【ベトナム就職ガイド】未経験・新卒でも就職できた!実際の事例と求人、転職事情も解説
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ベトナムで働いてみたいけど、ベトナムにはどんな仕事や求人があるのか分からない…どうやって仕事探しをすればいいのか分からない…そんな人必見!近年、旅行先としても女性の間で人気を博しているベトナム。親日国であるベトナムには、日本に関わる仕事やベトナムに進出する日系企業も多く、駐在員も多いなど、日本人にとって仕事のチャンスが多い国でもあります。そこでこの記事では、日本語のみで働ける語学不問の仕事や、新卒や未経験でもベトナムで就職・転職する方法など、ベトナム就職のすべてを解説いたします。
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この記事では、ベトナムで就職したい人のために、その方法や注意点を解説していきます。
とにかく最初にお伝えしたいのは、人材エージェントに相談することが一番速くて、効率的な、お勧めの方法であるということ。
人材エージェントの中でも、初めての海外転職であればリクルートエージェントに相談することがお勧めです。
無料で相談できますし、転職のプロに自分がベトナムで目指したいキャリアを相談することで、どんな求人があるのか、今の自分にはどんな年収の求人が狙えるのかを知ることができます。
また、最近では海外転職に特化したスカウトサービスもあるので、同時に登録しておくことをお勧めします。
では、なぜエージェントに相談すべきなのかの理由も含め、ベトナムで働くまでの自分のイメージを明確にできるよう、「ベトナム就職」のすべてを解説していきましょう。
ベトナムとはどんな国?
ベトナムは近年経済成長の目覚ましい東南アジアに位置する国です。首都ハノイや代表都市ホーチミンは高層ビルも建設され、多くの外国企業も進出しています。
社会主義国のため不労者が少なく、特にホーチミンなどの都市については、東南アジアの中で比較的治安のいい環境といえます。
日本との時差はマイナス2時間です。
ベトナムの人口約9,370万人のうち、約86%がキン族とよばれる民族で、その他53もの少数民族が共存する多民族国家です。宗教は仏教(約80%)、そのほかにカトリック、カオダイ教、ホアハオ教などがあります。
ベトナム就職事情
経済成長率を示す「実質GDP成長率」は2017年で6.8%と、同時期日本の数値1.7%と比較しても成長市場であることがわかります。そのため、就職先も比較的豊富にあり、特に日系企業が多く進出している製造業、IT業界、小売業は日本人が就職しやすい業界です。
参照:外務省「ベトナム基礎データ」
JETRO「ベトナム概況」
ベトナム企業の福利厚生・待遇
ベトナム企業における福利厚生・待遇面の環境についてご紹介します。
社会保障
現地採用の場合、日本でいう厚生年金や健康保険などの保障はほぼないものと言えます。
年金
将来日本で年金を受け取りたい場合は、厚生年金の代わりに「国民年金」へ加入することができます。海外転出届を提出し、日本に住民票がない方も加入することができるので、将来年金を受け取りたい方は加入していきましょう。
医療保険
日本の健康保険も必要書類を満たせば海外でも適用できます。ただし、日本居住者であることが加入条件であるため、海外転出届を提出してベトナム就職をする場合は加入できません。その場合、民間の海外保険に加入できます。
福利厚生
採用される企業によって異なりますが、主な手当としては
- 住宅手当
- 通勤手当(タクシー手当や社用車貸出)
- 一時帰国用航空券
などが挙げられます。応募の際やオファーレターなどで契約内容を確認しましょう。
ベトナム企業の給料相場・給与事情
ベトナム企業で働く場合の、気になる給与相場について例をあげながらご紹介します。
現地採用の営業職の場合
平均月給 | 1500~2500USD(約17万~28万円) |
平均年収 | 18,000~30,000USD(約220万~360万円)+年に1回のボーナス |
こちらに挙げた相場は一例ですが、経験年数やスキル・語学力に応じて給与オファーが異なります。
職種としては、事務系<営業系<技術系の順番に高い給与水準の求人情報が多く、それぞれマネージャーレベルになると3000USD(約34万)まで給与水準が高くなります。
駐在員の場合
日本企業から駐在員としてベトナム就職をする場合、現地採用より給与水準は高くなります。
平均月給 | 2500~3500USD(約28万~40万円) |
平均年収 | 30,000~42,000USD(約360万~500万円)+ボーナス |
また、日本の社会保障が適用できるケースが多いため、健康保険や厚生年金などの制度を継続できるケースがほとんどです。
ベトナムの日本人向け求人・仕事・職種・業種
日本人が就職しやすい求人情報についてご紹介します。
業界
- 製造業
- IT関連
- サービス業
- 小売業
中国の工場における待遇改善による人件費の向上を受け、多くの製造業が東南アジアへ生産を移しています。そういった背景から、製造業における日系企業において、日本人向けの求人情報が多くなっています。
また、近年ではベトナム一の経済都市ともいえるホーチミンでは多くの産業が発達しており、そういったエリアでは製造業に加えてIT関連、小売業、サービス業など、業種の幅が広がってきています。
不動産サービス業などは、近年日本人シニア層の移住先として人気を集めていることが背景として挙げられます。さらに、ダナンなどの新興リゾート地においては、ホテルでの求人も目に留まるようになってきています。
職種
- 工場における生産管理
- 営業
- Web系エンジニア
- 事務
- 販売
上でご紹介した業界で活躍できる職種がもっとも求人数が多く、日本人の就職先として人気です。
ベトナムの現地採用
ベトナムの現地採用を目指す方法についてご紹介します。
ベトナムで現地採用を目指す方法
- 日本でベトナム求人情報を収集する
- オンライン面接を受ける
- 現地にて対面の面接を受ける
- 合格後、オファーレターを受諾する
- 現地にて勤務開始
大まかな流れは以上の通りです。必要に応じてベトナム求人を扱う転職エージェントを利用することもできます。
ベトナム現地採用の実際の求人や給与例
こちらでは一例をご紹介します。
日本企業の法人営業 | 給与2,000~3,000USD(22万~34万円) |
日本企業のサービス業 | 給与1,700~2,200USD(19万~24万円) |
現地企業のシステムエンジニア | 給与2,000~3,000USD(22万~34万円) |
現地採用される場合の注意点
後述しますが、ベトナムで働くためには労働許可証と就労ビザが必要になります。
- 四年制の大学卒業資格があること
- 5年以上の就労経験があること
を満たすと比較的ビザが発給されやすいです。
なお、これらの条件を満たさずともビザが支給されるケースもあり、アジアらしくやや曖昧な条件とされています。王道としては、日本で就労した後にベトナム就職を目指すほうが安全であるといえます。
最新のベトナム求人
最新の日本人向けベトナム求人、現地採用求人は、日本人向けのクラシファイドサイトなどでチェックすることができます。
例えば、『ベトナム掲示板』『ホーチミン掲示板』『ハノイ掲示板』などは日本語で仕事を探すことができます。
海外駐在員を目指す
日本企業の海外駐在員を目指す方法についてご紹介します。
ベトナムで海外駐在員として赴任を目指す場合
- ベトナムに進出している日本企業へ就職する
- 海外駐在を希望する
- 社内人事の選考に選ばれる
ベトナムで働く日本人駐在員の求人の例
こちらでは一例をご紹介します。
日系工場の生産管理 | 給与23万~25万円 |
化粧品の海外営業 | 給与18万~35万円 |
現地採用と比較して、好待遇であることがいえます。
ベトナム駐在員になる場合の注意点
ベトナム駐在員になるためには、日本企業に就職して海外駐在員のポストを得る必要があるため、やや狭き門ともいえます。
特に総合職として就職する場合は赴任地が希望通りに決定されないケースもあります。そのため、初めから駐在員候補としてポストを募集している求人情報に応募すると、より確実にベトナム就職がかなえられるでしょう。
ベトナムのワークパーミットの取得方法
ベトナムで就労するためには、
- 就労ビザ(査証)
- 労働許可証(ワークパーミット)
2点が必要になります。
これらは、ベトナムで3ヶ月以上働く予定の外国人すべてに義務付けられています。
一般的には労働許可証を取得し、次に就労ビザを申請する、といった流れで、基本的には就職先企業の指示に従いながら手続きを行います。
こちらではまず、労働許可証についてご紹介します。
■種類
- 管理職/CEO
- 専門家
- 技術者
申請方法
- 労働局にて外国人雇用手続きを行う
- 承認された場合、以下の書類をそろえて労働許可証を申請する
必要書類例
- 労働許可書申請書
- 健康診断書
- 投資登録証明書・企業登録証明書、または駐在員事務所の設立許可書
- 顔写真(4 x 6 cm) 2 枚
- パスポート
- 管理者・CEO/専門家/技術者の証明書
- 犯罪経歴証明書/無犯罪証明書
- 任命状(社内異動)、労働契約書(現地採用)
- 人民委員会からの外国人労働者の使用・採用の承認証明書(ステップ 1 で取得した承認書)
書類によってベトナムで取得することが義務付けられている上に、日本で取得した場合は
- 書類の認証(合法化)
- ベトナム語へ翻訳
- 翻訳した文書の認証(合法化)
といった作業が必要になるため、代行業者を通すケースが多いです。
※参照:JETRO「ベトナムにおける労働許可書/ビザ(査証)の取得手続き 」
ベトナム就労ビザの取得条件・申請方法
次に、就労ビザについてご説明します。
就労ビザの概要
ベトナムで就労する場合には、
- ベトナムにおける企業で就労する外国人向けの「DN」
- 外資企業で就労する外国人向けの「LD」
の、どちらかのビザを取得する必要があります。
それぞれ
- シングルビザ(ベトナム渡航後、他国へ出国した時点で失効されるもの)
- マルチプルビザ(ビザの有効期間中、他国へ出国しても再び効果が持続するもの)
の2種類があり、それぞれ1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月と、有効期間が異なる種類があります。
ただし日本にいながら取得できる期間は最大3ヶ月のもののみとなりますので、その後は現地で延長手続きをする必要があります。
就労ビザの取得条件
- パスポート、労働許可証などの書類をそろえていること
- 四年制大学の卒業資格があること、もしくは専門知識が技術があることが証明でき、同分野の実務経験が5年以上あること
以上の条件が必要となりますが、中には新卒で就職したケースもあるため、企業に採用されるかどうかによって条件を満たさずとも発給される場合もあります。
就労ビザの申請方法
- 下で紹介する「労働許可証」を取得する
- 「ビザ発給許可通知書(招聘状)」の取得申請を行う。
- 日本にあるベトナム大使館(東京・大阪・福岡)で就労ビザ発行の手続きを行う
代行業者を使用して申請を行うことも可能です。
※参照:JETRO「ベトナムにおける労働許可書/ビザ(査証)の取得手続き 」
働く上で必要な英語力(語学力)・職歴・資格
ベトナムで就労するうえで必要なスキルについてご説明します。
1.語学力(英語力)
ベトナム翻訳や日本語教師などの特殊な職種出ない限り、現地語であるベトナム語が必要とされる求人はほとんどありません。
英語力に関しては、TOEICでいうと600点程度の語学力があればコミュニケーションに支障なく業務を行うことができます。
同じアジア圏の中でも英語が公用語並みに流通しているマレーシアや香港と比較すると、比較的語学力のハードルは低いといえます。
2.学歴
上でご紹介したように、労働許可証を取得するためには四年生の大学卒業資格が求められるケースが多いです。
ただし、中には不要になるケースもありますが、その場合は職務に相当する能力があることを証明する文書が代わりに求められます(下でご紹介します)。
3.職歴
明確な規定はありませんが、労働許可証が発給されやすい条件として、「職務経験5年以上」が必要となる傾向にあります。
ただし、大学新卒枠で就職ができた事例もあるため、一概には言えない状況です。
4.資格
労働許可証を取得するために特殊な資格や証明書が必要になることがあります。
管理職の場合 | 管理職経験証明書 |
専門家の場合 | 当該分野における3年以上の勤務経歴を証明する書類 |
技術者の場合 | 当該分野または他分野における3年以上の勤務経歴を証明する書類、および国外企業で1年以上トレーニングを行ったことを証明する書類 |
日本語のみの仕事はあるか
ベトナムには日系企業が進出しているうえ、日本人移住者も増えていることから、日本語のみの仕事もいくつかあります。こちらでは、英語不要求人の一例をご紹介します。
職種 | 給与 |
---|---|
日系IT企業のプロジェクトマネージャー | 3,000~7,000USD |
日系人材紹介サービスの営業 | 1,500USD~+歩合 |
日本人労働者、移住者に向けた不動産サポート | 2,000USD~歩合 |
日系電気機器製造企業の新規・既存営業 | 1,500~2,000USD+住宅手当 |
語学不問の求人の一部をご紹介しました。
ただし、ベトナム現地人スタッフとコミュニケーションをとる際や日常生活において英語を使う機会がありますので、生活の中で徐々に身に着けるとよいでしょう。
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新卒・未経験のベトナム就職
上でご紹介した通り、労働許可証の取得のために実務経験を求められるため、未経験である新卒者の採用はやや厳しいのが現状です。
ただし、新卒で採用されたケースもあるため、まったく不可能とは言い切れません。
- 語学力が堪能であること
- 技術者枠であれば特定のスキルがあることを証明できること
などのアピールができれば、高卒者や20代の若いうちからベトナム就職を果たすことも可能です。
日本とベトナムの企業・働き方の違い
日本とベトナムで働き方は異なるのでしょうか。気になる点についてご紹介します。
ベトナム企業のワークスタイル
1日8時間が基本労働時間となりますが、週休一日制のため日本より多い週48時間労働となります。それ以上の勤務は時間外労働となります。
ベトナムは真面目な国民性でありながら、家族と過ごす時間を大切にすることから、残業時間が日本より短い傾向にあります。
休暇
同一企業で12ヶ月間勤務した場合、12日間の有給休暇が付与されます。
その他暦上の祝日が10日あり、外国人労働者の場合は自国の正月と建国記念日に1日ずつ休暇をとることができます。
雇用形態
ベトナムでは、労働者保護の目的から労働法が策定されています。ベトナム在籍企業はそれに準ずる形で雇用形態を策定しています。
雇用形態は、
- 12ヶ月未満の雇用
- 12ヶ月以上36ヶ月以内の雇用
- 無期雇用
の3種類があります。
雇用は2回までしか更新できないため、それ以上の契約を希望する場合は「無期雇用」に切り替える必要があります。
また、試用期間も設けられています。
高い専門技術を要する職位の業務 | 60日以内 |
中間の専門技術レベルを要する職位または、技術ワーカー及び専門人員の業務 | 30日以内 |
その他の業務 | 6営業日以内 |
試用期間中の給与は、ベトナム労働法では正規雇用の場合の給与の85%以上と義務付けられています。
会社によりますが、100%の給与が支給されることも珍しくないようです。
ベトナムの物価・生活費
ベトナムは日本よりも物価が安く、生活費を抑えて生活することができます。ベトナム移住をする際に、どれくらいの費用が必要になってくるのか見ていきましょう。
ベトナムの生活費の相場
生活水準によって異なりますが、高級マンションでもなく最安アパートでもない、いわゆる「普通水準」と言われる暮らしで800USD~1,000USD(9万~12万円)が相場です。
内訳
住居費(家賃) | 300USD~800USD(3万~9万円) |
食費 | 150~300USD(2~3万円) |
交通費 | 50USD(6,000円) |
通信費 | 30USD(3,000円) |
といったものですが、例えば食費についても、外食か自炊かで大きく異なるため、ご自身が求める生活水準によって金額目安が異なってきます。
生活費をさらに詳しく知りたい方にお勧めの記事
下記の記事では、ベトナムに移り住む際にかかる生活費や、ベトナム移住のメリット・デメリットをさらに詳しく解説しています。
ベトナムの都市・エリアごとの比較
ベトナム国内といっても、都市によってその特徴は様々です。
こちらでは主要都市であるハノイ、ホーチミン、ダナンの特徴をご紹介します。
ハノイ
ベトナムの首都です。製造業の求人が多くあります。
ホーチミン
ベトナム国内でトップの経済都市です。製造業に加え、IT業、サービス業、小売業など多様な職種があります。求人数も最も多いです。
ダナン
新興リゾートとして注目を集める都市です。経済動向としては発展途上ではありますが、ホテルなどの観光業の求人があることが特徴的です。
ベトナムで働くメリット
その後の海外キャリアに活かせる英語力が身につく
ベトナムは求められる英語力が高くないことから、海外就職の第一歩目としておすすめの国です。まずはベトナムで語学力を身に着け、海外キャリアを築くことができます。
異文化適応能力が身につく
また、ベトナムは多民族国家であるため、様々な文化的背景をもった同僚と働くことができます。そういった日本ではない環境に身を置くことで、相手を理解し尊重しながら自分の意見を伝えていく異文化適応能力を身に着けることができます。
生活コストを下げることができる
上でご紹介したとおり、ベトナムの物価は安いため生活コストをさげることができます。東京では手の届かない水準の贅沢な暮らしをすることもできますし、普通水準に抑えて将来のために貯蓄することも可能です。
ベトナムで働くデメリット
日本の手厚い保障を受けることができない
駐在員ではなく現地採用でベトナム就職をする場合、保険適用外となります。
ただし、海外在住中は日本の医療施設を利用することもないと思いますので、民間の海外保険に入ることができます。年金に関しても、国民年金保険に加入することが可能です。
ベトナムは日本と比較すると治安が悪い
日本は世界でも有数の安全な国です。対してベトナムなどのアジア圏は日本ほど治安がよくありませんので、注意しながら行動をする必要があります。
トラブルに巻き込まれないためには、
- 事件が頻発するような区域へ立ち入らない
- 貴重品から目を離さない
- 家のセキュリティ対策を怠らない
など、対策をしましょう。
仕事の見つけ方
ベトナムの求人情報を扱う人材会社はすでに多くあるため、日本にいながら情報収集をすることが可能です。主に下記のような方法があります。
- インターネット上で検索する
- 求人を扱う転職エージェントへ相談する
- 企業が出している採用ページから直接応募する
すでにベトナムに滞在している、などで現地で仕事を探す場合は、
- ベトナム進出している日系企業を調べる
- 駐在員の募集がないか調べる
もしくは、すでに現地在住している日本人づてに求人情報を探してみましょう。
また、現地の日本人向けに発行されているフリーペーパーの求人情報や、『ベトナム掲示板』『ホーチミン掲示板』『ハノイ掲示板』などにも掲載されていることがあるので、活用してみましょう。
選考の流れ
実際の主な選考の流れをご紹介します。
1.応募する
気になる求人が見つかったら、まずは応募をします。
2.書類選考を受ける
応募意志が固まったら書類選考に進みます。日本でいう履歴書に当たる、英文レジュメを求められることが多いです。
3.オンライン面接を受ける
おもにSkypeなどのビデオ通話を使用して面接を受けます。語学不問の求人に関しては、日本人担当者が面接官となり日本語で行われます。志望動機など、明確に伝えられるように準備をしておきましょう。
4.現地で面接を受ける
実際にベトナムへ渡航し、面接をします。実際のオフィスなどを見学することもできるため、必要があれば申し出ましょう。
ベトナム企業で求められる人材像
日本文化を理解していること
特に営業職などでは日本人顧客とコミュニケーションをとる必要があるため、日本人の文化や慣習を理解していることは非常に大きな強みといえます。
積極的にコミュニケーションできること
日系企業で働くベトナム現地スタッフにとって、日本人労働者は非常に頼もしい存在であるといえます。自身の業務範囲に加えて、現地スタッフのサポートなども行う積極性があればマネージャー職を得ることもでき、アジアで通用するキャリアを築くことができます。
日常会話程度の語学力
また、業務自体に英語力が不要であっても、現地スタッフとコミュニケーションをとるうえでも日常会話程度の英語力があると望ましいです。
ベトナム就職の成功事例
ベトナム就職がポジティブに働いた事例をご紹介します。
- ベトナムで勤務する間に英語力を磨き、日本帰国後待遇のいい外資系企業に勤めることができた。
- 元々の英語力と職務経験を活かしてマネージャー職に就くことができた。
- 日本で働いていた時よりも高い給与水準でオファーをもらえた。生活費は逆に抑えられたので、月あたりに2倍近くの金額を貯金することができるようになった。
ベトナム就職の失敗事例
また反対に、失敗例としては以下のようなものがあります。
- ベトナム現地スタッフとうまくコミュニケーションがとれず、孤立してしまった。
〈解決方法〉日本人就労者が少ない環境だと、すぐに馴染むことは難しいかもしれません。ですが、例えばベトナム語のフレーズを少し覚えるだけで親近感をもってもらえることもあるので、自ら異文化をわかりあう姿勢を見せてみましょう。 - 慣れない海外生活で体調を崩してしまった。
〈解決方法〉異文化で生活すると慣れない食生活、日常のストレスなどで体調を崩すこともあります。一度現地に旅行者として赴いて、実際に生活できそうかどうかを検討してみると後悔のない選択ができるようになります。
プロに相談して、ベトナム就職へ一歩踏み出す
ここまで見てきたように、ベトナムで働くためには自分の日本人としての強みをアピールすることが重要になります。
この記事を通してベトナム就職の全体像が見えたら、あとは行動に起こすだけです。
「結局何から始めたら良いか、分からない。」という方も安心してください。まずは「転職のプロに相談」することで、あなたもベトナム就職に向けて確実な一歩を踏み出せます。
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