ロンドンでおすすめ美術館&博物館のレストラン、カフェ4選
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ロンドンにはたくさんの見所がありますが、きちんとしたお料理がいただける美術館や博物館が多いのも嬉しいポイントです。またセルフサービスなのに素敵なお部屋でゆったりできたり、あなたのスタイルに合わせてお気に入りの場所がきっと見つかるはず!素敵なそんな場所をお伝えします。
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1.The Wallace Restaurant(The Wallace Collection)
1897年に創立、この美しい美術館「The Wallace Collection(ウォレス・コレクション)」は主に第四代ハートフォード侯爵のプライベートコレクションから成り立っていました。
その後、屋敷とコレクションは息子リチャード・ウォレスに相続されましたが、ウォレスの未亡人がコレクションの全てを英国政府に寄贈した後、美術館は一般公開されるようになりました。
すべての展示品の外部への持ち出し、外部の展示会に貸し出すことは一切禁止されており(寄贈される際の条件でした)、まさにここに来なければ見ることのできない美術品が、それだけでも十分見る価値のある素晴らしい屋敷の中に美しく展示されています。
また、ここには吹き抜けの光が優しく開放感あふれるレストラン「The Wallace Restaurant(ウォレス・レストラン)」が併設されています。パティオ風に緑がおいてあったり、ソファーに沈むようにのんびりできたり、雰囲気は抜群なのに高級すぎず、カジュアルすぎず、使い勝手もとても良いのです。
門外不出のコレクションがあるお屋敷の中でシャンパンやワインを片手にお食事する方やアフターヌーンティーを楽しむ方々で週末は特に列ができるほど、しかも入場料は無料。
デパート・セルフリッジ、高級ブランドの路面店などがあるショッピングエリアの「Bond Street(ボンド・ストリート)駅」から近いですから、お買い物のあとにのんびりされてはいかがでしょうか。
カフェとしてカジュアルにも使えますが、人気が有るためにゆっくりとお食事やアフターヌーンティをされたい方はウェブサイト、メールでも予約が可能ですので、ぜひ予約をされた上いかれてください。
基本情報
- 名称:The Wallace Restaurant(ウォレス・レストラン)
- 住所:Hertford House, Manchester Square, London W1U 3BN
- アクセス:Bond Street(ボンド・ストリート)駅から徒歩10分
- 営業時間:【日〜木】10:00〜16:00【金〜土】10:00〜21:30
- 電話番号:+44 20 7563 9505
- 公式サイトURL:http://www.wallacecollection.org/visiting/thewallacerestaurant/
2.Portrait Restaurant(National Portrait Gallery)
トラファルガー・スクエアといえば「National Gallery(ナショナル・ギャラリー)」が有名ですが、その隣にある別館の、ポートレイト専門の美術館「National Portrait Gallery(ナショナル・ポートレート・ギャラリー)」と、併設されたレストラン「Portrait Restaurant(ポートレート・レストラン)」共にお勧めなのです。
3Fにあるこのレストランは、なんといってもそのすばらしい眺めが美しく、トラファルガー広場にたって私たちを見下ろしているネルソン提督記念像や、その背後にはあのビッグ・ベン、ロンドンアイ、国会議事堂など美しいロンドンの有名な景色が楽しむことができます。
朝食、ランチ、アフターヌーンティー、ディナーとさまざまな使い方ができ、とても便利な上に、隣のナショナル・ギャラリーが有名すぎるのもあるのでしょうか、大混雑することも少なく、割とゆったりと過ごせます。
コッツウォルズやドーセットなどイギリス各地の選ばれたサプライヤーから提供された食材を使ったお料理にも定評あり、日曜日にはローストポークやビーフなどがメインに登場するサンデーメニューがあるようです。
アートを楽しんだ後はぜひすばらしいロンドンの景色を満喫されてはいかがでしょうか。
基本情報
- 名称:Portrait Restaurant(ポートレート・レストラン)
- 住所:National Portrait Gallery, St. Martin's Pl, London WC2H 0HE
- 営業時間:10:00〜18:00
- 電話番号:+44 20 7312 2490
- 公式サイトURL:http://www.npg.org.uk/visit/shop-eat-drink.php/
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3.「Tate Modern(テート・モダン美術館)」内の数々の飲食スペース
モダン、コンテンポラリーアート作品がずらりと展示される「Tate Modern(テート・モダン美術館)」。2016年初夏には新館の「Switch House」もオープンし、話題になりました。
ここは6階にある、眺めが良いバーでとても有名で、テムズ河、セント・ポール寺院がエレベーターを降りるとすぐ目の前に広がります。シティなどロンドンの中でも古い建物が揃い、昔のよきロンドンを髣髴させる雰囲気が残るエリアをパノラマで見渡せるとあって、いつも大混雑。
バーは窓に沿ってカウンター型の席が設置されており、そこに座りながらコーヒーやワイン、クラフトビールにカクテル、イギリスのサイダー、おつまみになるサラミや牛のカルパッチョなどの小さな小皿をなどをいただくことができますが、どちらかといえば飲み物と眺めをメインに訪れる人が多いようです。
難点は人気のためにいつも席が満員、食べ残しや飲んだ後のカップの片付けが追いつかないときにはそれらがカウンターに置かれていることも。ゆったり景色を眺めるなら平日の昼間がお勧めです。
お食事をメインに取れる場所をご希望の場合は、1階にある季節のスムージーやサラダ、サンドイッチなどがいただけるカフェや、上記でご紹介したバーに併設されたレストランに行かれたほうがよいかと思います(眺めはカフェ、バーより劣るかもしれません。)。フィッシュアンドチップスなどイギリスのクラシックな料理がいただけます。
また、新たに増設されたSwitch Houseにもレストランが登場しています。9階にあり、よい眺めを売りにしているようです。こちらはコーンウォール産のカニやヨークシャーのチキン、イギリス産牛肉のステーキなど、素材にこだわるモダンブリティッシュ料理がいただけるようです。ワインも豊富にそろっています。
いくつかの飲食スペースがあるテート・モダンで一日ゆっくり過ごされてはいかがでしょうか。
基本情報
- 名称:Tate Modern(テート・モダン美術館)
- 住所:Bankside, London SE1 9TG
- 営業時間:【日〜木】10:00〜16:00【金〜土】10:00〜22:00
- 電話番号:+44 20 7887 8888
- 公式サイトURL:http://www.tate.org.uk/visit/tate-modern/
4.The V&A Cafe(The Victoria and Albert Museum)
ケンジントン地区にある「The Victoria and Albert Museum(ヴィクトリア&アルバート博物館)」は、ロンドンっ子の多くが「一番好きなお勧め観光地」として挙げる、素敵でわくわくする博物館です。
ファッションの展示などやエキシビジョンも多く、色々なものがマニアックにそろっているため筆者も大好きです。
さて、この博物館ですが、なんと世界で始めて美術・博物館併設のカフェを作ったという歴史を誇っています。それなのにカジュアルでセルフサービスで利用できるのも旅行者には魅力的。4つに分かれた各セクションはどこも雰囲気がとてもよく、セルフサービスにありがちなプラスティックでできた感は全くありません。
特に、かの有名なウィリアム・モリスにより設計された「モリス・ルーム」、元は緑の部屋と呼ばれたその部屋はシックで美しいパターンに囲まれながら、ゆっくりと過ごせることで人気が有ります。
その他も「ギャンブル・ルーム」、「ポインター・ルーム」など個性的なエリアがあり、さらにフードなどを売る場の雰囲気と一体化させたような、白を貴重にした清潔感のあるモダンなエリアもあります。
お料理も冷製のおつまみになりそうなフードや軽いスナック、サラダからフィッシュパイなどの豊富なメイン、スープ類、サンドイッチ、デザートなどなど種類もたくさんです。
ワインもありますからゆっくり時を忘れて展示品を鑑賞したあと余韻にひたって一杯・・・も素敵ですね。
基本情報
- 名称:The V&A Café(ヴィクトリア&アルバート博物館)
- 住所:Cromwell Rd, London SW7 2RL
- 営業時間:【土〜木】10:00〜17:15【金】10:00〜21:30
- 電話番号:+44 20 7942 2000
- 公式サイトURL:http://www.vam.ac.uk/visit/
まとめ
いかがでしたか?ちなみに1番のウォレス・コレクション以外では、どこも入場は無料ですので、気軽にお出かけくださいませ。皆様がロンドンで素敵なひと時をお過ごしになれるよう、今後もさまざまな情報をご紹介していきます。お役に立てましたら幸いです!
Have a lovely day!
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この記事を書いた人
イギリスのロンドンはウィンブルドンに住んで9年目です。元ハリーポッターに出演していた夫(南アとオランダのダブル国籍です)と二人暮らしです。私がいっぱい涙が出るくらい恥ずかしい思いをしつつ経験してきた生活の知恵、英語の言い回し、イギリスの穴場やこぼれ話をお届けできたら嬉しいです。またBAFTAの試写会でのセレブリティーの写真もご紹介できたらと思います。