フランスで空き巣に!驚くべき犯人の手口と被害に遭った際にすべきこととは?

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先日、フランスに在住している筆者の家が空き巣の被害に遭いました。あまりそういうこともないとは思うのですが、意外と周りにもスリや空き巣にあったことのある人もいるので、ここでは、実際に空き巣に入られた状況と、もし空き巣の被害に遭ってしまったときにすべきことについてお伝えします。

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犯行時間わずか10分?空き巣に盗まれたものとは?

泥棒のイラスト

週末の昼、外出をして家に戻ると、鍵をしたはずのドアが開いていました。不審に思い確認してみると、ドアそのものが壊れており、誰かが家の中に入った形跡が。

急いで部屋の中を確認すると、部屋にあったカバン、机周りにあったPC、日本から持参した携帯電話、机の横の棚に入っていたカメラ、昔の携帯電話、録音機器などを盗んでいきました。恐らく犯人は、最初にカバンを盗り、その中に入るだけのものを持ち去ったようです。

逆に、パスポートやカードなどの貴重品は他の場所にあったので、盗まれていませんでした。部屋のドアを壊し、本当に一瞬だけ家に入り、目の前のものを盗んでいった様子でした。

犯行現場となった部屋とは?

部屋の様子

私の家は6階建てのアパートの最上階の部屋で、フロアは向かいの部屋と自分の部屋の2部屋のみです。

日本でも1階は泥棒に入られやすいと言われますが、警察の方曰くフランスでは1階と、そこまで他の人が来る可能性が少ない、他の入居者のいない最上階が泥棒に入られやすいとのことでした。

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不可解な出来事の数々

探偵のシルエット

警察とドアを直しに来てくれた修理屋さんに話を聞くと、色々不可解なことがありました。

まず、私の住んでいる地域は比較的貧困層の人々が住んでいるため、この辺りでの泥棒の話を聞いたことがないということ。そして、通常は鍵を壊して入るのに、ドアを壊して入るのは計画的犯行ではないだろうということ。

それと、アパートのドアは全て二重になっているので、泥棒が目的で来たのなら、最上階まで登る前までに、こんな家のドア(鍵)を壊すのは時間がかかるので普通なら諦めるはず、とのことでした。

身近な人間の犯行か?

これは、あくまでも推測でしかないのですが、恐らく犯人は私の向かいの住人だったのかもしれません。というのも、普通の泥棒では考えられない行動をしていること、そして、家のことを多少でも知っている人、という推理ができます。

実は泥棒が入ったとき、今までいた向かいの住人は引っ越しをしていました。というよりも、お追い出されていたのです。

大家さんの行為も違法なのですが、引っ越しをして、すぐに家賃を支払わなかった向かいの住人に対し、部屋の荷物を全て保管したまま、アパートの鍵を変えてしまったらしく、家賃が払えるまで荷物を返さない、と脅したそうです。

空き巣が入られた日のことを知りたく、向かいの部屋の大家さんにも連絡をしたところ、このような状況であることを教えてくれました。さらに、大家さんは、もうひとつ驚きの内容を伝えてきたのです。

「そういえば、その日(泥棒が入った日)彼から電話があって、お金ができたから家賃を払うと言ってきた。」とのこと。

このタイミング、皆さんはどう思いますか?

推理をすると・・・

以下は私の勝手な推理です。

恐らくこの日、向かいの住人がこっそり自分の荷物を取りに来たが、ドアが開かなかった。怒った向かいの住人は、私の家にも連絡しようとしたか、もしかしたら、勢いでドアを壊した。

家賃を払って自分の荷物を返してもらうためのお金が必要だった隣の住人は、誰もいないことを確かめたあと、とっさに家の中にあった目の前の電子機器を奪い、そのままどこかで売り払い、大家さんに電話した。

本来なら、泥棒が入る可能性の低い地域のアパートでの犯行と考えると、これはそのアパートを知る者の犯行と考えられる。

もちろん、これはあくまでも推理です。

残念すぎる警察の対応

推理をして警察に行っても、証拠もないので、何もしてもらえません。警察も、盗難届を書き、これで保険でお金が戻ってくるんだから、それでいいだろう、という態度でした。

もちろん、新しいPCや携帯も買うことができます。もしも犯人が捕まったとしても物は返ってはないだろうし、ましてはデータは消えているでしょう。そんなこともあり、数日間は自分でも犯人捜しなどをしていたのですが、実際警察の対応も冷たいので、泥棒が入ると、かなり精神的に参ります。

空き巣被害に遭った際にすべきこと

電話している男性

以上が、空き巣被害の全容ですが、続いて実際に空き巣の被害にあったときにすべきことをお伝えします。

まずは警察に連絡!

家に戻って空き巣に入られたことが分かった際、一番大事なことは「何にも手を触れない」で、すぐに警察に連絡をすることです。警察が来たときに指紋の採集をするので、なるべくどこに触らないこと。これが大事なことです。

次に警察が来たら状況を説明します。私が体験してびっくりしたことは、空き巣くらいだと緊急とみなされず、かなり待たされたことです。

私は電話してから3時間待たされました。昼間出掛けていて、帰ってきたのが6時過ぎ、それから電話して10時近くに警察が来ました。調べが終わったら12時近くになっていました。

その後、警察に盗難届を出します。これは保険を申請する時に必要になります。警察がしてくれることは、保険用の資料作成、と思っていたほうが良いです。無くなったものはほぼ戻ってきません。

PCのデータはバックアップを取っておく

盗まれたもので一番大切だったものはPCの中のデータです。私は、多少でしたが書きかけの論文のデータを保管できておりませんでした。PCの大事なデータはDropboxやハードデイスクなどにもこまめに保管しましょう。

特に、学生であれば勉強のためのデータや論文などは必ず外部に保管しておきましょう。写真などもおそらく貴重なものだと思います。

まとめ

いかがでしたか?ちなみに、空き巣被害に合って周りに言われたのが、空き巣でよかったね、いないときで良かったね、ということでした。空き巣はその場にいなくなっているので本人に危害は加えないですが、逆に自分が家にいるときに侵入されていたら思うと、とても怖いです。

盗難に合うのは辛いですが、なによりも体が無事だったことがなにより。なので、そこは不幸中の幸いと思うようにしましょう。

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この記事を書いた人

Coquelicot
Coquelicot

12歳からフランス、イギリス、イタリアに留学し、語学留学、大学留学、大学院留学、と様々な留学を経験。ロンドンの語学学校に務めた後、現在はフランスの大学院で語学学習についての博士論文を書いています。

http://ameblo.jp/vindalsace/

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