冬のビタミン補給に!イタリアで買えるみかん・オレンジの種類
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オレンジはイタリア人のソウルフルーツ!ここではイタリアのスーパーで売られている、定番オレンジの数々をご紹介します。
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大分類
View this post on InstagramCat Streetさん(@street.cat1121)がシェアした投稿- 2017年 9月月14日午前7時50分PDT
オレンジ
まずオレンジはイタリア語で「Arancia(アランチャ)」といいます。イタリアは地中海周辺地域の中ではスペイン・エジプトについて第三位の生産量を誇ります。(2016年時点)
その半分以上はSicillia(シチリア州)で採れたもの。日本で見かける「イタリア産オレンジ」と書かれたものの多くがシチリア産だと思われます。
柑橘類
柑橘類はイタリア語で「Agrumi(アグルミ)」といいます。イタリア滞在予定の方はこちらの単語も頭に入れておくと◎。イタリアではオレンジの種類があまりに多すぎてAranciaと書くとかなり限定的な意味になってしまうため、Agrumiという言葉を使ってオレンジ全般を表現することが多いです。
中分類
果肉が黄色のオレンジ
View this post on InstagramCONVIVIA for ItalianFoodLoversさん(@convivia.it)がシェアした投稿- 2018年 6月月27日午前12時44分PDT
果肉が黄色のオレンジはイタリア語で「Arancia bionda(アランチャ ビオンダ)」といいます。Biondaは英語のblond(ブロンド:金髪)のイタリア語です。
果肉が赤色のオレンジ
View this post on InstagramItalia Verace ®さん(@italiaverace)がシェアした投稿- 2019年 1月月16日午前10時15分PST
果肉が赤色のオレンジはイタリア語で「Arancia rossa(アランチャ ロッサ)」といいます。直訳は「赤色のオレンジ」。日本でブラッドオレンジと呼ばれる種類がこれに当たります。
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小分類
ここではイタリアのスーパーでよく見かける代表的なものをご紹介します。
Tarocco
View this post on InstagramOranfrizerさん(@oranfrizer)がシェアした投稿- 2019年 1月月17日午前1時13分PST
Tarocco(タロッコ)はシチリア州で採れる、最もポピュラーなブラッドオレンジです。年明けから春先にかけてスーパーに多く並び、1キロ2~300円ほどで買える庶民の味方。そしてRossa種でありながら、意外にも果肉が黄色の場合も多いのがTaroccoの特徴です。
実はブラッドオレンジがちゃんと赤色に染まるためには土地・気候条件がとの深いつながりが欠かせないため、場合によっては赤く染まらないことも少なくありません。というわけで、家で切ってみると赤いものやら黄色いものやら、ばらばらなことが多いのがTaroccoの特徴です。
Sanguinello
View this post on Instagramさん(@allagioia)がシェアした投稿- 2018年 5月月9日午前8時22分PDT
Sanguinello(サングイネッロ)もArancia rossaの一種。スペイン由来のオレンジのため、イタリアではTarocco種と比べると見かける頻度はグッと減りますが、市場や大型スーパーなどではたくさん置いてあります。
Moro
View this post on InstagramBetti Taglietti divulgatriceさん(@bettitaglietti)がシェアした投稿- 2015年 2月月15日午前12時31分PST
Moro(モロ)もArancia rossaの一種。こちらはイタリア由来のオレンジのため、国内で多く流通しています。ご紹介したArancia rossaの中では最も赤色が強く出る品種で、若干紫~黒っぽく見えることも。
というわけで、一見かなり不気味な色をしているのですが、見かけに反してとても甘くて美味しいです。是非見つけたら食べてみてください。Taroccoより生産地域・量が限られるため、イタリア滞在中に食べるのがおススメ。
Navel
View this post on InstagramGianna Buongiornoさん(@giannabuongiorno)がシェアした投稿- 2019年 1月月11日午前12時09分PST
Navel(ナヴェル)はネーブルオレンジ。日本でもおなじみですね。イタリアで流通しているものは「Washington Navel(ワシントン ナヴェル)」「Navelina(ナベリーナ)」が中心。日本のオレンジ同様、アメリカ産なども多いです。
お菓子作りや料理をする際に「絶対に黄色い果肉のオレンジが欲しい!」という方はNavelを買うと安心かもしれません。
Arancia Valencia
View this post on Instagramarancia lorettaさん(@arancialoretta)がシェアした投稿- 2018年 5月月25日午前7時19分PDT
Arancia valencia(アランチャ ヴァレンチァ)は「バレンシアオレンジ」のこと。原産国はスペインではなく、アメリカですが、シチリア州周辺でも栽培されています。Navel同様、料理などをする際に黄色い果肉のオレンジが必要なときはおすすめ。ネーブルより少し酸っぱいと言われることもありますが、ほとんど違いは感じないでしょう。
私たちが「オレンジ」と聞いて想像する色や味に一番近いので、手に取りやすいと思います。
Clementine
View this post on Instagramlindseyさん(@lindseycbrooks)がシェアした投稿- 2019年 1月月20日午後3時48分PST
Clementine(クレメンティーネ)は「みかん」に色も形もそっくりの柑橘類。実際にはみかんより少しだけ小さく、皮がぼこぼこしているものの、手でむいてパクパク食べられるので、筆者はついつい日本が恋しくなると買いに行ってしまいます。
包丁要らずなので単身滞在者やイタリア旅行中、出張中の方の街歩きや冬のビタミン補給にももってこいです。
Mandarino
View this post on InstagramJoさん(@jiovahanna)がシェアした投稿- 2019年 1月月20日午前10時55分PST
Mandarino(マンダリーノ)はClementineより一回り大きなタイプ。日本で「マンダリンオレンジ」と言われているもので、こちらも日本のみかんと見紛う一品です。こちらも手で簡単にむけて、気軽に食べられるので、Clementineと合わせて、旅行者の方も旅先の市場やスーパーで見かけたら是非食べてみてください。朝ご飯会場に置いてあることも多いです。
まとめ
イタリアでは小さなスーパーでも色やサイズの違うオレンジが、たっくさん並んでいます。しかもオレンジ(Arancia)と書いてない!品種名のみ書かれ、ずらっと並んでいるため、筆者も滞在初期は、普段口にしているものがどれなのかわからず大変悩みました。是非同じようなお悩みを抱えている方は本記事が参考になれば幸いです。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,