パスポートの有効期限は大丈夫?アメリカ学生ビザ「J-1ビザ」の申請時に注意すべき4つのこと
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アメリカへ留学するにあたって最も苦労することの一つが、ビザ取得の手続き。一か所でも間違いや書類不備があったら、ビザが下りずに留学に行けなくなってしまう、なんてこともあり得ます。出国前の段階でそんな残念なことにならないように、自分が何をすればいいのかをしっかりと確認しておきましょう。今回は、私がアメリカ留学前に取得した学生ビザ「J-1ビザ」の取得時に注意すべきだと思ったことを4つお伝えします。
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1.パスポートの有効期限
ビザ取得手続きを始めるにあたって、まず最初に確認しなければならないのが、手持ちのパスポートの有効期限です。通常、 アメリカでの滞在予定期間に加えて6か月以上の有効期間がなければなりません。今現在パスポートが手元にない、または十分な有効期限が残っていない、という場合にはまずパスポートの取得・更新に行かなければなりません。
パスポート発行にも時間がかかるので、留学を決めてビザ申請が必要だと分かった時点で一度パスポートの有効期限を確認しておきましょう。ギリギリになって有効なパスポートが手元にない、と言っても、大使館・領事館は待ってくれませんよ!
2.銀行の残高確認
提出書類の中でも、パスポートのように申請必要書類の他に、補足書類があります。補足書類は、 申請者の渡米の目的や家族の状況、自国での将来設計や見込みなどを把握するために用いられるのですが、金融機関の残高証明書がその一つです。
留学に必要な金額が銀行口座にきちんと預けてあるのを確認したうえで、それを証明する文書を発行してもらう必要があります。ここでいう「留学に必要な金額」とは、一年間の留学でおよそ25,000~30,000ドルと言われています。資金調達は急にはできないので、余裕をもってコツコツ貯めておくようにしましょう。書類を発行してもらう前に、残高をドル表記でも書いてもらうようにお願いしておくとなお良いです。
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3.早めの面接予約
大使館・領事館での面接予約はオンラインで行います。書類の準備が進んできたら、早めに面接の予約を取りましょう。アメリカでのプログラム開始のピークは8~9月なので、その1、2か月前の6~7月は特に混雑します。出国までには必ずビザが手元にあるように、余裕を持って予約をしましょう。
通常、面接でビザ取得の許可が下りてから自宅にビザが郵送されるまでに1週間ほどかかります。しかし私が取得した頃には、国務省のビザ発行システムに不具合が生じ、数週間ビザの発行が不可能になっていました。その後、予定より3週間ほど遅れてビザが到着しましたが、私は早めに申請していたので出国には間に合いました。このような緊急事態はいつ起こるかわからないので、十分注意しましょう。
4.提出書類の確認
最終的に私が面接時に提出したのは以下の書類です。
申請必要書類
- 面接予約確認書
- DS-160ビザ申請確認書
- 顔写真
- パスポート
- 留学先からのDS-2019
- I-901 SEVIS費用確認書
補足書類
- 日本の大学の在学証明書
- 残高証明書
- 日本の大学の成績証明書
- 高校の成績証明書
不備がないように確認してから面接に臨みましょう。日本語の書類には英訳を付けておくと手続きがスムーズにいくと思います。
まとめ
いかがでしたか?やることが多くて大変かとは思いますが、ビザ取得は留学前にすべき最も大切なことです。しっかり準備して、いい留学のスタートを切れるようにしましょう。必要書類などの最新情報、アメリカ大使館のビザ申請の解説、J-1ビザの詳細などは、大使館ホームページを参照してください!
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この記事を書いた人
アメリカのコロラド州ボルダーに一年間交換留学。山の中でのんびり過ごした留学時代について綴ります。趣味はクラシックバレエとゲーム。