LGBTを受け入れる文化の最先端!バンクーバーのプライド・パレード
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今年も真夏のバンクーバーで第37回プライド・パレードが開催されました。ここでは、LGBTを受け入れる文化で他の都市の先を行く、バンクーバーでのパレードについてご紹介します。
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LGBTとは?プライド・パレードとは?
LGBTとは、性的マイノリティーの人たちのことで、Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイセクシュアル)、Transgender(トランスジェンダー)の頭文字を取った造語です。実際にはこれに、ジェンダークィア(Queer)や、障がい者などが加わることも多々あります。
プライド・パレードとは、これらの(性的)マイノリティーの人たちが、それぞれの個性に自信を持って生きていける社会の実現を訴えるパレードです。世界各都市で開催される世界規模のイベントで、もともとこれらの人口が多く、オープンな人が多いバンクーバーでは、60万人以上の観客が訪れる大きなパレードが行われます。
バンクーバーのプライド・パレード情報
名称:「Vancouver Pride Parade」
日時:2015年8月2日 正午12時~午後3時まで
場所:Robson Street at Thurlow Streetの交差点からスタート、ダウンタウン・ウエストエンドをぐるっとまわり、Beach Avenue at Jervis Streetでフィニッシュ。(地図)
今年のイベント情報URL:http://vancouverpride.ca/content/event/37th-annual-vancouver-pride-parade
※来年以降の開催日時は、オフィシャルサイトでご確認ください
パレード前の街の様子は?
プライド・パレードが近づくと、街の各所(特に、プライド・パレードが通るRobson Street、Denman Street、Davie Street)のお店やレストランなどは、店頭にレインボーの旗や飾り付けを行います。このレインボーは、LGBTの多様性を意味するシンボルカラー。ちなみに、ゲイコミュニティーとして有名なDavie Streetには、年中いつでも虹色の交差点やピンク色のベンチ、バス停などがあります。
(スタバも…)
(スーパーも…)
パレード前夜はDavie Streetで前夜祭が行われ、さまざまなイベントやストリートパフォーマンスが行われます。この日から、街はタイトなホットパンツを履いた男性(女性?)や、ド派手なコスプレをした人たちで溢れかえります。
(路上でゲーム!)
(こんな人も!)
(犬プレイ?をする人たち)
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どんな雰囲気のパレードなの?
パレードが通るストリートは、当日は午前11時前後からたくさんの観客で混雑し始めます。プライド・パレード自体は、基本的にはとてもマイルドな雰囲気で行われます。路上の観客たちも、パレードの参加者たちも、「Happy Pride!」と叫びながら、多様性を尊重することの大切さを再確認。
一方で、ド派手なコスチュームのパフォーマーや、かなり奇抜な演出などもあるので、片時も目を離せません。
まとめ
マイノリティーに対して寛容なバンクーバーならではの、楽しいイベント「プライド・パレード」。日本ではまだなかなかここまでオープンなイベントは少ないと思います。プライド・パレードの時期にバンクーバーに滞在する方は、このユニークなイベントにぜひ足を運んでみることをお勧めします。
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この記事を書いた人
Tea drinker, painter, traveler, skier and yogi. アメリカ、カナダ、デンマークなどに居住。現在は翻訳の仕事をしながら、イギリス南西部の田舎町でパートナーとその家族との5人+1匹暮らし。