ネイティブのように英語を話したい?私が実践した5つの学習方法
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せっかく留学しても、「日本人の話す英語」のまま帰国する留学生は多数います。どうせなら、できる限りネイティブの英語に近づきたいですよね。今回は、私が実践した英語の学習方法を紹介したいと思います。参考までに、1~3は日本にいる間から始め、4と5は留学してからやっていました。
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1.身の回りのものから覚えていこう!
自分の部屋を見渡してみてください。いくつ英語で言えますか?高校でたくさん英単語を学びますが、意外と知らないのが身近な日用品だったりします。
私は家族の同意を得て、家中に英単語を書いた付箋を貼りまくり、家の中の家具や日用品の中で知らないものを覚えました。
物を覚えるときに一番効果的なのが、五感をできるだけ使う方法です。ただ書いて覚えるのではなく、冷蔵庫に”refrigerator”と書かれた付箋を貼って視覚からも覚えましょう。
2.音楽を聴いて楽しく覚えていこう!
これは実際にネイティブの先生から褒められた英語の勉強方法です。
まず、好きな洋楽アーティストのCDを用意し、一番好きな一曲を選びます。できるだけ英語が聞き取りやすく、また一緒に歌いやすい、バラードかポップな曲がベストです。
かなり古いですが、私はBritney Spears, Mariah Carey, Backstreet Boys, Christina Aguilera, Avril Lavigneなどのアルバムから選んでいました。
一曲選んだら、日本語と英語の歌詞を両方用意します。まず日本語の歌詞を一通り見て、その曲がどんなことを歌っているのか頭に入れます。
次に、英語の歌詞を見ながら曲を聴きます。何度か聴くうちにメロディーが分かってくると思うので、サビの部分だけでもいいですが、できるなら最初から最後まで歌詞を見ながら英語で一緒に歌ってみてください。
大声で歌う必要はありません。私もシャイなので、家族に聞こえない程度でやってました。カラオケが好きな人は、カラオケで歌うのも良いですね。
これを何度も繰り返し、サビだけでも英語の歌詞を見なくても歌えるようにしてみてください。歌うときのポイントは、
① 完全に発音を真似する
恥ずかしがって日本人英語になってはいけません。”R” “Th” などきちんとそのまま真似しましょう!
② 日本語の意味を考えながら歌う
「ここは確かこういう意味だったな」とか「この単語はこういう意味にもなるんだ」など。これを応用すると、歌詞をみなくても経験から曲の内容が分かってきます。
③ とにかくなりきる!楽しむ!
①に通ずるところがありますが、せっかくなら楽しみながらやりましょう:)
英語はイントネーションがとにかく大事だったり、単語と単語をくっつけて発音したり(例:take it easy, hang in there, get up, etc..)しますよね。
だからこそ、「あいうえお」しか母音を話さない日本人にはリスニングが難しく、日本語にある音以外は日本人の耳には雑音として処理されてしまうのです。英語を雑音として処理しないためにも、手軽な音楽から耳を鍛えてみてください。
音楽がリスニングに良いのはもちろんのことですが、この方法を続けると単語・イディオムなどの語彙、また発音にも効果的です。ポップな曲だと若者が使う言葉や言い回しが歌詞によく入っているので、実際に会話の中で使ってみるとさらに良いですよ!
3.映画や海外ドラマで楽しく覚えていこう!
英語を学ぶとき、たくさんの人が映画や海外ドラマを使って学習しているかと思います。楽しく学べるので、とても効率的ですよね。
ただ、学ぶ映画や海外ドラマの選択ミスであまり学習に効果が見られない場合もあります。選ぶポイントは、
① 留学先の国の映画・ドラマから選ぶ
留学先が決まっているなら、できるだけその国の映画やドラマを選びます。日本に方言があるように、英語にも行く先々によって方言のようなものがあります。一番良い例が、アメリカ英語とイギリス英語の違いです。イギリスへ留学するのにアメリカのドラマや映画ばかり見ていると、実際に留学したときに英語が聞き取れない!なんてことも起こりえます。
② 内容が複雑なものは避ける
SF、スパイ、政治・医療関係など、とにかく日本語で見てもややこしそうな映画でなく、ラブストーリー、コメディ、ラブコメディ、アニメのジャンルをお勧めします。
私は医療関係や警察関係のドラマが好きで、よく日本にいる時にCSI科学捜査班というドラマを見ていました。おかげで、autopsy(検死、解剖)やTOD (time of death; 死亡推定時刻)などの専門用語は覚えましたが、実際留学に役に立ったことはないです。
それから、何度見ても飽きない映画を数本DVDで持っておくことをお勧めします。DVDの利点は、サブタイトルをつけたり音声が英語と日本語と両方ある点です。
サブタイトルを追うのが苦手な人は、まず日本語音声で映画を見ましょう。これは内容をある程度理解するためです。これが終わったら、今度は英語音声で日本語のサブタイトルをつけましょう。何度も見て内容やセリフが頭に入ったら、最終段階です。英語音声でサブタイトルも英語にしましょう。
実際に話されてる文章を文字で見ることで、単語と発音をリンクさせます。できるならば、イントネーションがどうなっているか、どこにアクセントを置くのか、などまで見ながら学習するとさらに効果が出ると思います。
私の友人は、インターネットから映画のscript (台本)を見つけて、それを見ながら映画を見ていたそうです。いろんな方法があるかと思いますが、自分に合った方法で楽しく学んでみてください:)
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4.ネイティブと会話をし、ネイティブの真似をしよう!
カリフォルニアの語学学校にいたころ、一人のフィリピン系アメリカ人の男の子と仲良くなりました。彼はフィリピン生まれで、小さい頃アメリカに家族で引っ越してきたそうです。初めは英語が苦手だったそうで、私たち留学生の気持ちをよく理解してくれました。
そこから私は彼と仲良くなり、彼に私の発音や文法の間違いを指摘してもらうことにしました。おかげで数週間ほど会話がまったく進みませんでしたが、語学学校からコミュニティカレッジに移るまでの1か月で驚くほど英語が上達しました。
ネイティブの英語の真似をするのは、私は英語上達の大きなカギだと思っています。音楽や映画を見て真似をするのと、同じ原理です。
ホストファミリーと一緒に住んでいる人は、ぜひその素晴らしいチャンスを無駄にしないでください。できるだけたくさん会話をし、彼らの英語の真似をするのです。
なかなかネイティブと話す機会がない人は、学校のconversation partnerやイベントを利用しましょう。学校の先生でもいいです。数分お話をするだけでも効果があります。
5.新しく学んだ単語・イディオムを実際に使ってみよう!
どんなスキルも実際に使わないと上達しません。英語も同じことです。
私は新しく学んだ単語やイディオム、スラングなどを付箋に書き、机の自分が目につくところに貼っていました。そして会話の中やメールの中で使えそうなタイミングがあれば使うようにしていました。
まとめ
英語と日本語は語源からまったく違う言語なので、ネイティブ並みに近づこうとするのは至難の業です。でも、何事も諦めなければ達成できます。みなさんに合った学習法で、楽しみながら英語を学んでいってくださいね:)
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この記事を書いた人
高校卒業後すぐ渡米し、大学院までの約8年をアメリカで過ごす。西海岸すべての州に住み、しっくりくる土地を求めオレゴン州ポートランドに落ち着く。最近の趣味は、始めたばかりの刺繍、天気が良い日のワイナリー巡り、ペットのLilly(ネコ)を膝にのせての映画鑑賞。