エスプレッソは通じない?意味がガラっと変わる「和製イタリア語」7選
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ここでは日本でイタリア語として使われている物の中で、実はイタリアに来ると意味が異なるもの。いわゆる“和製外国語”の、代表的なものについて7つご紹介します。
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Espresso(エスプレッソ)
View this post on InstagramIl lazio in treno e busさん(@lazio_in_treno)がシェアした投稿- 2019年 4月月5日午前11時30分PDT
日本ではコーヒーの種類を表す語として使われる「エスプレッソ」。確かにこの意味でイタリア人が使うこともありますが「急行」「速達」という意味で使うことが大半。「エスプレッソコーヒー」も、元は「注文したらすぐに提供してもらえる」という点からこの語があてられるようになりました。日常生活では以下のような場面で頻繁に登場します。
例文
- Treno espresso(トレノ エスプレッソ/急行電車)
- Corriere espresso(コッリエーレ エスプレッソ/速達便)
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Caffè latte(カフェラテ)
View this post on Instagramlucia_liusiyaさん(@lucia_liusiya)がシェアした投稿- 2014年 2月月13日午前2時39分PST
日本で「カフェラテ」と言えば、エスプレッソとミルクから作るドリンクのこと。しかしイタリアではミルク入りコーヒーのことを「Caffè latte」と言います。店によっては注文すると、アメリカンコーヒーとホットミルクが出されることも…(それを自分で割って飲みます)。日本でいう「カフェラテ」が飲みたい方は「Cappuccino(カップッチーノ)」を頼んでください。
なお、カフェラテの発音は、イタリア人は「カッフェ ラッテ」と言います。カプチーノも「カップッチーノ」と短く跳ねる音が2回登場します。
Panini(パニーニ)
日本のコンビニやカフェなどでも見かける「パニーニ」ですが、本来パニーニの事は、イタリア人は「Panino(パニーノ)」といいます。パニーニはパニーノの複数形。つまり「パニーニ下さい」というとイタリア人たちは「パニーノをたくさん食べたいのか」と勘違いしてしまいます。1つだけ頼みたい場合はしっかり「Panino(パニーノ)」と伝えましょう。
Spaghetti(スパゲッティー)
View this post on InstagramGian Powellさん(@gian_cooks)がシェアした投稿- 2019年 5月月8日午後4時29分PDT
日本で「スパゲッティー」と言うと、様々な大きさや形をしたものの総称として使われます。しかし、イタリアでは「Spaghetti」とは細長いパスタのみを指す言葉。ペンネやマカロニなどの短いものを食べたい時に「スパゲッティー下さい」と言ってしまうと、長いものが出てきてしまうのでご注意ください。
なお、日本ではスパゲッティーの発音は最後の「ティー」の字を伸ばしますが、本来は短く切って「スパゲッティッ」と発音します。
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Pasta(パスタ)
View this post on InstagramMatthew Corwayさん(@matthewcorway)がシェアした投稿- 2019年 5月月8日午後4時21分PDT
日本でいうスパゲッティー(総称)は、イタリアでは「パスタ(Pasta)」といいます。しかも、パスタはいわゆる「粉もの全般」を指す言葉なので、ケーキやパンもPastaと呼ばれることがあります。
目の前にスパゲッティーがないのに、「Pasta」とイタリア人が言った時はご注意。ケーキやパンのことを言っている場合があります。
Bolognese(ボロネーゼ)
View this post on InstagramNellaさん(@nella_farfallina)がシェアした投稿- 2019年 3月月3日午後1時42分PST
日本で「ボロネーゼ」というと、ミートソースを思い浮かべる人が多いハズ。しかし、ボロネーゼとは「ボローニャ風の、ボローニャ人の」という意味しかありません。ミートソースはイタリア語では「Ragù(ラグー)」。尻上がりで発音し、最後の音にアクセントがきます。
Prosciutto(プロシュット)
View this post on InstagramAlice PizzaKaijuさん(@alice.pizzakaiju)がシェアした投稿- 2019年 5月月8日午前4時06分PDT
日本で「プロシュット」というと生ハムを思い浮かべる人が多いのでは?!こちらも実は微妙に意味が異なります。実は本当の意味はただの「ハム」。ゆえに生ハム以外の場合も50パーセントの確率であるのでご注意ください。確実に生ハムが食べたい時は「Prosciutto crudo(プロシュット クルード)」と伝えましょう。
「Crudo(クルード)」が「生」の意味。茹でたものは「Prosciutto cotto(プロシュット コット)」といいます。
まとめ
普段イタリア語に触れる機会のない方も、話のネタになるかも?是非、日本でイタリア料理店などに行った際は、お友達に披露してみてください!
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,