留学で保険って必要?どうやって選ぶ?留学・ワーキングホリデー保険の必要性とは
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留学やワーキングホリデーを予定している方で、保険の加入について悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。意外と高いのがネックになる留学保険。本当に加入する必要はあるの?どんな保険を選べばいいの?そんな留学やワーキングホリデーの保険についてご紹介します。
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留学に保険って必要?
留学・ワーキングホリデーの準備で忘れてはいけないものが「保険」です。留学のような長期間の海外滞在には、海外旅行と同じ保険ではカバーできないトラブルやアクシデントが起こる可能性があります。
安心して留学生活を送るためには、しっかりと留学に適した保険を選ぶ必要があります。
ただ、留学保険は意外と高いのがネック。日本の各保険会社が提供する「留学保険」のプランは、それぞれ半年間で7万円〜12万円、1年間で15万円〜25万円程度が各社の平均価格となっています(2016年11月現在)。
ですが、だからと言って保険を契約せずに留学したり、留学に適していない保険を契約してしまうと、海外生活において大きなリスクを伴います。一体どんなリスクがあるのか、そのリスクをカバーするにはどんな留学保険を選べばいいのか、まるごとお教えします!
健康面でのリスク
留学やワーキングホリデーなどの長期滞在の場合、まず心配なのは病気・怪我・事故など健康面でのリスクです。
例えば、日本では「自分は健康そのもの!」と自負している人でも、慣れない海外での長期間の滞在になると、現地の食生活や気候の変化、生活習慣の文化が合わないために思わぬタイミングで体調を崩すこともあります。
また、新しい場所で新しいことに挑戦する留学生は、気が付かないうちにストレスが溜まったり、緊張が一気に解ける休日などに身体を壊してしまう…なんてことも考えられます。
思わぬ病気や怪我に見舞われた時、留学保険に入っていればすぐにキャッシュレスで治療が受けられる医療機関にアクセスできます。また、症状を医師に伝えたり手続きをしたりする時に日本語でサポートしてくれる保険もあります。
高額医療費のリスク
留学中の病気や怪我のリスクは、高額医療費のリスクにも繋がります。
医療制度が安定している日本とは違って、アメリカを始めとする欧米諸国でかかる医療費は思わず目を疑うほど高額なことも少なくありません!入院にかかる費用を見てみると、海外では驚くほど高額になっている国もあるのが分かります。
世界各国の入院費(1日)
東京 | 1.4万円 |
---|---|
バンクーバー | 15〜50万円 |
ニューヨーク | 10〜50万円 |
ロンドン | 10万円 |
ローマ | 5万円 |
シドニー | 6〜11万円 |
(※出典:価格.com 保険 「海外の医療費」)
高額医療費用事故の実例
もしも、適切な保険を契約せずに海外へ留学したら、一体どれほどの医療費請求が予想されるのでしょうか?実際に保険会社が支払った高額医療費の実例をご紹介します。
▶ 2500万円以上の請求〈アメリカ〉
風邪・呼吸困難を訴え受診。肺炎・不整脈と診断され21日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護士が付き添いチャーター機で医療搬送。
▶ 800万円以上の請求〈イギリス〉
留学中、急な胸の痛みを訴え受診。気胸と診断され83日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。
▶ 1406万円の請求〈オーストラリア〉
スノーボードのジャンプで着地に失敗しヘリコプターで搬送。腰椎骨折・脊椎損傷と診断され16日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。
▶ 1547万円の請求〈フランス〉
嘔吐が続き受診。腸閉塞と診断され44日間入院・手術。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送。
▶ 613万円の請求〈ドイツ〉
留学中、急な不安を感じ受診。不安神経症と診断され59日間入院。医師・看護師が付き添い医療搬送。
(※出典:t@bihoたびほ「海外の高額な事故例」)
病気や怪我、事故は、必ずしも努力して防げるものではありません。まして慣れない海外で、こんな悲惨な事態を起こしたら、留学も悲しい思い出になってしまいます。
旅行保険では保証されないリスク
医療面に限らず、長期間の留学生活になると、一般的な旅行保険では補填できないような高額請求のリスク、トラブルやアクシデントも起こりえます。
例えば、住居内にある家財や身の回りの品が、盗難や火災などにより損害にあったとき。これは、旅行保険に含まれている「携行品損害」の対象にはなりません。
また、失火により住居に損害を与えてしまい、家主から法律上の損害賠償責任を請求されたとき。弁護士を自分で手配するとなると、多額の費用がかかってしまいます。
「アパートのシャワーを壊してしまい、家主から修理費用として100万円請求されてしまった!」など、リスクは身近なところに潜んでいます。普通の旅行と同じような感覚で保険を選び、留学してしまうと、万が一の時に大惨事になってしまうのです。
そんなリスクを最小限にするためにも、以下のような補償内容が充実した留学保険を選ぶ必要があります。
留学保険に含まれる補償内容
補償内容 | 詳細 |
---|---|
傷害死亡 | ケガによって死亡した場合の補償 |
傷害後遺障害 | ケガによって後遺障害を負った場合の補償 |
傷害治療費用 | ケガの治療費用の補償 |
疾病治療費用 | 病気の治療費用の補償 |
救援者費用 | 入院した際に家族が現地に駆けつけた場合の費用の補償 |
個人賠償責任 | 誤って他人にケガをさせたり他人の物を壊し賠償責任を負った場合の補償 |
携行品損害(短期契約) | 持ち物が盗難にあったり壊れた場合の補償 |
生活用動産(長期契約) | 室内にある家財が盗難にあったり壊れたりした場合の補償 |
航空機手荷物寄託遅延等費用 | 預けた荷物が届かなかった場合の補償 |
航空機遅延費用 | 航空機が遅延して追加の出費をした場合の補償 |
弁護士費用 | トラブルに巻き込まれて弁護士に費用を支払った場合の補償 |
テロ等対応 | テロが発生して追加の出費をした場合の補償 |
歯科治療費用(長期契約) | 海外滞在中の歯科治療の補償 |
緊急一時帰国費用(長期契約) | 日本の家族が危篤、等の理由で緊急帰国した場合の補償 |
疾病に関する応急治療・救援費用(長期契約) | 過去に発症したことのある病気の治療費用の補償 |
留学保険の選び方《4つの注意点》
では、留学保険を選ぶ際にはどんなことに注意すれば良いのでしょうか。留学保険を選ぶ時には、4つのポイントがあります。
1.フリープランがある
留学やワーホリの場合、海外の滞在が数ヶ月間の長期にわたることが多いでしょう。滞在期間が長いほど、保険料も高くなってしまいます。
そのため、できるだけ保険料を抑えられるよう、自由に補償内容を選ぶことができる保険がおすすめです。必要最低限、自分の留学プランに合った内容の保険にカスタマイズできる保険なら、留学にかかる費用を大幅に節約することができます。
2.すぐに契約できる
留学保険は、日本にいるうちに準備を終えていなければいけません。留学保険の契約にはある程度時間がかかるため、留学が始まる2ヶ月前くらいから準備するのが安心です。
しかし、すでに1ヶ月を切っている人や、急いで契約をしたい人には、オンラインで手続き・契約までができる保険を選ぶことをおすすめします。
3.現地サポートの充実度
留学保険には、現地での生活のサポートサービスを提供しているものがあります。せっかく保険を契約したのに、いざ海外から請求をしようと思ったら上手く手続きができなかった、なんてことも考えられますよね。
留学先で困ったときにも気軽に相談できるサポートデスクがある保険会社や、日本語での24時間無料の電話相談サービスを提供している保険会社が安心です。
4.医療面の安心度
急に体調を崩して病院へ!そんな時に「お金が足りない」「症状を英語で上手く伝えられない」なんてことが起こったら大変です。
医療面に関しては、補償の金額だけでなく、キャッシュレスで対応してくれる病院が留学先の自宅や学校の近くにあるかどうかや、治療時の電話通訳サービスの可否も、重要なチェックポイントです。
また、見過ごしがちな「歯科治療費用」も要チェック。一般的な海外旅行保険には含まれない上に、一度かかるだけでも高額な治療費が発生します。
おすすめの留学保険
留学やワーキングホリデーに適した保険は各種ありますが、おすすめなのはネットで申し込み・手続きができる留学保険「t@bihoたびほ」です。
旅行会社大手のJTBとAIGの合弁会社として設立された、ジェイアイ傷害火災保険が提供する海外旅行保険「t@biho たびほ」は、インターネットからの加入に限定したサービスです。インターネット専門にすることで、印刷物などのコストを削減し、割安な保険料を実現していることで定評があります。
まとめ
いかがでしたか?留学・ワーキングホリデーに保険が必要な理由がお分かりいただけたでしょうか。
最近では、クレジットカードにも充実した海外旅行保険が付くようになりました。ですが、クレジットカード付帯の海外旅行保険と留学保険には大きな違いがあるので、十分注意して留学に適した保険を選択する必要があります。
今回紹介した保険の選び方を参考に、安心の留学生活を実現させてください。
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