自分でやれる!カナダ・タックスリターンの申請方法
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カナダのタックスリターン(確定申告)は自分でも申請できます。必要書類を揃えてしまえば、自力で申請してキャッシュバックを得ることは難しくありません。今回は、会計事務所を通さず自力で手続きした私の経験から、カナダでのタックスリターンの方法をご紹介します。
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「タックスリターン」とは?
ワーホリを含めてカナダで働きカナダで収入がある場合、「インカムタックスリターン」の手続きを踏むことで、月々の給料から天引きされている税金の還付を受けられます。
日本の年末調整とは異なり、個人で書類を作成してリターンを申請します。ほとんどのワーホリの場合、所得が低く、税金を払い過ぎているため還付を受けられることが多いです。
申請方法
1.3つの書類を入手
公的機関や郵便局などで1月末頃から配布される「Forms T1 General(申請書のたくさん入った冊子)」「T1 General Guide(申請ガイド)」「申請用封筒」の3つを入手します。
2.明細書(T4)を入手
働いている企業から2月末までにT4と呼ばれる明細書をもらいます。
3.フォームを記入
申請ガイドに従ってフォームに該当事項を記入します。
※ワーホリの場合、「① T1 General」「② Schedule 1」「③ Form 428(BC州の場合BC-428)」「④ Form-479(BC州の場合BC-479)」の4つであることが多いです。
4.控えを保存
T1 General、T4のコピーや写メを控えとして保存します。
5.書類を投函
①~④の申請用紙(必要な人は他の必要書類と用紙も)と、T4を同封して、4月末までに投函します。
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ワンポイントアドバイス
一見膨大なフォームに「…」となりますが、実際にやってみると記入する箇所は少ないので、案外かんたんです。
控除額には1ヶ月以上の交通機関のパス、医療機関での診療費なども含まれます。レシートやパスなどは、追加書類として提出を求められる場合もあります。きちんと保管しておきましょう。
万が一間違えがあっても、追加書類の提出を求められるか、税務署側で修正してくれるので、過剰な心配は不要です。
査定が完了すると…
通常4~6週間後に「査定通知(Notice of Assessment)」が郵送で届きます。銀行への振込み(Direct Deposit)を希望した場合は、指定口座に直接入金されます。そうでない場合は、還付金の小切手が同封されます。
まとめ
必要な申請書類をきちんと揃えれば、タックスリターンは自分でも申請できます。ガイドを読んだり、少し調べる必要ももありますが、これも一つの良い勉強になるかなと思います。エージェントに手数料を払わず、自力でリターンを申請して上手に節約しましょう。
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この記事を書いた人
Tea drinker, painter, traveler, skier and yogi. アメリカ、カナダ、デンマークなどに居住。現在は翻訳の仕事をしながら、イギリス南西部の田舎町でパートナーとその家族との5人+1匹暮らし。