パリ市内中心地から各空港へのアクセス方法

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フランス・パリ市内中心地からシャルル・ド・ゴール国際空港、オルリー空港、ボーヴェ・ティレ空港、それぞれの移動手段、料金、所要時間などのアクセス方法についてご紹介します。

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パリには3つの空港がある

パリには3つの空港があります。シャルル・ド・ゴール国際空港、オルリー空港、そして郊外にあるボーヴェ・ティレ空港です。

シャルル・ド・ゴール国際空港からパリ市内への交通手段

シャルル・ド・ゴール国際空港

フランス最大の空港、シャルル・ド・ゴール空港から市内へのアクセスは大きく分けて電車、シャトルバス、路線バスの3つです。

電車

「RER」と呼ばれるパリ市内と郊外をつなぐ長距離列車
Wikimedia Commons

「RER」と呼ばれるパリ市内と郊外をつなぐ長距離列車があり、RERのB線が空港と市内を走っています。空港から市内へは急行でおよそ30分、各駅停車であれば約50分です。

乗車券は10歳以上は10ユーロ、4〜10歳は5ユーロ、4歳以下は無料となっており、駅の券売機で購入できます。始発は5時、最終は夜11時まで運行していて便利ですが、荷物にはくれぐれも気をつけてください。RERはあまり治安が良くないことでも有名です。

シャトルバス

「ロワシーバス(Roissybus)」と呼ばれるフランスのシャトルバス
Wikimedia Commons

「ロワシーバス(Roissybus)」と呼ばれるシャトルバスが走っており、パリの中心部、オペラ座から15分間隔で運行されています。所要時間はおよそ1時間、乗車券はネット、券売機や観光案内所、または乗車時に直接運転手からも購入可能です。大人は片道11.5ユーロです。

渋滞に左右されやすいので到着時間が読めないというデメリットもありますが、車内からちょっとした観光ができるので時間に余裕があればおすすめです。また、エッフェル塔やモンパルナス駅へ発着するシャトルバス「エアーフランスバス」もありますので、行き先に応じて使い分けると便利ですね。

路線バス

パリ市内を走行する路線バス
Wikimedia Commons

空港と市内をつなぐ路線バスには350番と351番があり、メトロやトラムも共通で使える切符「カルネ」3枚で乗ることができます。2016年10月現在、パリのカルネは1枚1.90ユーロなので、およそ5.70ユーロで市内に出ることが可能です。

とにかく安い交通手段ですが、路線バスなので途中で乗り降りが普通に行われ、到着までに1時間半以上はかかります。また荷物を置くところもないので大きな荷物があるときは厳しいです。

オルリー空港からパリ市内への交通手段

オルリー空港

オルリー空港から市内へのアクセスは大きく分けてシャトルバス、路線バス、トラム、モノレールの4つです。

シャトルバス

「オルリーバス(Orlybus)」と呼ばれるフランスのシャトルバス
Wikimedia Commons

「オルリーバス(Orlybus)」と呼ばれるシャトルバスがメトロ4、6番線とRER B線のデンフェー・ロシェルー駅(Denfert Rochereau)へ10〜20分間隔で出ています。所要時間は約30分、料金は7.70ユーロです。

シャトルバスといっても途中いくつか停留所があるので、滞在先に応じて下車することも可能です。

路線バス

フランスの路線バス183番
Wikimedia Commons

路線バスは「ポルト・デ・ショワジー(Porte de choisy)」というトラム、メトロ7番線の駅から183番路線に乗ればカルネ1枚、約2ユーロという破格の安さですが、1時間前後の時間がかかるので、荷物、時間ともに余裕のあるときに利用されるのをおすすめします。

トラム

フランスのトラム
Wikimedia Commons

トラムは切符1枚で乗ることができますが、ビエジュイフ・ルイ・アラゴン(Villejuif-Louis Aragon)駅というメトロ7番線の最終駅に到着します。そこまではおよそ45分。そこから市内中心部となると40分ほどメトロでかかります。乗り継ぎがあるので、慣れないうちは戸惑うかもしれません。

モノレール

フランスの「オルリーバル(Orlyval)」というモノレール
Wikimedia Commons

「オルリーバル(Orlyval)」というモノレールが走っており、RER B線アントニー(Antony)駅へは30分足らず、およそ7分間隔で運行されています。速いのが魅力で、料金はアントニー駅までだと9.30ユーロです。

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ボーヴェ・ティレ空港からパリ市内への交通手段

ボーヴェ・ティレ空港の様子
Wikimedia Commons

筆者は先の2つを利用する機会があったのですが、三つ目のボーヴェ・ティレ空港はパリから北に約85キロとあまりにも遠いため使ったことはありません。空港からシャトルバスでおよそ75分でメトロ1番線の終着駅ポルト・マイヨ駅到着、そこから市内中心部となるとさらに30分はかかります。大きい荷物を抱えての移動は辛いものがありそうですね。

乗り放題定期「Navigo(ナビゴ)」が便利

フランスの乗り放題定期「Navigo(ナビゴ)」
Wikimedia Commons

「Navigo(ナビゴ)」という乗り放題定期を持っていれば、RERはもちろん、ロワシーバスやオルリーバスにも乗ることができます。留学生の場合、最初の入国時以降は半額の定期を持つことができ、とても便利です。

まとめ

いかがでしたか?ご自分にあった交通手段をぜひ見つけて楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

クッキー
クッキー

日本でグラフィックデザイナーとして働いた後、ワーキングホリデービザで芸術大国フランスへ。パリで数ヶ月バイトをして貯めた資金で旅行三昧、現在は念願のリヨンで暮らしています。

http://freu.megabus.com/default.aspx

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