【学校スタッフにインタビュー】留学は長い人生のほんの数年の自己投資、思い切って踏み出してほしい!IH Brisbane ALS
30
View

IH Brisbane ALSは、オーストラリア・ブリスベンの中心地にある語学学校です。世界中に語学学校を展開しているInternational Houseグループの一員で、質の高い英語教育と、留学生に対する充実したサポート体制に定評があります。英語コースだけでなく、バリスタコースや専門コースもあり、日本人率は10%前後、南米・アジア・ヨーロッパなど多国籍の生徒が在籍しています。校舎の1階には、一般の方も利用できるカフェを併設しており、学校に通いながら、地元の人の日常を身近に感じることができます。
渡豪時初めて訪れたカフェがある学校のスタッフになる

Chiharuさんに続き、IH Brisbane ALSに2024年4月~2025年8月まで勤務していたAyakaさんにお話を伺いました。
▼IH Brisbane ALS・Chiharuさんの記事はコチラ
【学校スタッフにインタビュー】英語力ゼロでワーホリ渡豪、「どうにかなる」精神で英語を身に付け大学院へ進学!IHブリスベン
▼Ayakaさん・プロフィール
- 埼玉県出身
- 大学卒業後、人材業界のIT部門にて業務コンサルタントとして従事(5年間)
- 2022年、学生ビザでブリスベンへ留学、Diploma of Social Media Marketingを学ぶ
- スポーツショップ店員、語学学校のStudent Services Officerなどを経験
- 2024年4月~2025年8月、IH Brisbane ALSにて、日本マーケティングマネージャーとして勤務
(2025年8月現在)
▼IH Brisbane ALS紹介動画
ラングペディア
Ayakaさん
はい、そうです。新卒から5年間、人材業界のIT部門で勤務していたので、それに関連したDiploma of Social Media Marketingを学ぶために、ブリスベンに来ました。
学業と並行して、スポーツショップや別の語学学校で1年ほど勤務しました。
IH Brisbaneの前にも、語学学校で勤務されていたのですね。
ラングペディア
Ayakaさん
今IH Brisbaneで勤務しているのも、元々別の学校でStudent Servicesとしてお仕事をしていたことが大きいと思います。
当時は人の紹介で入った前職でしたが、生徒さんのサポートやパソコンを使う仕事が好きだったのですごく楽しくお仕事できていました。1年ほど続ける中で、生徒さんが学校に入る前のお手伝いなど、もっと深く学校・生徒さんと深く関わる仕事がしてみたい、せっかく学んだマーケティングの職種を活かしたい、よりB to Bに近いお仕事がしてみたいと思い、IH Brisbane ALSの求人を見て応募しました。
現在のお仕事に就くまでには、そういった経緯があったのですね。
ラングペディア
Ayakaさん
実は、もう一つエピソードがあるんです。
IH Brisbaneでは1階に一般の方向けにもカフェを営業しておりまして、初めてブリスベンで朝食を食べたカフェがこのIH Brisbaneのカフェだったんです!
その当時は到着した次の日だったので、英語でコーヒーを注文するのも何もかもが初めて。会社員の方が並んでいるようなカフェで、学校とは知らずに入ったので、多くの多国籍な生徒さんが休み時間にカフェに来たり学校の前で話しているのを見て、活気のある海外らしい学校だなと生徒目線で感じていました。
カフェの雰囲気もとても良かったので、実はこのカフェに応募したこともあったのですが、経験もなく採用はされず。。。そこからIH Brisbane のマーケターとしての求人を見つけた時はちょっと運命だと思いました。無事に採用されたこともとても嬉しかったです。(もちろん面接でカフェに訪れたことアピールしましたよ!(笑))
海外で働くことの困難を乗り越えて

Ayakaさんは、語学学校以外にもオーストラリアで様々な職種での就業経験がありますが、海外で働くことに対して、葛藤や不安はありませんでしたか?
ラングペディア
Ayakaさん
今のお仕事ではないですが、最初の仕事探しは本当に苦労しました。きっと100社は応募しました。どうしてもオーストラリアの企業で働きたかったので同じ会社(スポーツショップ)に5回も応募して、無事採用されて喜びも束の間、その会社は日本人を採用したことすらなく、全員オーストラリア人の同僚の中での朝礼と無線での指示は、正直ついていけていませんでした。
なぜか私にだけ挨拶しないスタッフの方とかもいましたが、その一方で、仲良くしてくれるオーストラリア人の女の子や唯一ワーホリで来ていたスコットランド人の男の子がとても優しく接してくれて、仕事休みの日に遊んだり、退職した今でもやりとりしています。
英語を勉強するために仕事をしているわけではないので、分からない事はしっかり確認したり、問題があったら“報連相”を徹底するなど、仕事をする上で当たり前の事をすることによって少しずつ仕事ぶりを信用してもらえるようになりました。
信用を得てからは、英語でのコミュニケーション面のハンデも受け入れてもらい、楽しく仕事ができるようになったと思います。最終的にはチームの子が社内ツールで私の仕事を褒めたコメントを出してくれて、ようやくスタッフとして受け入れてもらえた気がしました。
苦労を努力で乗り越えてきたのですね。
語学学校のお仕事では、苦労はありましたか?ラングペディア
Ayakaさん
学校のStudent Serviceの仕事ではビザなど関わってくる内容も含まれますし、電話対応やオンラインミーティングが非常に多かったので、英語力の壁にはぶち当たったと思います。
毎日シャドーイングで2倍速の速さでついていけるようになるまで練習しましたし、ミートアップなどに参加してとにかく話しまくるのを繰り返したら、ある日突然耳が慣れている気がしたのを覚えています。
私はオーストラリアで3社での就業を経験していますが、一つ言えることは、英語は継続して勉強しないと伸びませんね。これからも英語の勉強は続けていきます。
インターナショナルな環境の中で働くコツや心得はありますか?
ラングペディア
Ayakaさん
以前勤務していた会社は、ラテンやインド系の方が多く、日本でオフィスワークをしていた私にとっては仕事のスピードやレスポンスの遅さには正直苦戦しましたが、どうしても必要なら何回でもしつこくお願いすること、口頭で伝えたらメッセージにも残すこと、を徹底しました。人は変えられないので。
ALSは日本の会社かと思うくらい仕事が早いのでとても仕事がしやすいです。
IH Brisbane のスタッフとして

IH BrisbaneでのAyakaさんのお仕事内容を教えてください。
ラングペディア
Ayakaさん
大きく分けて2つあります。
1つは、日本マーケティングマネジャーとしての外向きのお仕事です。
学校のPR、プロモーションの企画、日本の生徒さんがお申込みする際の窓口を担当しています。すべての日本人の生徒さんに関わるお仕事は私が窓口となって、安心して入学頂けるように手配しております。
もう1つは、在籍する生徒さんへのサポートをする学校の中のお仕事です。
キャンパスには日本人スタッフは私しかおりませんので、入学後困った時などは私が学校サポートスタッフとして日本人生徒さんのフォローをしています。お仕事探しやお家探しの相談、ホームステイの手配なども対応しています。
印象に残っている学生のエピソードはありますか?
ラングペディア
Ayakaさん
大学を卒業し就職せずにオーストラリアでの勉強を選び、進学コースを受講していた女の子が印象に残っています。
その方は、思ったよりも英語力が伸びないことに対するプレッシャーがあったのか、進学コースで毎週実施されるテストで翻訳ツールを使ってしまったんです。すごく真面目だからこそ行ってしまったと思うのですが、本人も反省していてちょっと心苦しかったです。
同時に、将来についても揺れているところでした。日本にいる友達は正社員で仕事をしているのに私は…と比べてしまい、英語力が思うように伸びないことに加えて、益々どうしたらいいかわからない状態だったようです。
私は、その生徒さんと、どうしてオーストラリアで勉強しようと思ったのか、どうなりたいのかをたくさん話合って、今やらなければいけない事を一緒に考え、連絡も取り合いました。
最初は自分の成績のことなどを自分で先生に聞けず、私に通訳を頼むこともありましたが、最終的には自分の成績について先生に直談判までできるところまで成長していました。
そして最終的には進学できる成績となり、無事進学されました。
英語力、人生の目標、オーストラリアでの生活…と日本にいたら悩まないことが散在していたけれど、目の前のことを1個1個クリアしていき、道が開けた一人の人間の人生を見ているようでした。
▼オリエンテーションの様子

Ayakaさん
ワーキングホリデーできていた生徒さんも印象に残っています。
その生徒さんは、最初からコミュニケーション力が高い子だなとは感じていましたが、それでも仕事探しには苦戦して、何回もレジュメを直しては私のところに添削に来ました。
泣きながら作ったと言われるそのレジュメは本当にいいものに仕上がっていて、最終的には仕事が見つかった状態で卒業することができました。
「この後バイトです!」と卒業式をそそくさと去っていったあの姿は、すごくたくましく見えました。
一人の生徒さんの人生が切り開かれていく過程に立ち会えるのは、学校スタッフの醍醐味であり、感慨深いですね。
どんな時に学校スタッフをやっていて良かったなと感じますか?ラングペディア
Ayakaさん
先ほど紹介したエピソードのように、留学中の生徒さんの成長を目にした時です。
多くの生徒さんが、入学当初は右も左もわからないままとりあえずオリエンテーションに参加し、オリエンテーションで言っていることもわからないところから始まります。そこからクラスでのディスカッションでクラスメイトとしっかり意見を言い合う、先生にフィードバックをもらう、仕事探しをする、家探しをする…どんなにマニュアル化・書籍化されてても、自分でやるからこその難しさだったり逆に達成感を感じます。
キャンパスで会った時に「仕事が見つかった」などと報告をしてくれたり、卒業式の後に一緒に写真を撮りたいと私のところにわざわざ来てくれる時や、卒業後もALSのカフェにお茶しに来てくれる時は、スタッフとして生徒さんの成長を感じられてとても嬉しいです。
オーストラリアに来て良かったこと

たくさんの生徒さんの成長を日々感じていらっしゃいますが、Ayakaさんご自身は、オーストラリア・ブリスベンに来て変わったこと、良かったなと思うことはありますか?
ラングペディア
Ayakaさん
人間的におおらかに成長したなと思っています。あまり動じなくなりました。これは日本から遊びに来た友人や両親にも言われました。
最初は英語をもっと話せるようになりたくて、そして5年間日本で社会人を頑張った自分にご褒美をあげたくて来たブリスベンですが、正直それ以上の収穫がありました。
日本でオンライン英会話を2年くらいやっていたので、言語の面だけを見ると来た当初から飛躍的に向上しているとは言えませんが、留学って言語だけじゃないと思います。
何か主張したかったり助けてほしいと思った時、どんなに言語が喋れても振り向いてもらえない人と、言語があまり話せなくてもいつもなんとかやれている人がいます。こういう経験って、日本の英語教室や、オンライン留学や旅行だけではできないことだと思います。
出来るだけ失敗しない様に過ごすことが正とされているような日本で生活してきた私たちにとっては、英語でわからなければ聞く、主張する、助けを求めるということは、最初は難しいと思いますが、それができるブリスベンでは、人の素晴らしさとコミュニケーションの楽しさをとても痛感します。
そういう経験ができたことが、おおらかに成長したということに繋がったのかなと思います。
人種差別も受けましたし、伝わらない悔しさも経験したけれど、その苦しんだ経験があったからこそ素敵な仕事や友人に出会えた、これがブリスベンに来て得た本当の財産だと思います。
スポンサーリンク
自然に英語環境に身を置けるIH Brisbane-ALS
IH Brisbaneに人気のある先生やスタッフはいますか?
ラングペディア
Ayakaさん
StudentSupportのAnthonyは生徒から大人気です。
オーストラリア人なのですが、実は日本語ペラペラで、生徒の皆さんは、彼が英語で日本のことを話したりするのがとても楽しいようです。お昼休みによく話しているのを見かけます。
Ayakaさんから見て、IH ブリスベンALSはどういった学校でしょうか?
ラングペディア
Ayakaさん
国際色豊かな環境なので、自主的に英語環境に身を置きたい人にはとってもお勧めです!現在の日本人比率は7%。実際にキャンパス見学に来られた方は休み時間の様子を見て、「学習環境に適している!」と選んでくださっています。自然に英語環境で勉強したい方と色々な国の友達を作りたい方には本当にお勧めです。
普通の語学学校だと生徒さん以外とはなかなかキャンパス内では会わないと思いますが、1階のカフェに行けばオージーバリスタをはじめ、お客さんもオージーの人がたくさんいますので様々な英語を聴く事ができますよ◎
IH Brisbaneには、英語コースだけでなく、専門コースやバリスタコースも揃えておりますので、「英語を使って何かを学びたい」という生徒さんがたくさんいます。
どういう生徒さんにIH Brisbaneへ来てほしいですか?
ラングペディア
Ayakaさん
自主的に英語を勉強したい方、チャレンジしたい方に来てほしいです。
現時点では、IH Brisbaneでは日本人の為の手取り足取りの日本語サポートなどはありません。私自身もオフィスで仕事をしており、受付にAyakaと話したい旨を伝えないと出てきません。つまり困った事や相談事がある際は受付に来て、英語で要件を伝える必要があります。これが友人の助けを借りてでもできないとIH Brisbaneでの学校生活(もっと言うと海外生活)は難しいかもしれません。
逆に、アクティビティなどに積極的に参加したり、無料の授業やその他自分で色々なところに行ってみたい方はStudent SupportのAnthonyや私も出来る限り色々な情報をお伝えできるかと思いますので、色々な国の友達を作りたい方、様々な経験をしてみたい方は、ぜひIH Brisbaneにお越しください!
Ayakaさんからメッセージ

Ayakaさんから留学を考えている人・迷っている人にメッセージをお願いします!
ラングペディア
Ayakaさん
今留学を迷っている方は、どうして迷っているかを考えてみると良いと思います。
懸念点や心配事などあるとしたら、その心配事が実際にどのようなマイナスな事を起こすかなどを考えてみてください。
私個人の経験を少しお話すると、私の兄弟従妹は学生時代留学をしていて、通っていた大学も留学を推していた学校でした。でも、私自身は、当時はバイト代で年に1回海外に旅行に行く事が楽しみで、それで十分だと思っていたので、英語力はゼロ。留学にも興味があまりなかったんです。
ですが大人になるにつれ、もう一つ言語が話せる事の面白さと世界の広がりを感じ、仕事を辞めなきゃいけないけど、「人生100年あるうちの2-3年自己投資だと思えば何てことないか」と思ったのが留学を決断した最後の気持ちの変化です。
結果、決断した自分を褒めたいくらい、ブリスベンで面白い経験をさせてもらえました。出会った事のない友達に出会えました。体験したことのないアクティビティをしました。今まで泣いたことのない理由で泣きました。今まで感じたことのない成功体験でHappyな気持ちになりました。
どこかの本に書いてあったのですが、「人はどちらを選択しても選択しなかった方を必ず思い出す、もしくは後悔する」ようなのです。
留学で言うと、行くか行かないか。どっちみち後悔するんだったらやってみる、私はその考えでした。
「留学行ってどうするの」「行っても意味ない」これらの言葉って、実際に留学に行った人からは出てこないと思います。今、日本企業も英語を話せるだけでなくて海外経験がある人が欲しいんです。もし今決めきれないのであれば今じゃないかもしれないですが、思い立ったが吉日です。それがオーストラリアであって、ブリスベンであれば私は嬉しいのですが(笑)、そうでなくても、一歩踏み出した先で、いつかどこかでお会い出来たら、嬉しいです。
IH Brisbane ALSの基本情報
創立年 | 2007年 |
住所 | 116 Adelaide St.Brisbane QLD 4000 |
電話番号 | (+61) 7-3229-3389 |
学生数 (年平均) | 300名 |
国籍割合 (年平均) | 南米 33% / ヨーロッパ 2% / アジア 24% / 韓国 28% / 日本 7% |
クラス数 (年平均) | 14 |
日本語対応 | 可 |
施設 | 無料Wifi / 自習室 / ラウンジ / コンピュータルーム |
ウェブサイト | http://www.ihbrisbane.com.au/ |
※記事内容・学校情報はラングペディアが学校に確認した段階での情報です(2025年8月現在)。
現在は変更されている可能性があります。
この学校への問い合わせ
IH Brisbane ALSについてもっと知りたい方、質問や見積もり依頼がしたい方は、下記のボタンから可能です!

名称 | International House Brisbane - ALS(インターナショナル・ハウス・ブリスベン・ALS) |
---|---|
国・都市 | オーストラリア / クイーンズランド州 / ブリスベン |
学校形態 | 語学学校 |
住所 | 126 Adelaide St Brisbane QLD 4000 Australia |
電話番号 | (+61) 7-3229-3389 |
公式サイト | http://www.ihbrisbane.com.au/ |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/13604/ |
ブリスベンの人気記事
-
【学校スタッフにインタビュー】8ヶ国に12キャンパス!1日2回のアクティビティでたくさん体験できるEnglish Path
-
【学校スタッフにインタビュー】マレーシアで青春時代を過ごし英語×教育フィールドへ!とにかくユニークな経歴を持つOHCの小橋さん
-
【学校スタッフにインタビュー】2ヶ国以上の留学も可能!LSIの世界中のアットホームなキャンパスで英語学習・国際交流
-
【学校スタッフにインタビュー】英語力ゼロでワーホリ渡豪、「どうにかなる」精神で英語を身に付け大学院へ進学!IHブリスベン
-
【学校スタッフにインタビュー】語学留学だけじゃない!専門資格取得留学でさらなるスキルアップを目指せるイマジンエデュケーション
この記事に関するキーワード

Ayakaさんは、最初は学生ビザでオーストラリアに渡航したのですね。