【留学準備】空港送迎は申込むべき?空港から滞在先までの行き方と対策

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留学のプランを申込む時に、意外と迷うのが「空港送迎」を付けるかどうかです。留学先の空港に到着して、そこからホームステイや寮まで自分一人で行くのは不安だけど、学校やエージェントに空港送迎を頼んだら高くなりそう…そんな疑問にお答えします。

留学のプランを決める上で、一番時間を掛けて調べ、考えるのは、どの学校に通うかだと思います。次いで、滞在先も自分の予算や生活スタイルと相談しながら決めることでしょう。
そうして留学プランが決まり、いざ申込みをする時に初めて、「空港送迎」を付けるかどうかを考える方がほとんどだと思います。

空港送迎とは?

空港送迎、タクシー、空港

空港送迎とは、空港~滞在先/滞在先~空港の送迎のことです。
学校と一緒に滞在先を申込みした場合、オプションで付けることができます。

空港送迎は、往復か片道を選ぶことができます。

  • 往復…留学先に到着時の空港~滞在先まで+帰国時の滞在先~空港まで
  • 片道…留学先に到着時の空港~滞在先まで

基本的には、各留学生のフライト時間に合わせて送迎ドライバーが空港または滞在先まで迎えに行きます
同日に到着する学生が多い場合は、他の学生との相乗りで送迎が行われることもあります。

学校によっては、送迎ドライバーではなく、ホストファミリーや学校スタッフが空港で出迎えて、滞在先まで一緒に向かうこともあります。

滞在先が寮の場合は寮まで、ホームステイの場合はホームステイ先まで、ドライバーが送迎します。
ドライバーは行き先を把握しているので、細かく道順を説明する必要はありません。(行き先が間違っていないか、空港出発前にドライバーと確認する必要はあります。)

空港送迎はオプションなので、必ずしも付ける必要はありません。
空港送迎を付けない場合は、タクシーや公共交通機関を利用して、自分で滞在先まで向かいます。

空港送迎は高い?それぞれの移動手段のメリット・デメリット

公共交通機関

空港送迎サービスは高いのではないか?と思う方もいると思います。
実際に比較してみましょう。

例:トロント・ピアソン国際空港~トロント市内東部のホームステイ先まで向かう場合

学校の空港送迎CAN$130約30分
タクシーCAN$70~90約30分
公共交通機関CAN$10~141時間30分~45分

料金のみを比較した場合、確かに空港送迎が一番高いです。しかし、公共交通機関を利用した場合と比べると、所要時間は3分の1です。

さらに空港送迎/タクシーは空港からホームステイ先の家の前までの送迎ですが、公共交通機関は最寄りのバス停で下車してから約10分徒歩での移動になります。日本から到着したばかりで、大きなスーツケースを引きずっての移動になるので、実際にはもっと時間が掛かる可能性大です。留学で初めてその地を訪れるという場合も多いので、迷いなく公共交通機関に乗れる可能性は低く、戸惑ったり迷ったりで、ホームステイ先に着くまでには、実際にはもっと長い時間が掛かるかもしれません。

タクシーでの移動の場合、大きな荷物を持っての移動、交通機関への不慣れの心配がなく、料金は空港送迎の半分~3分の2です。
UberやGrabなどの配車アプリを使用した場合は事前に料金が分かりますが、空港で拾ったタクシーを利用する場合、事前に料金が分からないので、ぼったくられないか不安になります。
タクシー運転手は住所を頼りに目的地へ向かいますが、そこが本当にホームステイ先かどうかまでは分かりません。その場所で合っているかの最終確認は自分自身で行わなければなりません。

空港送迎は一番料金が高いですが、上記に挙げた不安点がすべて解消されます。車両に乗る際に、そのドライバーが自分を迎えに来ているドライバーなのかと、向かう先(ホームステイ先)の住所確認を行ったら、あとはそのまま目的地へ運んでもらえます。

▼それぞれの移動手段のメリット・デメリット

移動手段◎メリット◎×デメリット×
空港送迎・移動が楽
・滞在先までの直接送迎
・ドライバーが行き先を把握している
・料金が高い
タクシー/
配車サービス
・移動が楽
・滞在先までの直接送迎
・ドライバーに行き先を自分で説明する必要がある
公共交通機関・料金が安い・荷物を持っての移動が大変
・最寄駅からは徒歩
・交通機関の利用方法を自分で把握しておく必要がある

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空港送迎は付けた方がいい?

タクシー、空港

それぞれの移動手段にメリット・デメリットがあることが分かりました。
空港送迎を付けるかどうかの判断の材料として、さらに下記を参考にしてください。

・高校生以下は往復送迎が基本

海外では14歳以下の子供が一人で出歩くことは推奨されないことが多いです。海外から来た留学生であれば尚更です。未成年単独では空港の外に出してもらえないこともあるので、仮に留学先の地理に詳しくても、高校生以下の方が単独で留学する場合は、往復の空港送迎を付けるようにしましょう。高校生以下の留学生は往復の空港送迎を付けることを必須としている学校も多いです。

・片道のみ付ける

空港送迎を申込む方の9割以上が、到着時の片道のみお申込みされます。
留学先に到着したばかりの時は右も左も分からなくても、留学期間を通して、その国の地理や公共交通機関の利用に慣れてくるので、帰国の際は自分で空港に向かうことができるようになっています。ワーホリや学生ビザで長期滞在する方は、車を持っている友人ができ、空港まで送ってもらう方もいます。
帰国の際の空港送迎は現地に着いてからでも申込み可能なので、渡航前に慌てて申し込まなくても、現地について様子を見てから申込をしても大丈夫です。

・タクシーを使う場合は、配車アプリか空港内タクシーを利用する

海外でタクシーを利用する場合は、UberやGrabなどの配車アプリを利用するか、空港内にいるタクシーを利用してください。
少しでもタクシー代を安くするために空港外でタクシーを拾おうとする人がいますが、到着時の荷物が多い時にはお勧めしません。空港周辺には旅行客の荷物を狙ったスリやぼったくりタクシーがいることが多々あります。お金の心配を気にする気持ちは分かりますが、現地に着いたら、まずは安全に滞在先に到着することが第一優先です。

・配車アプリを使う場合は、空港の乗車場所に到着してから手配する

フライトの遅延で予定通り到着できないこともありますので、事前に予約するのは避けましょう。また、空港の配車アプリ乗車場所に行くまでに迷って時間が掛かってしまったら追加料金が発生してしまうかもしれないので、配車アプリ乗車場所に着いてから予約をするのが得策です。
UberやGrabなど様々な配車アプリがありますが、自分が行く国で主流な配車アプリをチェックして、事前にダウンロードしておきましょう。

・公共交通機関を利用する場合は、事前に行き方を調べておく

どの交通機関を使い、どの駅で乗り換え、どこで降りるのかなどはもちろん、空港内のどこで乗車券を買えるのかなども事前に調べておくと安心です。
携帯を見ながら移動している時は注意力が散漫になりがちです。荷物の置き忘れ、スリにはくれぐれも注意しましょう

空港送迎を賢く利用するために

タクシー、荷物

空港送迎を利用することに決めた場合は、利用のコツを押さえて、サービスを最大限に活用しましょう。

・フライト情報は早めに提出する

空港送迎の手配には、フライト情報の提出が必要です。航空券を購入したら、下記の情報がすべて記載されているEチケット予約確認書を学校・エージェントへ提出しましょう。

  • 全フライトのフライトナンバー
  • 全フライトの出発・到着時間
  • 到着空港・ターミナル

フライト情報の提出が遅すぎると空港送迎を手配できないこともあります。遅くても出発の10日前までには必ず提出しましょう。

・緊急連絡先をメモしておく

渡航1週間程前になったら学校から「空港送迎確認書」が届きます。内容に間違いがないか確認し、緊急連絡先はすぐに確認できるようにしておきましょう。
WhatsAppやLINEで連絡ができる場合は、事前に登録しておきましょう。

・フライト変更があったらすぐに連絡する

出発後、フライトの変更や遅延があったら、すぐに緊急連絡先へ連絡してください。連絡をしないと、ドライバーに迎えに来てもらえなかったり、追加料金が発生するかもしれません。
ドライバーの緊急連絡先への連絡が終わったら、滞在先にも到着が遅れることをメールかWhatsApp/LINEで伝えてください。

・ドライバーが見つからない時は慌てず待機+緊急連絡先へ連絡

空港に到着してからドライバーが見つからない時は、まずは時間を確認しましょう。送迎ドライバーはフライト到着時間の30分後を目安に迎えに来ることが多いです。入国審査がスムーズに終わり早めに到着ロビーに出てきた場合、まだドライバーが到着していない可能性があります。まずは10分程その場で待ってみましょう。
それでもドライバーが見つからない場合は、緊急連絡先へ電話をしてください。

・ドライバーを見つけたら、自分の名前と行き先を確認

空港には、たくさんの送迎ドライバーが待機しています。同じ学校からの送迎ドライバーが複数人いることもあります。そのドライバーが本当に自分を迎えに来たのか、名前を名乗って確認しましょう。そのドライバーが自分を迎えに来たことを確認したら、滞在先の住所を見せて、行き先に間違いがないか確認しましょう。

まとめ

ラングペディアから留学される方の場合は、約8割が到着時の片道空港送迎を希望されますが、未成年の方以外は空港送迎は必須ではありません。
ご自身の予算と海外経験値を総合的に判断して、空港送迎を付けるかどうかをきめましょう。

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