東京オリンピックのボランティアに英語は必須?条件が厳しい?
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2020年7月24日から8月9日に開かれるオリンピックまで約一年となりました。母国でのオリンピック開催は一生に一度あるかどうか、そんな貴重な機会だからこそボランティアで関わってみてはいかがですか?今回は東京オリンピックのボランティアに関してご紹介します。
東京オリンピックが近づく中、日本では幼児からの「英語教育」が熱心になってきています。
日本人の英語のレベルは他の海外の人から比べるとまだまだレベルが低いと評価されています。島国ということもあり、英語を話す機会が全くないのももちろんですが、英語を話すこと対して消極的な日本人が多いのが一番の問題かもしれません。
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そんな方のためにお勧めしたいのが東京オリンピックでのボランティア活動!お金は得られずとも、経験を得られる上、英語または外国語を話すチャンスがあります。
2012年に開かれたロンドンオリンピックではボランティアの募集が3倍以上にもなったそうです。
東京オリンピックのボランティアは誰でもいいの?
東京オリンピックで必要なボランティアは、下記の組織からの募集となります。
- 東京都(都市ボランティア)の3万人
- 東京オリンピック組織委員会(大会ボランティア)の8万人
応募前に注意しておきたいのが18歳以上であり、日本国籍保有者または在留資格を持っている方のみであることです。
下記の条件をクリアできる人がまず優先的に採用されます。
- コミュニケーション能力があり、ある程度の外国語が話せる
- 1日8時間を10日以上働くことができる
- 競技の知識または観戦経験がある程度ある
- 採用面接や3段階の研修を受けられる
都市ボランティアと大会ボランティアの違い
東京オリンピック組織委員会が募集するボランティアの活動場所は、主に競技会場、選手村、大会関係施設です。大会運営に直接携わるのが大会ボランティア。
それに加え、外国人観光客が安心して東京に滞在できるようにするための外国人旅行者に多言語での観光案内を行い、東京の魅力を紹介する「東京観光ボランティア」(おもてなし東京)と、日常生活の中で困っている外国人を積極的に手助けする「外国人おもてなし語学ボランティア」を募集もしているそうです。
東京オリンピックのボランティアで英語は必須?
一言でいえば「イエス」です。といっても流暢までとはいきません。
必ずしも資格を持ってないといけないという決まりはありませんが、ある程度の日常会話ができる人が有利です。
外国人のアスリートだけでなく、観光客もたくさん来ることも予想されています。日本語しか話せないと、せっかく日本にきている旅行客も残念に思います。逆に日本の文化を外国で説明できる語学力があれば、観光客にも楽しんでもらえます。
アスリートとして来日している選手も、英語での案内ができる方が安心して大会に臨めるはずです。
英語以外の言語は必須?
必須ではありませんが、できた方がいいです。
オリンピックは英語圏の外国人だけではありません。中国語、スペイン語、フランス語など日常会話でも話すことができれば、観光客にも外国人アスリートにとってもありがたいですよね。
ただし、外国語ができてもコミュニケーション能力がないと活かすことができません。やはり、コミュニケーション能力を身につけることも大事です。
東京オリンピックでのボランティア参加は地方組が大変
東京など関東に住んでいれば交通費もそれほど高くつきません。しかし地方からくる場合は交通費、宿泊費すべて自費になります。相当の出費になりますよ。
一人一律1000円のプリペイドカードが支給されることになったニュースがありましたが、東京に泊めてくれる知り合いがいない限り厳しい条件です。
現実的には、東京または関東在住で会社がボランティアに参加することを認めている、もしくは大学からボランティア参加を促されている学生以外は、カンタンに参加できないボランティアかもしれません。
東京オリンピックは2回目そして新種目も追加
過去に東京で開催されたのは、1964年に開催された第18回夏季オリンピックです。
今回2020年に開催される第32回夏季オリンピック。東京タワーにも2020とオリンピックの年のライトアップもされて盛り上がっています。
新たに5つの競技が追加種目として追加されました。すでにオリンピックの競技日程も決定しています。
新しく追加されたのは、空手・スケートボード・スポーツクライミング・サーフィン・ソフトボールの5種目。そして野球が復活しました。
柔道だけでなく空手もオリンピック競技として採用されましたが、武道としての「空手」「柔道」なのか、スポーツとしての「JUDO」「KARATE」なのか、様々な評価があります。もしかしたら空手は2020年のみの種目になってしまうかもしれません。
最後に
日本人は自分が思うよりは意外と英語が話せます。しかし、恥ずかしい気持ちからわざとふざけて話したり、わからないフリをしてしまう人もいます。英語はとにかく臆せずに話すことが一番大事です。
中学校や高校で習った英語が使えなくても、英単語は勉強してきています。文法ができないからと恥ずかしがる必要は全くありません。むしろ話さないことのほうが失礼にあたります。
このチャンスを無駄にせず、英語を話す機会をもっと増やしていきませんか。大学で外国語を専攻したのに使う機会がなくて忘れている人も多いはず。その勉強した経験を無駄にせず、この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
THE RYUGAKUの記事広告制作チームです