完璧さは不要?英語が話せるようになるためのコツ

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「英語は読めるのに会話が苦手」「発音が上達しない」といった悩みは、日本人に多くある英語学習の悩みです。これには、そもそも英語力や口頭練習の不足、性格上の問題など、いろいろな原因があります。ここでは、自分自身も苦労してきた経験から、「英語を話せるようになるためのコツ」について私なりの意見とアドバイスを提供したいと思います。

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私について

私は、帰国子女でもなんでもなく、普通教育で中学1年のときに英語を学び始めました。高校から英語が好きになり、外国語学系の大学に進学。その後、以下のように様々な場所で色んな英語に触れながら、英語を身に付けてきました。

私の海外&英語環境の経験
アメリカ留学(1年間)、外資系企業のオーストラリア人マネージャーの下で勤務(3年間)、イギリス人パートナーとお付き合い(3年間+継続中)、現在はカナダに居住しながら、日英翻訳者の仕事をしています。

帰国子女じゃなくても「バイリンガル」になれる?

「バイリンガルになりたい」「英語をスラスラ話せるようになりたい」というのは、英語を勉強している人なら誰もが持つ目標かもしれません。ただ、「バイリンガル」というのはそもそも抽象的な概念で、どの程度のレベルになったらバイリンガルなのかについては、明確な定義はありません。

まず大切なのは、帰国子女でない(幼少期にある程度の年数を英語圏で過ごしていない)場合、ネイティブと全く同じようになることはほぼ不可能であることを理解することです。

「え、じゃあ勉強する意味ないの?」と思った方、そうではありません。ネイティブになるのは不可能でも、努力次第でネイティブに究極まで近づくことはできます。日本人特有のアクセントが少しくらい残っていても、たまに会話が聞き取れないことがあっても、トレーニングを続ければ、自分をバイリンガルであると認識できる日が必ず訪れるはずです。

「完璧」を求めるのをやめる

間違えてもいいからとりあえず話ができる人は言語習得が早いと言われています。残念ながら、私はそのような性格ではありませんでした。どうしても「完璧に話したい」「日本語のアクセントをなくしたい」という意識が先行していました。そのおかげで、今となっては日本語のアクセントはほぼなくなったのですが、ここまで来るのに時間がかかってしまったと感じています。

性格的な問題もあるので難しいのは承知の上ですが、「間違えてもいい」「ちょっとくらい発音が違ってもいい」というスタンスで、どんどん話すことが英語力を向上させる上でとても大切なポイントです。

あなたはネイティブじゃないんだから、発音が完璧でないことくらい相手は理解してくれるでしょう。いくつか小さな間違いをしてしまったとしても、たいていは意味を汲み取ってもらえるでしょう。間違いを直してくれる人がいれば、自分の苦手に気づくこともできるでしょう。

でも、「完璧じゃないから…」と話さないでいると、何も進歩しません。自分の英語を向上させる貴重な機会をみすみす失っているのです。

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教科書と辞書での勉強は無駄ではない

話すことが重要なら、教科書とにらめっこしながら勉強する従来のやり方は意味がないのか?というと、私は経験上そうではないと思います。

もちろん、読み書きばかりに重点を置いて、口頭練習の時間が絶対的に不足している現在の日本の英語教育は、改善の余地があるでしょう。でも、教科書で学ぶ「文法」「単語」などの基礎があってこそ、「文を組み立てる力」「会話を作る力」が養われるのです。

文法を覚えずに、すぐ使えるフレーズだけ覚えようとする方法も最近ではよく見かけます。これは、目先だけで見ると「話せている」ように見えるかもしれませんが、結局のところ応用が利かず、長い目でみると非効率的であると言わざるを得ません。

学校で勉強する「文法」「単語」「読み書きする力」がしっかり身についていると、そこに「英語を話す力」をスムーズに築くことができるのです。

私がやって効果があった「英語を話せるようになるための方法」

文法はそこそこ勉強したけど、これから具体的に何をすればいいの?と言う人のために、私が実際にやって効果があった、「英語を話せるようになるための方法」をいくつかご紹介します。

①フレーズ単位、文章単位で繰り返して英語のリズムをつかむ

ネイティブが頻繁に使っているフレーズを、「フレーズ単位、文章単位」で覚えていきます。基本的に、自分が聞き取れないフレーズは、自分でも話せないことが多いです。したがって、ネイティブ独特の強弱の付け方、リズムそしてスピードに慣れることが大切です。

例えば、「I’m not gonna…(~しないつもり)」や「What have you been up to?(最近何/どうしてたの?)」など、文字面では意味がすぐわかるようなフレーズでも、口からスムーズに出てくるまで繰り返し練習しましょう。ネイティブの発音を聞くと、前者は「アムナッガナ」(「ナッ」にアクセント)のような感じに聞こえますし、また後者の「have」はほとんど発音されないことに気づくと思います。

②空き時間に英語を聞く習慣を身につける

毎日の通勤・通学時間で、英語のニュースや興味のある分野のポッドキャスト(ビデオ)を見てみてはいかがでしょうか。アメリカの主要テレビ局CNNが提供している「CNN Student News」は、ミドルスクールの生徒向けに、噛み砕いた内容のニュースを提供しているのでおすすめです。映像があるので内容もつかみやすく、また1回たった10分なので、空き時間にサクッと見ることができます。

この他にも、私の場合はテクノロジーにも興味があるので、TED Talks Technology、Appleの新商品の紹介のポッドキャスト(笑)など、それ関連の英語のポッドキャストをいくつかダウンロードして視聴しています。興味のある分野なら、飽きずに続けることができるでしょう。

③「これは使える!」と思った表現を書き留める

私はアメリカ留学中に、ネイティブから盗んだ(?)「これは使える!」「へぇ~これはこういう風に言うんだ!」と思った表現を、こつこつノートに書き留めていました。自分が知らなかった表現だけを書き留めるわけですから、自分だけの、自分に役立つ表現だけ集めた、とっても便利なフレーズ集ができます。

アクセントや、「こういう風に聞こえる」と思った発音のコツなども、一緒に書いておくと後で練習するときに便利です。こういう「使える」フレーズの数をどんどん増やしていくことが、英語を話せるようになる近道になります。

④チャット、メール

ネイティブの友達がいることが必要になりますが、チャットやメール(特に携帯のテキストメッセージなど)では、即座にメッセージを送り返すことが必要になります。いちいち辞書を引いたり、文法を考えたりする暇はないことも。これは、英語を素早くアウトプット(出力)するための良いトレーニングになります。

最初のうちは時間がかかるかもしれませんが、だんだんと慣れてくればスピードも上がります。また、やりとりを通して新しい表現やフレーズを覚えることもできます。

まとめ

ここまで、英語を話せるようになるコツについて、私なりの意見を述べてきました。みなさんの英語学習の参考にしていただければ幸いですが、もちろん、人によって効率の良い勉強法は違うので、この記事を読んでくださった全員にとってこれが一番の方法であるとは限りません。試行錯誤しながら、自分がやりやすい、続けられる方法を見つけることが大切だと思います。

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Tea drinker, painter, traveler, skier and yogi. アメリカ、カナダ、デンマークなどに居住。現在は翻訳の仕事をしながら、イギリス南西部の田舎町でパートナーとその家族との5人+1匹暮らし。