジュリエットの家の前に設置されている専用のポストに投函します。アクセスは以下ウェブサイトに掲載されています。
その他の気になること
日本語で相談しても大丈夫?
もちろん日本語でも大丈夫です(実際、現地で放送された特集番組でも“はるばる日本からも手紙が来ます”だなんて言っていました)。ただ、秘書たちは、母国語と第二外国語を使って主に仕事をしています。確実に「読んでもらいたい!」ということであれば、やはりそれらを踏まえた上での言語選びをした方が良いかもしれません。
男性が出しても大丈夫?
もちろん大丈夫です。ロミオとジュリエットは男女の恋物語ですが、ジュリエットへの手紙は年齢性別不問。現に、Cara Giuliettaを男性が受賞した年もあります。
返事は返ってくるの?
ケースバイケースです。というのも、Club di Giuliettaでは、現在たった約45人の秘書で、年間約5万件送られてくるラブレターの対応にあたっているからです。ラブレターの送り主は主に映画が生まれたアメリカのティーンからだそう。故に、もしかしたら英語で書けば、返事が来るかもしれません。もちろん、イタリア語で書いた方が、返事が返ってくる可能性は更に高まるでしょう。
参考までに、私の周りの友人(全員イタリア人)5人は、全員数か月~1年後に返事が返ってきたそうです。ただ、彼女たちも「まさか、返事が来るなんて思ってもいなかった」とのこと。というわけで、最低でも相手が返事を出しやすいような工夫をした上で、気長に待ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
映画を観たことがない!という方はまずは是非映画からチェックしてみてください。ヴェローナの魅力がぎゅっと濃縮されているので、手紙を書くより、現地に行ってみたくなってしまうかも?その際は、現地で直接投函できるように、手紙の準備をお忘れなくどうぞ。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,