ソフトクリームもアイスキャンディも通じない!アイスクリームにまつわるイタリア語9選

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ソフトクリームやアイスキャンディはイタリア人にも通じそうですが、実は日本語なのでアメリカ人にすら通じません。ここではイタリアで氷菓子が食べたくなったときに役立つイタリア語をご紹介します。

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イタリアの定番のアイス

1.Coppetta di gelato(カップアイス)

イタリアのカップアイス

定番のカップアイスはイタリア語で「Coppetta(カップの意味)」といいます。ジェラート店でカップ入りジェラートを注文したいときも「Una coppetta da due euro, per favore.(カップアイスの2ユーロのやつをください)」といえばOKです。

小売店ではHäagen-Dazsなどもありますが、日本のように種類豊富ではありません。こちらではトルコのアイスメーカーAlgidaのものが人気で、商品開発にも力を入れており、例えばナポリの人気コーヒーメーカー、KIMBOとのコラボアイスなどがあります。

2.Cono(コーンアイス)

イタリアのコーンアイス

コーンアイスはイタリア語で「Cono」といいます。ジェラート店でも「Un cono da due euro, per favore.(コーンアイスの2ユーロのやつをください)」で通じます。最近ではコーンの味で差別化を図るジェラート店が増え、手焼きタイプのこだわりコーンなどもみかけます。

小売店ではCornetto(Algida社)という日本のジャイアントコーンのような商品が人気です。なおクロワッサンもCornettoというので、注文するときはご注意ください。

3.Ghiacciolo(アイスキャンディ)

イタリアのアイスキャンディ

イタリアにもアイスキャンディはあり、イタリア語で「Ghiacciolo」といいます。アイスキャンディは和製英語なので、イタリア人には全く通じませんのでご注意ください。

イタリアのアイスキャンディは小売店の方が良くみかけますが、最近ではジェラート店で手作りのアイスキャンディを出す所も増えてきました。

4.Stecco(棒アイス)

イタリアの棒アイス

Ghiaccioloは氷(Ghiaccio)に由来する言葉なので、牛乳ベースの棒アイスはイタリア語で「Stecco(棒・スティックの意味)」と呼ばれています。ちなみに、アイスキャンディもSteccoと言われることもあります。

イタリアで人気の棒アイスと言えばMAGNUM(Algida社)です。また、ピエモンテ州トリノのGelateria Pepino社は世界で初めて棒アイスを出したことで有名で、ペンギンに似ていることから名づけられた「Pinguino」は上品な見た目と味で、ご当地グルメとして有名です。

5.Biscotto(ビスケットアイス)

イタリアのビスケットアイス
Wikimedia Commons

ビスケットアイスはイタリア語で「Biscotto」といいます。Biscottoはカップ、コーンアイスに次ぐ定番メニューです。普通のビスケットに挟まれたもの以外にもオレオなどに挟まれたものなど、種類もさまざまで、ジェラート店で手作りのものが置かれていることもあります。

ちなみに残念ながら日本人におなじみのモナカアイスはそもそも最中がないためか、見たことがありません。

イタリアでは珍しいメニュー

6.ソフトクリーム

ソフトクリーム

ソフトクリームは「Cremoso gelato(クリーム状のジェラート)」などと書かれていることもありますが、モナカアイス同様、かなり珍しいメニューです。辞書では「Gelato alla spina(alla spinaは"生の"を意味します)」などと書かれ、売られていることもありますが、大体は「Cono(コーンタイプのアイス)」と書かれ、他のコーンアイスと区別なく売られています。

7.かき氷

かき氷の写真

かき氷もまずお目にかかることがないメニューです。そのため、日本のアニメなどでは「kakigori」と言ったり「Granita giapponese(かき氷に一番似ているGranitaという食べ物を用いた表現)」「Grattachecca(ローマ発祥のかき氷にそっくりなメニュー)」と表現されています。

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イタリアならではのメニュー

8.Calippo・Ghiacciolo(押し出しスティックタイプアイス)

イタリアの押し出しスティックタイプアイス
Luca Mascaro

筒状の容器に入っていて、下から手で押して食べるアイスキャンディでイタリアでは良く見かけます。日本のチューペットのようにCalippo(algida社)という商品がこの形状のアイスの大半を占めているため「Calippo」と呼ばれたり「Ghiacciolo(アイスキャンディ)」と呼ばれたりしています。

9.Brioche(ブリオッシュジェラート)

イタリアのブリオッシュジェラート
Wikimedia Commons

「Brioche(ブリオッシュ)」という、パンにジェラートを挟んだものをジェラート店で買うことができます。ひとつで4ユーロ程度が相場。お腹は空いているけど、あつあつのフォカッチャはちょっと、というときにおすすめです。火照った体かひんやり休まります。

まとめ

いかがでしたか?日本好きなイタリア人の友達からはよく「日本はアイスの種類が豊富でびっくりした!」と言われます。イタリア人はアイスが大好きですが、形や味の種類の豊富さは日本の方が勝るかもしれません。是非違いを楽しんでみてくださいね!

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アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,

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