政府も若者の海外留学を後押し!日本公庫の海外留学資金の融資実績が大幅増加
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若者の海外留学離れが叫ばれるようになって久しいですが、決して留学する人がいなくなった訳ではありません。様々な制度を利用して、海外で学び、広い見聞を身に付け将来に活かそうとしている人は、今も変わらずたくさんいます。そんな人たちにとって興味深いニュースが、日本公庫からリリースされました。
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日本政策金融公庫(略称:日本公庫)は2015年5月末に、海外留学資金の融資実績が、1,526 件(前年度比 136.4%)、35 億円(同 150.0%)に達し、件数・金額ともに大幅に増加したと発表しました。
融資件数は過去9年間、融資金額は過去13年間で最高だったそうです。
日本公庫は、従来から、「国の教育ローン」として、高校、大学、専修学校などへの進学と同様に、海外留学を目指す子供がいる家庭の「経済的負担の軽減」と「教育の機会均等」を支援してきました。
「『日本再興戦略』改訂2014」において政府が2020年までに日本人留学生の倍増を目指すことに伴い、日本公庫は、平成 25 年 5 月及び平成 26 年 4 月に海外留学者向けに制度を拡充し、留学される方への支援を強化しています。
日本公庫は、今後も国の施策に基づく政策金融機関として、留学を目指す方をはじめ、教育資金を必要とされる方を積極的に支援していくとのことで、これはつまり、「留学して本気で海外で勉強がしたい!」という人には、チャンスです。
日本公庫に限らず、短期・長期の個人留学を支援している自治体もあります。
「お金がないから留学は無理」と諦める前に、まずは身近にそうした支援がないか調べてみてください。
同時に、留学にはどんな形があるのか、いくら掛かるのかも、初めにしっかりと把握しましょう。
「留学=高い」と漠然と思っている人が多く、その思い込みだけで、留学を人生の選択肢に入れないのは、本当にもったいないことです。若いうちに異国の文化に触れ、様々な人と接し、日本ではできない体験をすることは、将来のキャリアや豊かな人生を構築する上で、決して無駄にはなりません。
THE RYUGAKUに掲載されている留学経験者の記事や、アブログの見積もり請求サービスを活用して、様々な留学のかたちを知ってください。
短期留学やワーキングホリデーというかたちなら、想像よりもお金を掛けずに留学できるかもしれません。
2020年の東京オリンピック開催時、たくさんの留学経験者が世界各国からの観光客を迎えることができたら、「英語が通じない。日本語しか通じない。」という今の日本のネガティブな評判も、きっと払拭されることでしょう。
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