国内での準備から現地ですべきことまで!留学をより充実したものにするためのヒント
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私はオランダに住み始めて3年目を迎えました。さまざまな体験の中で1年目や2年目はあっという間に過ぎ、現在でも学ぶことが多く日々を過ごしています。そんな留学生活を通じて得た、留学やワーキングホリデーをより充実したものにするためのヒントを、日本滞在中にできることと、現地に着いてからすべきことについて、それぞれまとめました。
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日本滞在中にできること
帰国後の自分を想像して目標やスケジュール設定を行う
限られた時間の中で留学をする際、まず考えるべきことは、未来の自分自身がどうなっていたいかです。留学に限らず何かを実行するとき、それが終わるときを想像することで、そこに向かう道しるべを考えることができます。
目標はひとつである必要はありません。語学、生活、観光、行動、会話、食、文化、学びなど、あらゆることで自分自身がなりたい、やっていたい、見ていたい未来の自分を考えてみてください。
ポイントとなるのは優先順位と意志です。たくさんあって迷ってしまうときは順位を決めることで順位の高いものが重要となります。そしてそこには強い意志があるのでより実行しやすくなります。細かく決めなくても帰国する日までにしなかったら後悔することを書き出すだけでもいいでしょう。
日本にいるうちに考えていただきたい理由は、現地ではさまざまなことが起こりじっくり考える時間が少ないからです。目標設定をしてスケジュールを決めるだけでも留学生活の中でできることがわかってきます。
仮に1日3時間家庭学習を毎日するなら、1年後は1095時間です。もし毎日できないとしたら1000時間切るかもしれません。そうするとより1日の学習を増やす、もしくは方法を工夫するなど、考える必要もあります。
学校へ通う場合はスケジュールが決まっていますが、自由時間や週末、学校がない日などは自分で決める必要があります。ホストファミリーと出かける、友達とランチに行く、映画を観るなど、イメージするだけでも楽しくなり実感も湧いてくるでしょう。
帰国後に後悔しないため、そして現地でより充実した生活を送るために、日本での目標設定やスケジュール設定はおすすめです。
現地の情報については自身の必要な情報から調べる
留学が決まると、留学先の国や学校のことを調べ始めますが、そのときに大切なのは自分にとって何が必要な情報なのかを吟味することです。
私の場合は現地でビザの取得が必要だったのでビザの情報だけ調べて、オランダのことはオランダに来てから知ることが多かったです。それは当時の私にとって事前にどうしても必要な情報はビザの情報だけだったからです。
留学先の学校、住む地域の治安、観光情報など、現在では本当にたくさんの情報をインターネットで検索することができ、外国語の文章でも簡単に訳すこともできます。しかし、多くの情報を簡単に調べることができるからこそ、自分にとって必要な情報から調べていただきたいのです。
特に、失敗談や治安についての情報については慎重になる必要があります。既に留学している方の情報は貴重なものである反面、逆に多くの情報を見てしまうことで何が本当に正しくて必要な情報なのかわからなくなってしまったり、そもそも留学するという気持ち自体が揺らいでしまうこともあります。
実際に海外に出てみると現地での日々の生活の中で分かることや、事前に調べた情報との違いなども多く出てきます。まずは本当に必要な情報に絞って調べることをおすすめします。
トラブルが起こったときの対処法について事前に決めておく
留学やワーキングホリデーが決まると、さまざまな準備を進めますが、その中でも重要なのは「トラブルが起きたときの対処法」について、事前に決めておくことです。
例えばホストファミリーとトラブルが起きてしまったときにどうするかを事前に考えておくことで、もし何か問題が発生したとしても混乱せずに済みます。
また、相手の事情で住んでいる場所を離れないといけなくなる可能性もあります。必要な連絡先、相談相手の確認など、当たり前のことと思われるかもしれませんが、事前に決めておく必要があります。
留学やワーキングホリデーなど、これからの楽しいことを考えると、このようなリスクやトラブルについてはあまり考えたくないかもしれません。しかし、いざというときのための対処法については、日本にいるうちに、日本の家族との話し合いも含めて事前にしておくことをおすすめします。
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現地に着いてからすべきこと
できることは何でもしてみる
現地に着き、海外生活をスタートすると、これからのことを考えるでしょう。留学の場合だと主に学校のことや勉強、クラブ活動などについて考えるのではないでしょうか。
しかし、学校や勉強以外でもできる限り何でも挑戦してほしいのです。限られた時間の中で、やった後悔よりやらない後悔の方が圧倒的に長く後を引きます。季節のイベントを全力で楽しんでみたり、友達のお誘いで初めての場所に行ってみたり、今までしたことのないボランティアをしてみたりなど、やれることは数えきれないほどあります。
「YES」「NO」を選べるのであれば「YES」を選んでみてください。「NO」の場合はなるべく具体的な理由を伝えてください。そうすることでまた誘われることもあります。
私自身の経験で言うと、1年目の生活でオランダ人の友達に誘われたボランティアに参加し2年目も参加し多くの方々と接することができました。ライターの仕事もオランダに来てから初めて行いました。やってみることや難しさ、楽しさ、新たな出会いもあり現在だけではなく将来への良い経験になるのではないでしょうか。
現地での日本人の人数や日本語の使用にこだわらない
特に学校を選ぶときやアパート選びのときなど、現地在住の日本人の人数を気にする方は多いのではないでしょうか。実際に学校の表示で日本人が何人と書かれているところも多く、質問としても日本人の人数について聞かれることがあります。
もちろん日本人が少ないほうが日本語を話す機会が少ないので限られた時間の中では有利かもしれません。しかし、日本人の人数にこだわってしまうことで学校の他のたくさんの良さをえらぶことができず、もったいない結果になってしまうこともあるかもしれません。
日本人が1人だけいても100人でも現地の学校ではご自身が学びたいことを学びます。周りは日本人の方が多い環境でも、その国で1番多いのは当然現地の人たちです。ご自身の言動次第で、どんなに日本人が多くても学校生活を有意義に過ごすことはできます。
もし日本語が話したくない場合は無理に話す必要はないですが、日本語を話さないことのストレスからホームシックになったり、逆に日本人の方とばかり話をしてしまう可能性があるならば、定期的に日本語も話しつつ勉強をすることモチベーションも維持できるかもしれません。
現地での生活が嫌になってしまうと、それをまた好きになるのは難しいので日本語や日本人にこだわりすぎず、日本語が話したいときは話していいと思います。私自身定期的に日本人の友達と話すことでオランダ語の学習を維持でき、いくつかの試験に合格しています。
1日1日を大切にする
留学やワーキングホリデーでなくても言えることですが、特に期限が決まっている滞在においては1日1日が本当に大切となります。1度として同じ日はありません。毎日同じ通学路を通っても何か必ず変化があります。違う道を通るのもいいでしょう。季節のイベントも1年の場合は1回しか経験できないので、その日の経験は日本に帰国されてからも思い出となり今後活かせる経験にもなり得ます。
オランダでは王様の誕生日や解放記念日など、オランダならではのイベントも多くオランダ人と同じことをするだけでも今までしたことのない経験をしています。
日本滞在中にできるヒントで紹介した将来の自分を考えながら逆算して1日のスケジュールを現地で考えることもできますし、ホストファミリーやクラスメイト、クラス以外の友達と話しながらスケジュールを決めるのも楽しくていいでしょう。
私は1日を振り返る意味で日記も書いています。それによって1ヵ月前の自分と今の自分を比べることもできます。メモ程度でも書いておくのもおすすめです。
最後に
今回は留学やワーキングホリデーをより充実したものにするためのヒントをご紹介しましたが、旅行や長期滞在される方にも当てはまるような内容となっています。少しでも多くの方のお役にたてれば幸いです。
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この記事を書いた人
はじめまして。現在オランダ人の彼と彼の家族とオランダに住んでいます。趣味は読書、映画鑑賞です。オランダ語と英語を学んでいます。記事を通してオランダのことを多くの方に伝えられたらと思っています。宜しくお願いします。
http://www.naho-blog.com/