シンガポールに来たら気をつけたい健康管理に関する4つの注意点
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念願かなってシンガポールに住むことになったアナタ。異国とはいえ、比較的治安がよく交通機関も便利、必要なものも手に入りやすいシンガポールは、日本人にとって生活に慣れやすい国であろう。
だが、あなどってはいけない。シンガポールでの生活には簡単に慣れることはできるが、自分の健康を過信してしまいがちなのがシンガポールに来てからの注意点である。ここでは、渡星後に気をつけたい体調管理に関することをお教えします。
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1.年中高温多湿の南国ということを忘れてはいけない
シンガポールは年中高温多湿。「日本の夏だって、高温多湿だから。」と誰もが感じシンガポールの生活を始めるが、照り付ける太陽の光の強さと「これでもか!」という温度上昇の続く毎日には、現地の人たちでさえ脱水症状を起こしたり、体調を崩してしまうのだから、十分気を付けなくてはいけない。
そう、ここは赤道直下の南国。よって渡星後の日本人のカラダは、この暑さに相当無理を強いられることになる。なるべく熱がこもらないシャツを着たり、日本の夏同様、外に出るときは帽子を被ることも大事なことである。
2.水分補給はこまめに
シンガポールの人たちは、大人も子供もびっくりするくらい水分を多く補給する。冷たい水ではなく、体を冷やさないようにぬるま湯〜常温の水を多く摂取する。
これは水分が不足すると、喉が乾燥しウイルス性の風邪をひきやすくなったり、脱水症状を起こしやすくなるからで、実際に風邪をひいて医者にかかっても、医者からは「お水をしっかり飲むように」とアドバイスされる。
南国での健康を維持するためには、こまめの水分摂取が欠かせない。特に日本人は年中こまめに水分を摂取する習慣がないので、その習慣をつけることをお忘れなく。
また日本では飲み物を購入するときに「お茶」を購入する人をよく目にするが、実際お茶は水分補給にならず、却って水分を失ってしまうので要注意。
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3.外気温と冷房との寒暖差や水の違いよるカラダへの負担に気をつける
南国特有の暑さ、外気温と冷房との寒暖差、新天地での精神的緊張に加え、シンガポールの水も体を疲れさせる原因になっていることを忘れてはならない。
水は飲料水だけのことを差しているわけではない。シャワーを浴びる「水」や、料理をする「水」もある。シンガポールの水道水は、硬度も日本とそれほど変わらなく馴染みやすいものではあるが、フッ素が多く入っている。日本とは若干性質の違う水を使用するために、体がその水に慣れることを余儀なくされていることを気が付かないことが多い。
また、シンガポールのこの暑さに加え、頭がキーンとしそうなくらい冷房が効いているビルや交通機関での体温管理も注意したい。シンガポールの人は平気な顔で、ノースリーブや短パンで過ごしているが、これほど外気温と温度差が激しい環境には、我々の体は簡単に慣れるはずはない。
特に、女性はこの冷房による冷えで体を冷やしすぎないようにしたい。この冷えで渡星早々調子を崩す人も多いのだ。外出の際は必ず羽織りものを持参したほうがよい。
4.ドリアンを食べたらアルコールを摂取してはいけない
シンガポールに来ると、必ず誰もが試すフルーツの王様「ドリアン」である。強烈な臭いだが口にしてみるとチーズのような感触で「あら、意外に美味しい!」と感じるはずだ。
しかしドリアンを食べる際に、シンガポール人は次の2点に注意している。
- ドリアンは水分が少なく、体温をあげるフルーツなので、食べすぎて喉を乾燥させてしまわないように十分水分を取る。
- ドリアンは体温を上昇させてしまう(ヒーティング)フルーツなので、ドリアンを食べた後はアルコールを絶対摂取しないようにする。
特にシンガポール人は、ドリアンを食べてアルコールを摂取すると死ぬ、と口をそろえて言う。科学的根拠はないようだが、体温を一気に上昇させるドリアンは、アルコールと一緒に摂取すると動悸を起こすこともあるようなので、気を付けよう。
まとめ
外国に住める嬉しさで、あれこれチャレンジしたい気持ちはわかるが、最低でも渡星後の3か月はできるだけ規則正しい生活を心がけ、疲れを感じたら睡眠を多めにとるよう心がけよう。これからの長いシンガポール生活を充実させていくためにも、焦らずにゆっくり体をシンガポールに合わせながらのスタートをきることをおすすめする。
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この記事を書いた人
20年近く海外勤務生活。中でも東南アジア、シンガポールに長く滞在。好きなことは旅行、ヨガ、そして様々な場所に出現する猫を撮り続けること。