ガウンはどこで買ったらいい?アメリカ大学の卒業式で注意すべき点とは?
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大変だけれど充実していた大学4年間を締めくくる卒業式。筆者も知らないことだらけで準備が大変でしたが、式は思い出に残るものになりました。もちろん学校から情報が書かれたメールが送られては来ますが、これから卒業式に出るあなたに、注意点と体験談をお教えします。ちなみに筆者の大学は年に1度しか卒業式がありません。学校によっては卒業式が年に2回あるところもあるので、そういった学校は私の体験談とはちょっと準備段階が異なってくるかもしません。
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準備編:まずはちゃんと卒業できるか確認しよう
まず最初に、あなたがちゃんと卒業できるかどうか、チェックしなくてはなりません。これを調べるためには、学務に行き、専用のフォームを記入します。もちろんこういう情報は前もってメールで送られてきますが、卒業する1セメスター(学期)前にこのような作業が始まる、と知っておけば安心ですよね。
筆者の場合、秋セメスター(9〜12月)で卒業だったのですが、春セメスター(1〜4月)の段階で学務へ行きフォームに記入しました。フォームに「卒業式に出る予定かどうか?」「いつ卒業予定か?」といった質問がありました。
アメリカのシステムは本当に適当なので、学務に行った際は一応(知っていても)卒業式までの準備の流れや、必要な書類はあるのか、など質問すると良いでしょう。
卒業するのが秋セメスターの場合、卒業証明書は大体2〜3月の間に自宅に郵送されます。もしあなたが春セメスターで卒業の場合、卒業証書は卒業式当日に渡されます(壇上から降りた後)。
両者の場合も、名前を呼ばれ壇上に上がった際卒業証書ケースをもらうのですが、中身は空です。面白かったのは、学校から「The case is empty, so do not flash it.(中身は空だから見せびらかすな)」と書かれたメールが送られてきました。
卒業間近での準備といえば、卒業式のチケットを取りに行く、自分の名前の発音をホットラインで確認する、ガウンとキャップを購入するといったところです。ガウンとキャップについては後で注意事項をお伝えします。
卒業式当日
卒業式当日は、とにかく朝が早いです。筆者の卒業式は10時からだったのですが、朝の8時までに集合でした。朝6時半に起きてせっせと準備した記憶があります。筆者は会場から車で25分くらいのところに住んでいたのですが、念のため少し早めに家を出ました。
待機場には、グラノーラバーや飲み物などの軽食はありましたが、しっかり食べていくことをおすすめします。というのも、8時集合、卒業式が終わるのが13時。その間何も食べれないのです。
待機場に着くと名前を確認したり、列に並んだりと、式の前から立ちっぱなしです。それに加えて、待機場所から会場までの長い廊下を歩くので、正直ぐったりしてしまいました。
筆者のようにアリーナで卒業式がある人は、長い廊下を歩かされる可能性が大です。ですが、会場に入って卒業式の熱気を感じたときの高揚感は未だに忘れられません。それまで感じていた足の疲れも吹っ飛んでしまいました。式は長いですが、存分に味わってください。
卒業式の後は、卒業式に来てくれた人たちとランチに行くのがお決まりの流れです。卒業式シーズンのランチは早くから予約で埋まってしまいます。できるだけ早い段階で予約を取りましょう。
また、レストランを予約する際、時間に余裕を持った方がいいです。来てくれたみんなで写真を撮ったり、友達と写真を撮ったりで結構時間がかかります。また、卒業式後の渋滞はひどいです。私は式場から車で10分の所のレストランを予約したのですが、30分程かかってしまいました。
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卒業式の服装
上記でお話しした通り、とにかく歩きます。学校からのメールでも書いてあるかもしれませんが、高いヒールは絶対おすすめしません。学校からのメールにも「DO NOT wear crazy heals」と書いてありました。
また、卒業式では証書を受け取った後、同じ席に戻れないということがあるので、貴重品や自分のものは全て、常に自分で持ち運びしなくてはなりません。ロッカーも使えません。なので、当日は本当に必要最低限の物を肩掛けのクラッチバックなどに入れて持っていくといいでしょう。
筆者の卒業式の日は大雨で気温もとても低かったのですが、事前のオリエンテーションで「ロッカーは使えない」ということと「上着を着てくるなら、自分で常に持ち運ぶか、ガウンの下に着ろ」ということだったので、寒さ覚悟で上着を着て行きませんでした。壇上に登って卒業証書のケースをもらうときを想像したら、上着を抱えたまま学長と握手してるのは、ちょっと嫌だなと思ったので…。
1番びっくりしたのはガウンです。友人から貰ったお下がりのガウンがあったのですが、その人はマスター(大学院)だったため、ガウンの袖部分が少し違いました。なので、undergraduateの袖と同じ形になるように自分で縫ったのですが、念のため学校に持っていって確認したところ「多分大丈夫だと思うけど、もしかしたら当日注意されるかもね。」とのことでした。
ガウンやキャップはAmazonで買った方が安いですし、どれも大体同じですが、学校から売られるガウンと袖の長さが違うと、卒業式に出られないということもあるらしいです。幸い筆者の学校はそこまで厳しくなかったですが、学校の方が言うには「ある学校ではみんな入り口で袖の丈をチェックされ、少しでも違うとその場で新しいのを買わされたり、卒業式に出られなかったりすることがある」ということなので、ケチってAmazonで買うより、学校からちゃんと買った方がいいでしょう。
もちろん、同じ大学からの卒業生からガウンがもらえるのがベストです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?少しでも役に立っていただけると嬉しいです。あなたの卒業式が素敵なものになりますように!
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この記事を書いた人
アメリカ、ボストン在住4年目。エンターテインメイト関係の勉強を頑張っています。遊びに、勉強に、いろんな経験に….毎日全力投球で頑張ってます!