好きこそものの上手なれ!英語学習のコツとモチベーション

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「好きこそものの上手なれ」とは言い得て妙で、英語学習をする上で、何かひとつでも好きなことや興味の持てることを見つけると勉強する上での大きなモチベーションに繋がります。ここでは、英語学習をする上で何か好きなことがあった方が良い理由について、事例を交えてお伝えしていきます。

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趣味や興味のある分野で英語学習を始めよう

英語をはじめとした外国語の学習は、それ自体が目的ではなく、何かをするための手段であるべきです。

ただ漠然と「英語ができるようになりたい」と思って学習に励むよりも、好きなことや興味を持てるものを見つけ、それをどうしても理解したくて、見てみたくて、してみたくて止まらない。そんな気持ちに伴って他の語学が必要になると、それが語学学習への大きなモチベーションにつながります。

近年、フランスでは日本のポップカルチャーが大人気で、パリでは日本ポップカルチャーの大イベント「JAPAN EXPO」が開催され、20周年を迎えた2019年も延べ20万人以上の来場者数がありました。そんな日本のポップカルチャーの人気に伴い、日本語を学ぶフランス人の方々が増えてきています。

最初のとっかかりは小さなことかもしれませんが、それが日本文化、日本の生活様式、そして日本人とのコミュニケーションへと興味が大きくなり、最終的には日本に行き、日本に住み始める(留学、ワーキングホリデーなど)まで進むケースも少なくありません。

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外国語のレベルアップに欠かせない「インプット仮説」とは?

第二言語学習の分野に関する第一人者である、南カリフォルニア大学の名誉教授で言語学者のStephen Krashen(スティーブン・クラッシェン)氏は、第二言語習得に関する有名な仮説である「インプット仮説」を提唱しています。

参考リンク

この仮説について簡単に説明すると、現在の自分の第二言語のレベルより、僅かに高いレベルの言語を理解(インプット)する事で言語のレベルが進化するというものです。

日本語学習に励むフランス人の場合、日本の漫画やアニメ、ドラマ、J-POPなどの文化が好き!そんな理由で日本語を勉強し日本語を理解しようとし、インターネットなどでアニメやJ-POPを視聴して日本語を耳にしているだけで日本語インプット量が増え、それが語学学習に繋がっているのでしょう。

そこから日本語を理解したい!アニメを日本語で直接理解したい!日本語を話したい!といった想いで、より高いレベルの言語理解に挑戦し、更なるスキルアップに繋がっているのです。

最後に筆者の個人的な話ですが、私がより英語を学習したいと思えるようになったきっかけをご紹介します。

私はイギリスのメンタリストで、メンタル・マジックを専門とするマジシャンDerren Brown(ダレン・ブラウン)という方が大好きです。日本でもDaiGoさんがメンタリストとして有名ですが、彼もダレン・ブラウンから影響を受けているようです。

YouTube

ダレン・ブラウンのテクニックには動きもですが語学が大きく関連しています。相手を誘導したり動向を読んでいく上で、どのように話しているのか、何を言っているのかなど、理解する必要があります。

私はどうしてもそのトリックを理解したく、真剣に彼の動画を何度も見て理解するようにしていた時期があり、遂には彼のライブショーにも何度か観に行きました。ダレン・ブラウンにハマった結果、以前よりも英語が上達しました。

まとめ

何かをするために、もしくは何かを理解するために語学の勉強をすることで、よりレベルアップが期待できます。好きなものは何でもいいので、まずは何か見つけてみるのが英語上達への近道となりそうです。

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この記事を書いた人

Coquelicot
Coquelicot

12歳からフランス、イギリス、イタリアに留学し、語学留学、大学留学、大学院留学、と様々な留学を経験。ロンドンの語学学校に務めた後、現在はフランスの大学院で語学学習についての博士論文を書いています。

http://ameblo.jp/vindalsace/

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