アメリカの大学入試制度「Early Admission」とは?「Early Action」「Early Decision」の違い
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アメリカの大学への進学を考えるにあたって、Early ActionやEarly Decisionという言葉を目にする機会があるかと思います。しかし、Early Admissionってどんな制度なの?Early ActionとEarly Decisionってどう違うの?と疑問に思っているかもしれません。ここでは、Early Admnissionの制度と2つの違いについて紹介したいと思います。
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Early Admissionとは
アメリカのトップ大学の3分の2が行っていると言われる「Early Admission(アーリー・アドミッション)」というプログラム。しかし、学校によって名前が違ったり、義務や利点が違うので、応募する際には注意が必要です。
Early Action、Early Decisionともに、早く合格結果が来るプログラムです。志望校が決まっている学生は、願書作成に時間をかけられること、チャンスが増えることや、合格が決まってから入学までの準備期間が長いことが利点ですが、最大の利点は一般入試より合格率が高いと言われていることでしょう。
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「Early Decision」と「Early Action」の違い
Early dicision(アーリー・ディシジョン)
- 入学義務:有
- 併願:一般のみ可(ただし、プログラムに通ったら取り下げなければならない)
*入学義務を破ってしまうと、他の大学も受け入れてくれなくなる可能性が高いです。
*奨学金が家庭の経済状況に対して足りていない場合のみ、入学を取り下げることができます。
Early Action(アーリー・アクション)の特徴
- 入学義務:無
- 併願:可
*Single Choice early actionでは、他のEarly actionに申し込むことはできない。
自分の行きたい大学が明確に決まっており、高校の成績や課外活動の実績が十分に良い学生は、Early Admissionプログラムに申し込むメリットがあると言えます。しかし、特に入学義務の発生するEarly Decisionプログラムでは、少しでも大学選びに悩んでいる学生にはオススメできません。他の大学に進むという可能性を捨てる、という選択になるからです。
まとめ
合格率が高いからと安易な気持ちでEarly Admissionプログラムに応募するのではなく、本当にその大学に行きたいのか、4年間という時間と、莫大な学費をその大学に払う覚悟はあるのかをしっかり考えたうえで、応募するかどうかを決めましょう。
また、応募する際には、その大学への熱意を込めた願書が必要となります。志望する大学をよく調べ、よく理解したうえでないと、合格通知をつかみ取ることは難しいです。よく考え、余裕をもって願書の作成に取り組みましょう。
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この記事を書いた人
東京の大学生。ベトナムで教育支援を行うボランティア団体に所属。趣味は読書と食べること。フィンランドに留学予定。