アメリカ在住7年目の留学生が教える「3つの英語習得方法」とは?
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アメリカ留学6年半めに差し掛かる筆者。今はひとりでどこにでも行って、誰とでも会話ができますが、昔はそうではありませんでした。今日は筆者が実践した3ステップ英語習得方をお教えします。
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1.Step out of your comfort zone!(居心地の良いところから飛び出す)
留学し始めて、何より1番最初にしなくてはならないのは、自分が「uncomfortable(居心地よくない)」と思うことに慣れる・挑戦するということです。本を読むより、映画を見るより、何よりこれがまず大事だと思います。
心は確かに折れます。が「step out of your comfort zone!」です。最初は何度も失敗したりしますが、何度も挑戦していくうちに絶対に慣れます。パターンが見えてきます。絶対に克服します。最初の一歩を踏み出してしまえば、あとは流れに身をまかせるのみです。
積極的に英語に挑戦しようと思ったきっかけ
留学して間もない頃の私は、ネイティブスピーカーと話すのがとても不安でたまりませんでした。
というのも会計の際、クスッと笑われたり、聞かれた質問の意味がわからず困ってる私に対して、煙たそうに「はいはい、もういいよ。」という対応をされたことが何度もあったからです。
そういったこともあり、しばらくは語学学校の友達とばかり話していました。また、一緒に遊ぶ友達の中で英語が自分より話せる子に、コーヒーなどの自分の注文を一緒にお願いして甘えていました。
そんな中、私の転機となったのは、とある洋服屋さんでの出来事でした。
カフェでの注文は避けていたのですが、服を購入するのは商品を持って行って会計するだけで簡単。しかしこの日はちょっと違いました。
服を購入した後「レシートを送るからメールアドレスを教えてくれ。」と言われ「xxxxx @(アットマーク)gmail.com」と伝えたところ「アットマーク?綴り教えてくれる?」と返されました。この時の私はパニック!
「@ってアットマークじゃん!英語じゃん!綴りなんてわからないし、しゃべれないしどうしよう!」
最終的には持っていたノートに自分のアドレスを書いて見せました。「あぁ、アットマークって@(アット)ね!」と、一件落着。こちらでは「アットマーク」とは言わずただの「at(アット)」なのです。
確かにパニックになりましたが、何とか自分で解決できた自信と「次にメールを聞かれたときはアットマークではなくアットと言えばOK」という学習ができたので、これをきっかけに徐々にネイティブスピーカーと話すことを克服しました。
2.映画を観て単語(ボキャブラリー)を増やす
映画を観ることはボキャブラリーを増やすのに最適な方法のひとつです。自分が内容を知っている作品を字幕なしで観るといいでしょう。
私は子供の頃にたくさん見てきたディズニーとジブリ映画を英語で見ることから始めました。肝心なのはとにかく耳で繰り返し単語やフレーズを聞いて会話の流れを覚えることです。
そして、ある程度慣れてきたら、好き嫌いをせずいろんなジャンルの映画を観るのもオススメです。ジャンルによって使われる英単語やフレーズが大体パターン化されます。
私はホラー映画が大嫌いだったのですが、ホラー映画を見ることによって宗教的な単語だったり理科系単語を覚えられます。私はホラー映画を繰り返し観ているため、普段使わないような「Astral projection(幽体離脱)」なんて珍しい単語も覚えることができました。
さまざまな国の作品を観るのが良い
また、同じ英語でもイギリス英語やニュージーランド英語など、アクセントが異なる英語圏の映画を見るのもおすすめです。今もそうですが、たまにアクセントの強い人の話が聞き取れないことがあります。「こんなアクセントもある」と知っておくだけで役に立つこともあります。
先日もカフェで話したニュージーランドの方が「heaps」と言っていたのですが、これはアメリカ英語で言う「a lot」です。このニュージーランド圏の言い回しを知っていたのは「Hunt for the wilderpeople」というニュージーランド映画を見ていたからです。
英語学習だけでなく話のネタにも最適
また、単語やフレーズを増やすという意味でもそうですが、映画を観ることによって話のネタになるのは確実です。英単語をいくら知っていても、口にして出さないと意味がありません。
映画好きはどこにでもいるので、話のネタ作りとしてどんどん映画を見て、どんどん人と話しましょう!
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3.インターネットラジオを通学中に聴く
今はスマートフォンがあればPodcastなどのインターネットラジオを通学中のバスや電車の中でも聴くことができます。
私が特におすすめなのはRadio Labです。Radio Labはニューヨークのラジオ局、WNYCが制作している番組で、話の内容は科学的なものから、心理的なもの、歴史的なものまで多岐に渡ります。
どのエピソードも大体1時間の長さですが、効果音などが満載なので、全部の英語が聞き取れなくても飽きないですし、なんとなく何を言っているのかが想像できるのがいいところです。
ウェブサイトから、気になるタイトルのエピソードを選んで繰り返し聞いてみるのがおすすめです。英語を学習できるだけではなく、聞いたあとに考えさせられる内容のものから、思わずウルッときてしまうエピソードもあります。
まとめ
いかがでしたか?私は耳からのインプット、そして口からのアウトプットが大事だと信じています。笑われたり、煙たがれることがあるかもしれませんが、めげずに頑張ってください!
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この記事を書いた人
アメリカ、ボストン在住4年目。エンターテインメイト関係の勉強を頑張っています。遊びに、勉強に、いろんな経験に….毎日全力投球で頑張ってます!