人気の「植物性ミルク」とは?カナダにおける牛乳の代替品事情

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Mike Mozart

日本でも少しずつ人気が出てきているものに「植物性ミルク」があります。植物性の原料をもとにして作られたミルクで、牛乳ではお腹を壊してしまう人でも安心して飲むことができます。ここでは、北米やヨーロッパで牛乳の代替品として売られている植物性ミルクについてご紹介します。

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「植物性ミルク」が人気な理由

・牛乳と比べてカロリーやコレステロールが少ない
・植物性なのでヘルシー
・牛乳ではお腹を壊してしまう人でも心配なし
・牛乳とは違った風味や味が楽しめる

カナダで生活していると「ラクトース・フリー(lactose free)」という言葉をよく聞きます。これは「ラクトースが入っていない」という意味です。

ラクトースとは牛乳に含まれている乳糖と呼ばれる成分で、牛乳ではお腹を壊してしまう人はこの乳糖に対して過敏症や不耐症である場合が多いのです。日本人の8割程度が遺伝的に乳糖不耐症であるともいわれています。

どんな種類の植物性ミルクがあるの?

現在カナダで入手できる植物性ミルクには、以下のものがあります。

・豆乳
・アーモンドミルク
・カシューミルク
・ココナッツミルク
・ライスミルク

豆乳は日本でも一般的ですが、他の植物性ミルクは見たことない人も多いのではないでしょうか。ここからは、豆乳以外の4つについてご紹介します。

アーモンドミルク・カシューミルク

アーモンドミルクは、ビタミンEが豊富であることから「美容に効果的」とハリウッドセレブが飲み始めたことからブームになりました。

カシューミルクは販売し始めたのが比較的最近で商品数こそ若干少ないものの、かなり人気があります(カナダの植物性ミルクのブランド「Silk」のカシューミルクの紹介ページ)。

飲んだ感じどちらもほのかに甘くてナッツの香ばしい香りがします。ナッツが好きな人に特におすすめです。

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ココナッツミルク

牛乳のようにクリーミーなココナッツミルクは、食物繊維やカルシウムが豊富です。グリーンカレーなどの東南アジア料理に入れることがあるので、知っている人も多いでしょう。

日本でも入手可能ですが、ほとんどの場合は缶詰で販売されています。カナダではココナッツウォーターと並んで、飲み物としてのココナッツミルクにも人気があります。フルーツと一緒にスムージーにすると手軽にトロピカルドリンクが作れるので、おすすめです。

植物性ではありますが、脂肪分がやや多い(16%)ので、飲み過ぎには注意した方がいいかもしれません。

ライスミルク

ライスミルクは玄米が原料です。植物性ミルクの中でも最もアレルギーを起こす可能性が低いといわれています。大豆アレルギーだから豆乳が飲めないという人でも大丈夫。

日本人に馴染みのある食材からできているので、クセがなくさらっとしていて飲みやすいです。ただ、他のミルクよりは薄めかな?という感じがします。

まとめ

どの植物性ミルクも、無糖のものから、低糖、プレーン味、バニラ味、チョコレート味など、いろいろな種類のものがあります(個人的には、無糖、低糖がやっぱり一番美味しいと思いますが…)。カナダなどの植物性ミルク先進国に滞在する際は、ぜひお気に入りのミルクを見つけてみてください。

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この記事を書いた人

eplm
eplm

Tea drinker, painter, traveler, skier and yogi. アメリカ、カナダ、デンマークなどに居住。現在は翻訳の仕事をしながら、イギリス南西部の田舎町でパートナーとその家族との5人+1匹暮らし。

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