ほとんどの留学予定者は、留学期間を決めても一時帰国の頻度や時期について考えることはないかと思います。留学前から一時帰国について考えるのも、ちょっと変な感じもしますよね…。しかし、留学には日本に残る家族や友人もいます。今回はそんな人たちへの参考情報も兼ねて 、＜海外に留学中の日本人学生の実態を調査するために、２月１１日から３月５日の間の期間で現役留学生に対してアンケート＞から「一時帰国する頻度」に関する回答をレポートします。

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海外に留学中の日本人学生の実態を調査するために、２月１１日から３月５日の期間で現役留学生に対してアンケートを行いました。回答者数は44名で下記の７カ国です。

今回は回答から「留学中にどのペースで一時帰国していますか？」に関する項目を集計してレポートとして紹介します。

アンケートの母数が少ない点、各国から平等な数をサンプルにしていない点など、正確なデータとは言えないかもしれませんが、留学を考えている方々、そしてご家族や友人の方に何かのヒントになればと思いまとめてみます。

日本に一時帰国する頻度ってどれぐらい？

留学開始当初は「絶対に日本に戻らない」と決意していても、いざ海外で生活をしていると日本の良さを改めて実感し、定期的に日本に一時帰国している人もいます。逆に、「やっぱり外国のほうが自分に合う」と感じ、全く一時帰国せずに海外生活を続ける人もいます。

もしかしたら皆さんの中には、日本の家族や友人・知人に「留学先で上手くいっていない」と心配させないように、あえて一時帰国をしないようにしている人もいるかもしれません。

留学は人生の中で１度できるかできないかの貴重な経験です。その中で、一体どれだけの頻度で一時帰国することが好ましいのでしょうか？他の日本人留学生は、どの頻度で一時帰国しているのでしょうか？

一時帰国の頻度についてのアンケート結果

留学生を対象に「留学中にどのペースで一時帰国していますか？」のアンケートに対して、以下の結果になりました。

「９ヶ月〜１年に一度」で一時帰国する方が多いようです。1年以上に一度のペースでしか帰らない人は少数派です。私自身も高校留学時代は９ヶ月〜１年に一度の頻度で日本に返っていました。

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なぜ９ヶ月〜１年に一度が１番多いのか？

この頻度には学校のホリデーが関係してくると想像します。例えば、私が留学しているオーストラリアでは、１月に学校が始まり１１月に終わります。そして約２ヶ月間のホリデーに入ります。

海外の大学では、現地（ローカル）学生も、地方から出てきている人も多くいます。そのため彼らもホリデー期間は地元に戻ります。他の国から来る留学生も、母国に一時帰国する人が多いです。

そのため、ホリデー中は友人がほぼいない状態になってしまうので、留学先の国に残っていても特にやることがなく、それなら自分もこのタイミングで日本に戻っておこうかなって考える人も多いのではないでしょうか？

まとめ

いかがでしたか？
留学する上でその土地に馴染むことはもちろん大切なことです。しかし、良い留学生活を送るためにも日本の家族や友達とたまに会い、日本で色んなことを感じ、また留学先でフレッシュな気持ちで頑張っていくことも大事だと思います。

ぜひ今回のレポートを参考に、一時帰国のペースも留学前の準備の１つとして考えていただければと思います。