アメリカ人にウケる!絶対に外さない日本のお土産とは?【食べ物・飲み物編】

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これからアメリカへ行きアメリカの人に日本のお土産をプレゼントしようと思っている人は必見!アメリカ在住の筆者が、これまでアメリカ人にあげて評判が良かったお土産をご紹介していきます、今回は【食べ物・飲み物編】です。なお、お土産をあげる際に軽く説明を添えられるよう、英語での商品の説明や英会話フレーズも一緒に紹介していきます。

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福岡・東京「ひよ子」:英語名「Hiyoko Manju" Baby Chick Sweet Steamed Bun with Yellow Bean Jam」

福岡発祥で現在は東京土産の定番「ひよ子」は、アメリカでも「ヒヨコ饅頭(Hiyoko Manju)」と言えばいくらか知っている人もいるほど有名で、実はアメリカ国内の日本人向けスーパーや、オンラインでも購入可能です。

ただし、日本国内の2倍以上の値段(18個入り51ドル!)と、非常に高価なこともあり、ひよ子はアメリカ人にとっては本当に特別なときにだけ食べられるお菓子のようです。

元々は筆者のアメリカ人パートナーが好きでよく日本から買ってきていたのですが、そのうち親戚や友達、同僚などにも配っているうちに、みんな日本のひよ子が美味しすぎるとのお礼をいただき、アメリカ人にも受けることを知りました。

アメリカでは、羊羹などあんこの味が苦手な方が多いのですが、ひよ子饅頭の優しい甘さの白あんが受け入れられやすいのかもしれません。

京都「八つ橋」:英語名「Nama Yatsuhashi / Cinnamon-Flavored Mochi」

日本人にとって餅と言ったら、大福餅や焼くための丸餅や四角い餅を想像するかもしれませんが、筆者の住むカリフォルニアでは「日本の餅」と聞いて人々が想像するのは甘い餅だそうです。

日本が好きな外国人の方の中には京都の文化が好きな人も多いので、当然八つ橋が好きだというアメリカ人も多くいます。実際、日本を訪れたときに八つ橋を食べて病みつきになり「I love the triangle mochi from Kyoto!(私はあの京都の三角形のお餅が大好きなの!)」と言っていた方もいました。また、ホームパーティで日本の八つ橋をデザートに出したら、一瞬でなくなってしまったことも。

筆者の住むカリフォルニアでは白人だけでなく、メキシコ人やインド人、アジア人も多くいるので、元々豆を多く食べる文化のある彼らには小豆の入ったお餅系や八つ橋は、どこか少し懐かしい味のようで、喜んでもらえます。特に京都の八つ橋は、形や見栄えが良いばかりでなく、上品な甘さで質が良いと言われています。

北海道「チーズケーキ」:英語名「Hokkaido cheesecake/Japanese style cheesecake」

筆者の住むカリフォルニアでは「Hokkaido」の名が付くケーキや北海道牛乳アイスクリーム、北海道牛乳ミルクティーなどは人気レストランやカフェに売られており、まるでブランド商品のような扱いです。

そして、アメリカに来てから気が付いたのですが、アメリカのケーキは日本のケーキと比べてどれもかなり重いです。(バターや砂糖の配合が日本よりかなり多いので、甘くどっしりしたケーキが多いのです。)皆さんも、日本でニューヨークスタイルチーズケーキなどをレストランで食べたことがある方がいらっしゃるかもしれませんが、日本で売られているものはたいがい日本人好みにアレンジされているので、実際のアメリカのニューヨークチーズケーキはもう少し濃厚で、甘めなことが多いです。

そのため、日本の軽くてふわふわなチーズケーキ(light and fluffy cheesecake )は、アメリカ人にとっては衝撃的なようで、筆者は北海道チーズケーキや、その他空港で売っているスフレチーズケーキ、ステック型チーズケーキなどをお土産に買ってアメリカ人の友人に渡すと「This is so good! How they can make this?(これすごく美味しい。日本人はどうやって作っているの?)」と毎回聞かれます。味が軽いためか、ヘルシー志向の方に好まれます。

チーズケーキは、欧米系からアジア系まで、どこの国の方にもウケるのと、シンプルなスフレチーズケーキや、食べやすくて分けやすいスティック型のチーズケーキは空港で購入でき、すぐに相手に渡せるので、迷ったときにおすすめです。

東京「東京ばな奈」:英語名「Tokyo banana」

東京ばな奈は、本来は東京のお土産でしたが、海外の旅行客に大人気なため、最近では多くの日本国内の国際空港にて購入できるようになりました。海外での人気に伴い、東京ばな奈の公式ウェブサイトに英語の説明が乗せてあるので、栄養価や原材料、アレルギー成分、賞味期限などが英語で確認できますので、もらう側も安心です。

アメリカではピーナッツアレルギーの人も多く、ピーナッツを食べると死んでしまうというくらい深刻なアレルギーです。しかし東京ばな奈はピーナッツは原料に入っていませんし、個包装で食べやすいので、同僚や子供のいるご家族の方にあげるのにおすすめ!甘いバナナのクリームと外側のふわふわのケーキが、甘党の方や子供たちにはたまらないみたいです。

なお、東京ばな奈の英語版ウェブサイトでの商品説明は以下のようになっています。

These cream-filled cakes are a Japanese delicacy made with care by TOKYO BANANA.
Please take these delicious sweets home with you from Japan.

東京ばな奈・英語版ウェブサイト

(これらのクリームの入ったケーキは東京ばな奈によって作られた日本の名物です。美味しいお菓子を日本から自宅にお持ち帰り下さい。)

東京ばな奈は、定番のもの(バナナカスタードクリーム入り)から、くま(はちみつバナナ味・羽田空港限定)、ラッコ(コーヒー牛乳味のバナナクリーム)、パンダ(バナナヨーグルト風味のクリーム)、ハート(バナナメープル味)、ヒョウ柄(チョコバナナのカスタードクリーム)のデザインのものなど、色んな味やデザインを楽しめるのも魅力的で、会社やパーティなど多くの人に配るときには盛り上がりそうですよね。まずは定番を買って、食べ比べできるように何種類か買っていくのも楽しいかもしれません。

種類が多すぎて迷ったときは無難に定番と、もうひとつは一番積まれている箱がなくなっている(売れている)フレーバーを買うようすると良いでしょう。これは、空港でお土産を買うときに使えるテクニックなので使ってみて下さい。

なお、東京ばな奈は賞味期限が1週間と短いので、購入前に箱の裏を確認することも忘れないで下さい。

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亀田製菓「亀田の柿の種」ほか

亀田製菓「亀田の柿の種」
亀田製菓株式会社

日本でもビールのおつまみや子供のおやつとしてロングセラー商品の柿の種。醤油味のおかきとピーナッツの絶妙な組み合わせが美味しいと感じるのは、どうやら日本人だけではないようです。そして、柿の種はアメリカ人から見ると日本の伝統的なお菓子に見えるそうです。(柿自体が日本のフルーツで、その種を模したようなお菓子はアメリカにはないのと、醤油味がより日本を感じさせるためでしょう)

実は亀田製菓はアメリカにも進出している企業で、亀田製菓の子会社の「Mary’s Gone Crackers」のグルテンフリークラッカーも健康志向の高いカリフォルニアの方々に人気です。

アメリカではセレブから火が付いたグルテンフリーダイエットが相変わらず流行っているので、クッキーなど小麦粉が主成分のお菓子よりも、せんべい(ライスクラッカー)の方が好まれることがあります。ケーキや和菓子など、甘いものが苦手という方やビールが好きな方にも、亀田の柿の種はプレゼントしたら喜ばれます。

柿の種をあげる際、梅やわさび、期間限定味など複数種類を用意すると食べ比べができておすすめです。

また、ハッピーターンや揚一番のようなせんべいも、とてもTasty(風味が効いて美味しいという意味)だと、アメリカ人にも人気です。ハッピーターンの場合、日本にしか売っていない、えだ豆、わさび、めんたいバター、和三盆、抹茶、カレー味など、日本らしくて意外性のあるものチョイスするのもいいかもしれません。

アメリカで子供から大人に人気のあるせんべいは、揚一番とこつぶっこという商品です。こつぶっこは、アレルゲンである乳成分を除去しているので、牛乳アレルギーや乳糖不耐症の子供にも安心で、小さくて食べやすいので、筆者はホームパーティによく持って行きます。

亀田製菓のお菓子は、賞味期限がほとんどのお菓子で150日間あり、他の菓子箱のお土産よりずっと長持ちするので、その点もお土産として優れていますね。

日本限定のキットカット

アメリカでもキットカットは大手スーパーならどこでも購入できる定番のお菓子です。そこで、日本限定のフレーバーの商品をお土産に持っていくと非常に喜ばれます。

以前、抹茶やストロベリーチーズケーキ味のキットカットを空港で購入しアメリカの友人にプレゼントした際、アメリカでは買えないし、すごく美味しいと好評でした。

ただし、抹茶は抹茶好きにはすごく喜ばれますが、子供のいる方にあげるなら、ストロベリーチーズケーキやいちご味のキットカットの方が無難です。筆者の経験上の話ですが、抹茶味は、好き嫌いが大きく分かれるので、会社や同僚など大人数に配る場合、抹茶味以外にも他の味も選べるように複数の種類を買っておいた方が無難です。

長崎「カステラ」:英語名「Nagasaki Castella Japanese Baked cake Soft Sponge Cake Castilla」もしくは「Japanese honey cake 」

長崎のカステラはアメリカでもしっとり、ふわふわで、全然パサパサしてなくて美味しいと評判です。アメリカでは、中国や台湾などから入ってきたカステラはよく見かけますが、日本のカステラはなかなか売っていないこともあり、空輸のため値段も高いので、あげると喜ばれます。

日本のカステラをあげると、いつも「It was so moist and delicious! (とってもしっとりしていて、美味しかった!)」と言われます。多くのアメリカ人が日本のカステラのしっとりした触感に感動するみたいです(ちなみに、英語でしっとりしたケーキのことを「a rich moist cake」といいます)。

カステラはコーヒーやお茶のお供にも最適なので、コーヒー好きの友人や同僚に「This honey cakes goes with black coffee. (このカステラ、コーヒーと合うよ)」と言って出してあげるのも良いかもしれません。

日本のウイスキー(山崎・響・角瓶)

響
サントリー株式会社

日本のウイスキーはアメリカで非常に人気です。大きな会場でのパーティやホームパーティに呼ばれた際、ウイスキー好きな人は必ずと言っていいほど、響や山崎を保管しておいて、特別な日に友人たちに振舞っています。

どこで購入したのか聞くと、日本に旅行に行った際に購入した、もしくは、インターネットやオークションで購入しているという方が多いです。

日本では、山崎や響のノンエイジのもの(熟成年数の表示のないもの)なら、簡単に購入可能ですが、アメリカではノンエイジのものでも、滅多に手に入らないだけではなく、インターネット上でも200ドルから300ドルと非常に高価なだけでなく、すぐ売り切れてしまいます。そのため、ウイスキー好きな方にお土産で渡すと、本当に飛び上がるように、すごく喜んでもらえます。

ちなみに、筆者も日本に帰国した際は自宅用とお土産用に2〜3本山崎か響を購入しています。しかし、最近は酒屋でも量販店でも売り切れていることが本当に多いです。

なぜこれほど日本のウイスキーが海外でも人気で、そして海外のみならず日本でも品薄なのか。それは近年の輝かしい山崎や響の熟成ウイスキーの世界的な賞の受賞歴です。山崎の年代物のウイスキーは、海外オークションでも破格の値段が付くため、その希少性やプレミア感をより一層引き立てているのでしょう。サントリーの12年からそれ以降の年代物ウイスキーは見つけられたらラッキー程度に思っておいた方がいいでしょう。

最後に、海外のウイスキー好きの友人のために、お土産で渡せる手軽な方法をご紹介します。

近年のハイボール、シングルモルトブームから、コンビニでもさまざまなウイスキーを置いてあります。今でも山崎のミニボトル置いているコンビニがあるので、それを狙います。ミニボトルなら価格もサイズも手軽なので、同僚や友人へのちょっとしたサプライズプレゼントにも最適です。

もし山崎のミニボトルが見つからない場合でも、サントリーの白州(すっきりした味わいなので女性への贈り物にもいいかもしれません。ちなみに、白州もアメリカでは名の知れたウイスキーです。)やサントリーウイスキーオールド(こちらはどっしりした熟成ウイスキーが好きな方におすすめです)、サントリー角瓶(アメリカでは販売していないし、瓶も形が綺麗なので実はお土産に最適)など、サントリーのウイスキーが置いていることが多いので、出国前にウイスキーを買いたいけどもうインターネットで買う時間はないという方は、コンビニを回ってみることをおすすめいたします。

まとめ

以上、アメリカ人に喜ばれる日本のお土産について、ここでは食べ物・飲み物をご紹介しました。比較的購入しやすいものを中心に選んでおりますので、お土産を購入する時間がない方でも空港で手に入れることができるものも多数ございます。ぜひお土産選びの参考にしてみてください。

次回は「女子にあげると喜ばれるアイテム」をテーマにしたお土産をご紹介します。

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japanesegirlaimon
japanesegirlaimon

大学卒業後、イギリス・ケンブリッジへ二年間、語学留学をしました。帰国後は外資系の会社でワインコンサルタントをしていました。その時、出張先でアメリカ人の今の旦那と出会い、26歳でカリフォルニア、サン・ホセで結婚し、移住しました。

https://www.yogacatwine.page/

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