【学校スタッフにインタビュー】学校全体で各留学生をサポート!人間的成長を後押ししてくれるECI
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アイルランド・ダブリンにある語学学校Emerald Cultural Institute(ECI)は、きめ細かなサポートに定評があります。ダブリン中心地から20分程の高級住宅街に校舎があり、落ち着いた環境の中で学ぶことができます。他国からの留学生との文化交流を大切にしており、校内は放課後でも学生で賑わっています。中級以上のクラスでは、英語だけでなく、社会的スキルも学べるカリキュラムとなっており、キャリアアップにも繋げられるプログラムを提供しています。
学校スタッフ・プロフィール
- 月岡さん
▼ECI紹介動画
生徒から学校スタッフへ
――月岡さんは、元々はECIの生徒だったのですね。
はい。前任のEmerald Cultural Institute(ECI)日本人スタッフの方と日本の留学フェアで出会い、アイルランドに住んで仕事をしているという点に、ローモデルとして惹かれて、入学を決めました。
その日本人スタッフの方とは、今も親しくしています。
――良い出会いがあったのですね。生徒から学校スタッフになった経緯を教えてください。
前任の方の産休・育休に伴い、日本人スタッフの仕事を引き継ぎました。
大学では英語の教員資格を取り、英語教育に関わる仕事をずっと行ってきたため、ECIから日本人の留学生のサポートを行うお仕事をオファーされた際、とてもうれしい気持ちでした。
――生徒ではなく、スタッフとしてECIに勤務してみて、いかがですか?苦労したことなどはありますか?
文化や言語の違いについては、いまだに苦労しています(笑) 特に、周りの方が冗談を言っていて、あまりよく分からない時は、まだまだだなー、と思います。
ただ、本校は、校長先生がイタリア人で、働いているスタッフは様々な国籍のスタッフがおり、またアイルランド人スタッフも海外滞在の経験が長い方が多いため、文化・言語の違いについては自然と尊重しあい、お互い理解を深めあっている校風があります。
「分からないことや違いがあるのは当たり前」というおおらかな雰囲気があり、またフレンドリーなスタッフばかりですので、とても楽しい職場です。
アイルランドの魅力
――月岡さんが最初にアイルランドに渡航したのはワーキングホリデーですが、他にも複数あるワーホリできる国の中で、アイルランドを選ばれたのはなぜですか?
大学でアメリカ文学を専攻し、アメリカには短期で何度か語学留学に行ったことがありました。ですが、中高生の時に塩野七生さんの『ローマ人の物語』に熱中したこともあり、長期で渡航するならヨーロッパが良いと考えていました。
ヨーロッパの中でも、物価が比較的安く生活のテンポがゆっくりしていそうなアイルランドを渡航先として選びました。
――実際にアイルランド・ダブリンに住んでみて、どんなところに魅力を感じますか?
ダブリンは人口150万(神戸市と同じくらい)で、都市部と田園部の距離が近く、緑が多くて治安が良く、生活がしやすい環境です。
国全体の人口の約半数が35歳以下で子供や若者の人口が多く、活気があります。
また法人税を下げることで、ITや製薬、エネルギー、通信など時流に乗った産業の誘致に成功しているため、経済的に成功していて、国が発展していくのを肌で感じられるのも、とても良い感覚です。
あとは、ライフバランスが良く(残業文化がなく、皆が数週間の長期休暇をとる)、人間関係がおおらかなところも、生活がしやすく、ダブリンを選んでよかったと思うポイントです。
――「アイルランドはいつも天気が悪い」という印象がありますが、気候についてはいかがですか?
アイルランドは雨が多いとは言われますが、実際には年間の降水量は東京の半分しかありません。雨が降っても霧雨程度で、傘もいらないことが多いです。
気温に関しては、冬の最高気温は7度前後/最低気温が2度前後で、冬は日本の東京より少し寒いくらいです。真夏でも最高気温は23度ほどにしかならず、年間を通しての温度差が少ないので過ごしやすいです。
また、夏はとても日が長く22時くらいまで明るいです。そのため、治安も良く、外での活動がしやすいです。
――学校周辺のおすすめスポットを教えてください。
2つご紹介します。
Dropping Well
学校近くのガストロパブです。目の前を小川が流れていて、鱒が釣れたり、芝生が広がっていたりと、自然豊かな環境で癒されます。
Dundrum Town Centre
アイルランド最大級のショッピングセンターで、学校から路面電車で2駅ほどのところにあります。高級デパートから映画館、アパレルショップや生活用品などあらゆるお店があり、ウィンドウショッピングをするだけでも楽しいです。治安が良い高級住宅街エリアにあり客層もよいため、学生さんのアルバイト先としても人気です。
▼ECI校舎と周辺の動画
学校スタッフとして
――再び、学校についてのお話に戻りますが、月岡さんの学校スタッフとしてのお仕事内容を教えてください。
学生さんが入学する前から卒業するまでの流れをサポートします。
申込み時のコース選択やインターンシップの内容、滞在先について相談に乗り、申込書を受領したら内容を登録して書類を発行し、滞在先や空港送迎などをスタッフと連携してアレンジします。
学生さんが現地に到着したら、ビザ登録やクラス、滞在先、アルバイトや家探しなどについて、担当スタッフと共にサポートします。
インターンシップや現地の大学のコース受講を希望の方は、先方の担当者と連絡を取り、手続きを進めます。
また、日本とアイルランドの文化的距離を理解し、学生さんとスタッフやホストファミリーさんの橋渡しをすることも一つの大きな役割です。
一人一人の学生さんは、それぞれみんな時間とお金をかけて渡航してきていることと思います。よりよい体験ができ、楽しい気持ちで過ごせるよう、いろいろな部署のスタッフと連携をとり、学生さんのサポートを行っています。
――様々な部署のスタッフの方と連携を取って、サポートされているのですね。
はい、学校スタッフ全体で、各学生さんをサポートしています。
日本人の方の場合、困ってることがあって直接ご本人から各スタッフに相談が来るのは半分ぐらいで、ホストファミリーや講師などが気づき、周りから「あの子最近困っているみたい」と情報が入り、フォローに入ることも多いです。
これができるのも、スタッフ同士の連携が良いからだと思います。
――評判の先生やスタッフはいますか?
はい。2人のスタッフをご紹介させていただきます。
ホームステイ手配スタッフ
学生さんがホームステイで良い体験をしてほしいと心から願っていて、日本人よりも日本人的な空気を読む感覚に優れていて、学生さんがぴったりのホームステイ先に滞在できるよう神の手(笑)のような采配を行います。
アカデミックディレクター
講師やアカデミックを統括する役職ですが、学生さんの相談事には、時間を惜しまずとことん話を聞いてくれます。英語力のみならず、内面の成長や自己啓発への理解も深く、愛情を持って学生さんを見守っています。
――学校スタッフをやっていて良かったなと思うエピソードはありますか?
大学生の時に長期留学をした方が、就職後に再びアイルランドにまで会いに来てくれたことです。
その方は在籍中にお母さまが病気になり、留学を中断して帰国し、再渡航は難しいように思われましたが、奇跡的にお母様が回復されて再渡航し、アイルランドでインターンシップも行い、留学を終えました。
その方にとっては、その時期は人生の見え方が変わる大きな転換期だったことと思います。
社会人となって改めてゆっくりお話しすることができ、学校スタッフとして学生さんの留学を最後までお手伝いができたことを誇りに思います。
――印象に残っている学生のエピソードはありますか?
高校を卒業してすぐに留学に来られた方がいたのですが、ちょうどパンデミックの最中で、クラスがオンラインレッスンになったりと大変でしたが、入学時初級レベルだったのが、1年ほどでIELTSの目標スコアに達し、アイルランドの大学に入学が決まり、現在大学生活を楽しんでいます。
アイルランドが好き、という強い気持ちでホームシックとも闘いながら粘り強く頑張る姿に感銘を受けました。
ECIの良さ
――月岡さんから見て、ECIはどういった学校でしょうか?
学生さんの人間的成長を後押ししてくれる学校です。
語学学校ですので、皆さん、英語力を高めるために入学されると思いますが、学校の名前に「Cultural」と入っているように、学生さん同士の文化交流を大切にします。
カフェテリアや中庭など、学生さんが留まる場所があり、授業が終わった後は学生さんで賑わっています。そうした場所があることも、学生さん同士の関わりが深くなる手助けになっています。
また、英語力が高いだけでは社会的に成功することにはつながらないことから、中級以上の一般英語クラスには、クラスメイトへのインタビューやプレゼンなど、社会スキル/21世紀型スキルが伸びるようなカリキュラムを組んでいます。
講師一人一人が学生さんの人間的成長を見守るという視点を持っていることは、留学生活で英語以外にもいろいろな苦労があるであろう学生さんにとっては、心の支えになるのではないかと思います。
――「人間的成長を後押ししてくれる」という意味では、ECIのインターンシッププログラムも、その一つと言えそうですね。
当校のインターンシッププログラムは、世界的に見ても成功しているプログラムだと思います。インターンシップの手配率は、ここ数年100%になっていて、日本人の方も、多くの方が参加しています。
インターンシップからそのまま雇用へと繋げられるような即戦力のためというよりは、将来の就職のために経験することを目的としているので、インターンシップ自体は無給となりますが、インターンシップ終了時に修了書が発行され、帰国後に履歴書にも書けるため、キャリアアップにつながります。
特に、これから就職・転職活動をされる大学生・20代の方におすすめです。
――ダブリンには他にもたくさんの語学学校がありますが、ECIが他の学校と違う点を教えてください。
同じダブリンでも、当校は他の学校よりも市内の南側で治安のよい高級住宅街に立地していて、学生さんの生活圏内に大型ショッピングセンターや住宅街が広がっているため、住居探し・仕事探しの際に、現地の大学生も含めた他の学校の学生と被ることが少なく、どちらも比較的見つけやすいです。
――仕事探しは大変という話もよく耳にするので、求人への応募が他の学生と被らず見つけやすいのは嬉しいですね。
当校の生徒に関しては、客層の良い地元のレストランやカフェなどのよい環境で、長期的にアルバイトをする方が多く、日本人学生にとっては、今までで一番仕事が見つけやすい状況です。(2024年10月現在)
月岡さんからメッセージ
――どういう生徒さんにECIに来てほしいですか?
アイルランドという国に魅力を感じる学生さん!
良さそうな国だな、と思って渡航してきた方は、大概の方はアイルランドが大好きになって帰国します。
――留学を考えている人・迷っている人にメッセージをお願いします!
「自分自身の新しい面を見てみたいな」という方は、今の英語力をあまり気にせず、一歩踏み出してみることをお勧めします!
留学中は、語学学校ですので(笑)、英語力は授業や生活を通して必ず上達するのですが、言葉や文化の違いから今まで悩んだことのないことにぶつかったり、悔しい気持ちになることもあるかと思います。
でも、皆さんの成長を見守っている先生や同じ苦労を体験しているクラスメートと関わることで、自分を深めることができ、自分自身や社会に対してより大きな視点で向き合うことができるようになると思います。
アイルランドは、ヨーロッパへのアクセスがよく航空券が安いことも魅力です!
短期・長期滞在に関わらず、アイルランドからいろいろな国への旅行にチャレンジすることもおすすめです。
毎月海外旅行に行く学生さんや、まとまった期間の休暇を取り、ヨーロッパを周遊する方もいて、貴重な体験をできることと思います。
Emerald Cultural Institute(ECI)の基本情報
創立年 | 1986年 |
住所 | 10 Palmerston Park, Rathgar, DublinD06 H9X8 Ireland |
電話番号 | +353 1 497 3361 |
国籍割合 (年平均) | 中南米 30% / アジア 28%(内、日本 15%) / ヨーロッパ 25% / 中東 17% |
教員数 (年平均) | 30 |
スタッフ数 (年平均) | 25 |
クラス数 | 最大22 |
日本語対応 | 可 |
施設 | 無料Wifi / パソコンルーム / 図書室 / カフェテリア / 庭 / テラス |
ウェブサイト | https://www.eci.ie/ |
※記事内容・学校情報はラングペディアが学校に確認した段階での情報です(2024年10月現在)。
現在は変更されている可能性があります。
この学校への問い合わせ
Emerald Cultural Institute(ECI)についてもっと知りたい方、質問や見積もり依頼がしたい方は、下記のボタンから可能です!
名称 | Emerald Cultural Institute(エメラルド・カルチュラル・インスティテュート) |
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国・都市 | アイルランド / ダブリン |
学校形態 | 語学学校 |
住所 | 10 Palmerston Park, Rathgar, ダブリン D6 アイルランド |
電話番号 | +353 1 497 3361 |
公式サイト | http://www.eci.ie/home.aspx |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/10922/ |
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・月岡あずさ
・神戸市出身
・大学ではアメリカ文学を専攻
・大学卒業後、日本の英語学校に勤務
・2017年9月:ワーホリビザでアイルランドに渡航し、Emerald Cultural Institute(ECI)に通学、ケンブリッジ英検CAEコースを受講、資格取得
・2018年3月~:ECIの日本マーケティングスタッフとして勤務
・就労ビザを取得後、ダブリン在住のイタリア人と結婚
・英語の教員免許有
(2024年10月現在)