シラミに注意?イギリス生活に於ける髪に関する事情
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日本では最近あまり聞かなくなったシラミの被害ですが、イギリスでは今も出ることがあるって本当?ここでは、日本とは異なるイギリスの髪の毛に関する事情と、髪に関する英語をご紹介します。
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シラミ(head lice)が健在?
View this post on InstagramMedical Guidelines ⚚さん(@medical_guidelines)がシェアした投稿 - 2018年 6月月1日午前12時18分PDT
シラミは英語でhead liceといいます。また、シラミの卵はnitといいます。日本では昔に比べるとシラミにかかってしまうことは少ないですが、イギリスでは今でもシラミが出ることがよくあります。
特に小学校の子供がいる家庭では、学校からシラミ発生のレターを受け取ることがあります。特に子供の年齢が低い程、うつってしまう危険性が大きい傾向にあると言われています。
頭同士の接触やモノ(帽子、クシ、枕など)の共用でうつってしまうため、清潔を心がけるなど家庭でそれなりの処置をしていても、他の家庭が放置している場合、努力の甲斐なくやられてしまうことも。
もし発生してしまった場合には、シラミ駆除剤が含まれているシャンプーやジェル、ムースなどで駆除します。これらのものはスーパーや薬局で購入できます。
毎日髪を洗う習慣がない?
View this post on InstagramI just love this scene #merylstreep #outofafrica #robertredford #hairwash #love
Danja さん(@meryl_emma)がシェアした投稿 - 2018年 8月月10日午前4時37分PDT
一般に北ヨーロッパは湿気が少ないせいか、毎日髪を洗う人は少数派です。髪は毎日洗うとダメージを伴い、頻繁に洗わない方が良いという説が健在です。
以前ドイツ人の友達から「冬は1週間に1回しか髪を洗わない。」と言われ、びっくりしたことがあります。
実際、雑誌などで「どれくらいの頻度で髪を洗いますか(How often do you wash your hair?)」というアンケートの回答を見ると「週1〜2回(once or twice a week)」がメジャーな回答となっているようです。
イギリスの水道水は飲んでも平気?イギリスの水事情でもご紹介していますが、イギリスを始めヨーロッパの国々は硬水のため、髪への負担が大きいことも理由にあるかもしれません。
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髪の毛に関連する英語
最後に、髪の毛に関連する英語をご紹介します。
垢(フケ)
垢(フケ)は英語でdandruffといいます。
かゆみ(かゆい)
かゆみ(かゆい)は英語でitchyといいます。髪の毛のかゆみ(髪の毛がかゆい)を言い表すときはitchy hair といいます。フケかゆみ予防のシャンプーには、以下の表記が見られます。
- フケ予防:anti dandruff(anti「反対・防止」+ dandruff「フケ」)
- かゆみ予防:itchy scalp(itchy「かゆい」+scalp「頭皮」)
リンス・トリートメント
リンス・トリートメントは英語ではhair conditioner(コンディショナー)を指します。英語でトリートメント(treatment)とは、treat「扱う(動詞)」の名詞で、医薬処理を意味します。
また、リンス(rinse)は、英語で「洗い流す」という意味なので、リンスだと全く通じない可能性大です。 日本語のコンディショナーとトリートメントの定義が若干曖昧になっていて、分かりにくい単語でもあります。
まとめ
以上、イギリス生活に於ける髪に関する事情をご紹介しました。
まさかモヒカンに・・・海外の美容室で失敗しない頼み方【剃りたい人向け】では、海外の美容室での失敗談をご紹介しています。合わせてチェックしてみてください。
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この記事を書いた人
語学遊学を目的にドイツへ。ケルン大学入学、かろうじて卒業後、ドーバー海峡を越え、渡英、現在に至る。日本とドイツから見たイギリスについて、皆様に役立つ情報をお伝えできればと思います。