ガイドブックにない!セブ・マクタン島のローカル通り潜入レポート

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先日、フィリピンのセブ市内からマクタン島に引っ越しました。そこには、セブ市内に滞在していては決してお目にかかれない風景がありました。旅行者が決して踏み込むことのないローカルストリートの風景をご紹介したいと思います。

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セブ市内とマクタン島との違い

セブ空港があり、旅行者に人気のリゾートホテルが集中しているのがマクタン島です。セブ島は、実はマクタン島から橋を渡らないと行けない地なんです。でも同じセブ州です。

セブ市内は、東京とさほど変わりない程の都会です。巨大なショッピングセンターも2つあります。トライシクルというバイクにサイドカーをくっつけた乗り物もセブ市内の中心部では見かけません。ジャングルみたいなエリアもありません。

一方、リゾートエリアであるマクタン島はローカル色満載です。確かにリゾートホテル内は完璧なリゾートなのですが、ホテルの敷地外に出ると、別世界なのです。そのギャップに驚かれるかもしれません。

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ローカル色満載のマクタン島

マクタン島に移って1週間が経ちましたが、根が田舎者の私には、こちらの方が性には合っているようです。引っ越して数日で友達も出来ました。それでは早速、私の新居からマクタン・ガイサノ・グランドモールまで歩いてみた風景をご紹介します。

私の新居があるサブディビションのゲートから、マクタン島では有名なガイサノ・グランドモールまでは歩いて6分ほどです。モール前の大通りに出るまでの5分間が実にローカル色満載の風景です。

最初の友達はガードマン

サブディビションとは高い塀に囲まれた居住区で、入口は一箇所です。入口に駐在しているガードマンが全ての侵入者をチェックしています。24時間体制で居住区内はセキュリティが保たれています。

そういう訳で、セブでサブディビションの一軒家にお住まいの際は、まずはガードマンと仲良くすべきです。我が身を守ってくれる素敵な友人です。私のマクタン島、最初の友人もガードマンでした。

ガードマンのケニスさん

( ↑ガードマンのケニスさん)

私の新居は入口ゲートまでが遠くて、歩いて3分ほどかかります。私の新居があるサブディビションの敷地内には私立の小学校もあり、かなり広い敷地です。

セブ・マクタン島にあるサブディビションの敷地内

住んでいるサブディビションを出てガイサノ・グランドモールまで歩いている途中には、他のサブディビィションがいくつもありました。どのサブディビションも入口は1箇所で、やはり24時間体制でガードマンが巡回してます。

セブ・マクタン島にある他のサブディビィション1
セブ・マクタン島にある他のサブディビィション2

あちこちにヤギが

あちこちに、野良ヤギがいます。野良ネコならぬ、野良ヤギです。

セブ・マクタン島の野ヤギ

放し飼いのヤギも発見しました。この後も、あちこちでヤギを見かけました。ヤギやニワトリも放し飼い状態。こんな風景はセブ市内ではお目にかかれませんね。

放し飼いのヤギ

明るいセブっ子

子供達が遊んでいて、カメラを向けると集まってきました。各々がポージングするので4回も撮り直しました。子供達が気にくわないと、何度も「One more time!」の催促でした。ほんと明るいセブっ子です。

明るいセブっ子1
明るいセブっ子2

一杯分のミネラルウォーター自販機

セブ市内では見かけたことがない、ミネラルウォーターの自動販売機です。1ペソで一回分の水が出てきます。客が水をビニール袋に入れるシステムです。セブにはビニール袋に飲み物を入れて飲むという文化があります。

セブのマクタン島にある一杯分のミネラルウォーター自販機

陽気なオカマさん達

セブには、いたる所にオカマさんがいます。このお二人も今では私のお友達。ネネさんとネーニャさんです。「写真を撮るよ!」って言ったら最初は「恥ずかしいわよ!」と言っていたネーニャさん。最後は二人揃ってナイスポーズです。

セブのオカマさん達1
セブのオカマさん達2

ライブ演奏が聴けるバー

まだ15時なのですが、バーでもう飲んでいる人達がいます。なんと全員、白人でした。西欧人の溜まり場なのかな?私も1杯だけ飲んじゃいました。店は奥が広い細長い造りになってます。話を聞くと、みなさん近所にお住まいとの事。ここで新たな友人ができそうです。

ビールの値段がセブ市内と比較すると、めちゃ安い!私が飲んだサンミゲールライト。セブ市内では店内で飲めば75ペソほどですが、この店はなんと50ペソ!日本円で約130円です。テーブルチャージなどもありません。支払ったのも50ペソぽっきりでした。

セブのマクタン島でライブ演奏が聴けるバー1
セブのマクタン島でライブ演奏が聴けるバー2

オープンスペースの理髪店

入口にドアなどありません。当然、クーラーもありません。カットのみで洗髪などはありません。料金は35ペソ(約90円)です。日本でもカットのみの店がチェーン展開しているようですが、たしか1000円ほどですよね。10分の1以下の料金です。

セブのマクタン島にあるオープンスペースの理髪店

たくさんの屋台

小さなコンビニのサリサリストアーやバーベキューの屋台、マンゴー売りの屋台、フィリピン名物のレチョン(丸焼き)店もあります。

セブのマクタン島にある屋台1
セブのマクタン島にある屋台1

ガイサノ・グランドモール

マクタン島の「マリーナモール」という大型スーパーがセブ空港の近くにあります。他には「ガイサノ・マクタン」「ガイサノ・グランドモール」、さらに2年前にオープンした「スーパーメトロ」があります。マクタン島にあるモールはどれもセブ市内にあるSMやアヤラモールと比較すると、かなり小規模な造りです。

ガイサノ・グランドモールは2009年にできた比較的、新しいモールなのですが新しさを感じないですよねぇ。照明がよくないのか、なんだか店内がさほど明るくなく、すでに老朽しているような雰囲気さえ感じます。

セブ・マクタン島のガイサノ・グランドモール1
セブ・マクタン島のガイサノ・グランドモール2

それでも日用品はすべて揃います。50ペソのTシャツが売っているなど商品の価格はセブ市内と比較しても、かなり安めの設定です。モールの周りは韓国系のショップが多く、モール内も韓国人の姿が目立ちました。

まとめ

いかがでしょうか。この記事を通して、少しはセブ・マクタン島での生のローカルの空気を感じ取って頂けたのではないでしょうか。ご近所に財布にやさしいお店がセブ市内よりも多くて大助かりなのが私の実感です。

私的にはマクタン島に引っ越して正解でした。海までの距離も一気に縮まりました。タクシーで20分ほどでビーチに到着です。セブ市内は渋滞度が年々増しており、海まで最悪1時間以上かかる場合もあります。

セブ市内同様、マクタン島もみなさんフレンドリーです。セブでの生活をお考えの方は、シティ派であればセブ市内、私みたいにローカル臭い土地がお好きな方、もしくは海が好きな方はマクタン島が勧めです。

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この記事を書いた人

ケン
ケン

日本の大学を卒業後に、フランス、イギリス、アメリカを渡り歩き、気がつけばセブで生活をしている50代半ばのオッサンです。酒とビリヤードを愛する男。セブでは、日本人よりフィリピン人のほうが友達は多いです。ちょい悪オヤジになりきれない、か弱いオヤジ。今までの経験を通して、私らしい情報発信ができれば幸いです。

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