留学したいけど就活が不安?留学後に就活を成功させた私の就活体験談
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留学したいけど就活が不安…。そんな悩みを抱える人は多いのではないでしょうか?私自身も就活を始めるまでは留学のせいで就活に出遅れないか、不安でいっぱいでした。今回は、留学後に第一志望の企業から内定をもらった私の体験談をご紹介します!
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1.留学前
留学したいけど就活が不安
私は、3年生の9月から半年間の留学を考えていたので、3月の就活解禁時は留学先にいることが確定していました。そのため、企業の説明会や冬のインターンシップに参加できず、就活に出遅れるのではないかと不安を抱えていました。しかし、長年の夢であった留学を諦めたら絶対に後悔する、また留学の経験こそ自分の新たな強みになると思い、留学への挑戦を決意しました。
行っておくべき!夏インターンシップ説明会
出発直前まで学生団体の活動に手一杯だったため、就活の時間が思うように取れませんでした。そこで、短時間での情報収集に役立ったのが、夏のインターンシップに向けた企業の合同説明会です。実際にインターンシップに参加できなくても、一度に多くの企業の情報を得られるので、実は留学する学生にとっても大変お得なイベントなのです。
私はこの時点ではまだ業界を絞れていなかったので、少しでも興味がある企業を片っ端から回りました。チェックしておく項目としては
- 留学する学生用の対応の有無(Skype面接、二次募集など)
- 有りの場合、選考の年間スケジュール
- ボストンキャリアフォーラムへの出展予定の有無(ボストンキャリアフォーラムとは毎年秋にボストンで開催される、海外の大学に通う日本の学生のための大規模な就活イベントです)
また、上記のチェック項目に加え、できる限りその場で疑問を解消しておくと、より就活の計画が明確になります。多くの大手外資系企業は、選考時期に日本国内にいる必要があるので、特に注意が必要です。気になる企業は早めに選考スケジュールの確認をお勧めします。
2.留学中
留学は絶好の自己分析の機会
はじめは就活と留学の時期が被っていることを不安に思っていましたが、私はむしろこの時期に留学して良かったと思っています。それは、周りの環境が変わり異文化に触れることで、新たな「自分」を知れたからです。
留学生活は、勉強やイベントに充実した毎日でしたが、楽しいことばかりではありませんでした。困難にぶつかったとき、それをどう乗り越えるのか、自分との戦いを経験するのも留学の醍醐味だと思います。私は、その過程の中で弱点や課題に気づかされたり、逆に国境を超えて通用する自分の強みも発見できました。
もちろん、ただ漠然と時間を過ごすのではなく、「自分を知ろう」とする意識が必要ですが、自分を客観視する機会が自然と多くなり、留学は絶好の自己分析の機会でした。
留学から新たに見えてきたこと
留学を通して日本の誇れる産業に気づき、興味のある分野が広がりました。例えば、日本の自動車ブランドの信頼度を実感したり、アニメやマンガなど日本のポップカルチャーの人気を目の当たりにして、自動車産業やコンテンツ産業に目を向けるようになりました。また、大学でビジネスの授業を受講したことで、人材育成や組織づくりにも興味を持つようになりました。
このように、外から日本を見つめることで自分の興味の領域が広がるので、留学先でやりたいことを見つけられる可能性も十分にあります。
留学中、就活の不安を解消するためには
留学生活は、課題などに追われ、とにかく時間がありません。そんな中、効率よく就活を進めていくためには、スケジュールの把握が必要不可欠です。私は興味のある業界が絞れた時点で、企業ごとに選考スケジュールの一覧表をつくりました。
留学中にES提出やWEBテストを受ける必要があるのかを一覧にまとめて可視化するだけでも、自分がやるべきこととその時期が明確になります。その結果、就活の予定を把握でき、不安も解消されます。また時差や郵便の到着にかかる時間も考慮して、余裕をもって提出物に取り組むことが大切です。
一通のメールが就活の行方を変える!?
私が実践した中で特にお勧めしたいのが「まずは問い合せをしてみる」ことです。企業のホームページを見ても、留学している人に向けた特別な案内はほとんどないため、選考日程を見て諦めてしまう人もいます。
実際に、私は選考を受けたかった企業に留学中であることを伝えた結果、Skypeで一次面接を受けることができました。
もちろん全ての企業が特別な対応をしてくれるとは限りませんが、ダメ元でもいいから問い合わせてみることでチャンスを広げることができます。ぜひ、前のめりの姿勢で自分から情報を取りに行ってみてください。
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3.留学後
2017年卒の私の場合、3月1日に経団連に加盟している企業の情報が解禁になりました。3月下旬に帰国したものの、当初心配していたような遅れは特に感じることはなく、無事に内定をもらうができました。留学前に情報収集をしていたことや、留学中に企業に問い合せをしたことで、帰国後はスムーズに就活を進めることができました。
帰国後はとにかく人に会う!
留学中は、OBOG訪問に行ったり、実際に企業の方と会えないため、帰国後は実際に働いている人から話を聞くことに注力しました。企業の説明会やイベントに参加することはもちろん、様々な人に会社の様子を聞き情報を収集しました。
また、留学前に仕入れた就活の情報が古い場合もあるので、情報のアップデートを意識することもお勧めします。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は、留学前から留学後にかけて行った就活の体験談をご紹介しました。ぜひ、みなさんも就活を恐れず、留学も就活も自分の納得のいくものになるよう、前向きに準備を進めてみてください!
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この記事を書いた人
東京に住む大学4年生です。半年間シアトルに留学し、ビジネスや社会学の授業を受講していました。日韓交流の学生団体に所属していたこともあり、韓国にも興味があります。よろしくお願いします!