台湾国立大学ってどんな大学?ーー国立台湾大学の留学経験者にインタビュー
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台湾国立大学の留学経験者にインタビュー企画第2回目!今回は中国文学学科に所属している高橋さんに台湾国立大学のことについて詳しくインタビューしました。入学の動機から大学に向いている学生像まで、様々なトークが飛び出しました。
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今回の留学経験者インタビューは台湾の国立台湾大学に留学している「高橋美穂(たかはしみほ)」さん。現在国立台湾大学中国文学科の2年生です。そんな高橋さんの留学生活の様子を3回に分けて紹介します。
第2回目の今回は、高橋さんが通う台湾国立大学について語ってもらいました。
大学内に郵便局も!1つの町のような国立台湾大学
ーー 大学内の施設は日本の大学と比べてどうですか?
国立台湾大学は、台湾の中でも一番規模が大きい大学なのでとにかく広いです。図書館と体育館もすごく大きいですし、大学内に郵便局や幼稚園があることが特徴ですね。
自転車がないとキャンパス内の移動が間に合わないくらいキャンパスが大きいので、大学内をタクシーが走っています。まるで1つの町のような環境です。
ーー 国立台湾大学には何人くらいの学生がいるんですか?
総学生数は約32,000人です。そのうち現地生(台湾人)約30,000人、外国籍生約2,000人といった感じです。
ーー 全体の日本人比率はどのくらいですか?
大学に一番多いのは韓国人です。次に多いのが日本人、アメリカ人、マレーシア人といった感じです。私が所属している中国文学科は本科と国際科に分かれていて、国際コースは2008年に開設された新しいコースなんです。
そこで文学史や古典を学んでいるのですが、20人のコースの中の約半分が韓国人です。日本人は日台ハーフの子を含め、たったの3人です。
ーー 昼食などはカフェテリアなどで食べていますか?
カフェテリアでも食べますが、大体は学校の近くのお店で食べています。台湾料理はもちろん、日本料理・タイ料理・ベトナム料理など多くのレストランがあるので行ったことがないお店もまだたくさんあります。
毎日授業が終わり必ず言うことは、「今日は何食べる?」です。(笑)この中でもタイ料理店はよく行きますが、台湾のタイ料理は日本人の口に合うと思います。
ーー 台湾国立大学の魅力は何だと思いますか?
最大の魅力は台湾一広大なキャンパスだと思います。目玉である椰子の木ロードは、歩いているだけで気持ちが良いです。まるで大学というより公園のようで、老若男女関わらず多くの人が集う憩いの場になっています。
また、海外留学生受け入れ数も多く、世界各国の友達ができるので、刺激的な毎日を送っています。
英語力と中国語力が求められる国立台湾大学
ーー 入学申請の手続きでは何を準備しましたか?
学科によって、準備しなければいけない書類は異なります。中国語能力の証明に加え、書類審査でTOEFLやTOEICのスコア提出を求める学科も多いです。
私の学科は、中国語レベルの目安としてTOCFL(台湾の中国語検定)中高級以上が求められ、新HSK5級のスコアでも代用できました。HSKとは中国語の能力を測るための試験で、6級が一番難易度が高いです。
もちろん語学能力の証明も大切ですが、それよりも重視すべきなのは研究計画書や、自伝だと思います。
ーー どのようにして台湾国立大学への留学を決めたのですか?
旧帝国大学であり、かつ台湾最高学府である台湾大学は、優秀な先生方が揃う良質な学習環境の中で学生生活を送ることができます。やるからには全力で上を目指したいと思い、台湾大学を第一志望として受験しました。
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理想な学生像は真面目に努力できる人
ーー どのような目的の人が向いていると思いますか?
自分で学びたい分野が正確に決まっていて、積極的に努力できる人が向いていると思います。課題の量が多いので、本当に勉強したい人でないと続かないのではないかなと思います。
特にテスト前はレポートと発表で忙しく遊ぶ時間もなくなってしまいます。私が所属している学部では一年生は必修がほとんどなので、勉強に真面目に取り組まない生徒は四年間で卒業できない場合もあります。自分のやりたい事を徹底的に究められる人には、向いていると思います。
ーー 台湾国立大学で他に学べることは何ですか?
台湾大学は、とにかく授業内容が豊富です。英語で行われている授業も多いので、中国語が話せない交換留学生の人たちはこういった授業を履修しています。お茶や茶葉について学ぶ授業や、日本人の教授が開講している日本語のみで日本歴史を学ぶ授業もありますし、選択体育にもヨガやスカッシュ、太極拳など選択肢がたくさんあります。自分の興味関心次第で、いろいろなことが学べますよ。
また、学部に関わらず、台湾大学に入学した学生は卒業までに英語の資格を取得しなければならないという規定があるので、中国語だけではなく同時に英語力も伸ばすことが出来る環境ですね。
編集部コメント
いかがでしたか?台湾国立大学での大学生活がイメージしやすくなったのではないでしょうか?みなさんも高橋さんの経験を参考にして有意義な留学生活を送ってみてくださいね!
今回紹介した国立台湾大学の口コミ
名称 | 國立臺灣大學(国立台湾大学) |
---|---|
国・都市 | 台湾 / 台北 |
学校形態 | 大学大学院 |
住所 | 106 台湾 台北市大安區羅斯福路四段1號 |
電話番号 | +886 2 3366 3366 |
公式サイト | http://www.ntu.edu.tw/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/416/ |
インタビュアー
林元真季(はやしもとまき)/ 早稲田大学二年/ アブログインターン生
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