留学を実現した行動力がすでに個性と魅力?留学のメリットとデメリット
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海外留学は自分の可能性を広げる大きな第一歩となります!同時に日本から離れて生活することで、やむを得ないデメリットもあるかもしれません。私自身が2度の留学経験を通して特に強く感じた「メリットとデメリット」をそれぞれ一つずつ書きたいと思います!
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メリット:自分の考え方を確立できる
私が交換留学したアメリカでは、自分の意見を持つこと、それを相手に示すことが重要とされています。留学前の私は、あまり自分の考え方に目を向けず、周囲に合わせることを優先していました。
留学中に色んなことに関心を持ち、自分の意見を組み立てる練習をしました。幸いなことに交換留学先のルームメートや教授は、私の意見に興味を持って聞いてくれる人たちでした。彼らの心の広さのおかげもあり、私は自分の意見を発信することに自信が持てるようになりました。
自分の個性が人を惹きつける魅力になる
一般的にアメリカ人は他者と意見が違うことで、恥ずかしいとか、否定された、などネガティブな考えを持ちません。意見の内容によっては、その違いが「ユニークさ」として、魅力に捉えてくれることさえあります。
むしろ自分の意見がないと、相手に個性・魅力が伝わらず、仲良くなる機会を逃すことになるかもしれません。
帰国後の就職活動でも役立つスキル!
留学を通じて作り上げた自分の個性や魅力は、帰国後の就職活動にも大いに役立ちます!
企業の採用担当者は大量のエントリーシートに目を通し、多数の応募者と面接をします。他と違った経験や個性がある応募者は、採用側の印象に残ります。(留学をして英語能力を身に付けた、というだけでは印象として弱いと思います。)
私は就職活動を始めたばかりの頃、留学をどのようにアピールすればいいのか曖昧なままでした。「留学を通して視野が広がりました」など典型的なことを面接官に伝えたところ、「正直言って、聞いていてつまらないよ。」とはっきりダメ出しされました。
それからは、自分がなぜ留学を志したか、アメリカで受けたカルチャーショック、自分が乗り越えた文化の壁などを素直に伝えました。その結果、採用になった企業の面接では、面接官も私の話を熱心に聞いてくださり、話も弾み、お互いに一緒に働きたい!という気持ちになれたと感じました。
留学を自分の力でメリットにしよう
留学をしたという行動力が既にあなたの個性であり、魅力です。
留学経験を更に強みに変えるため、留学中にたくさん人と出会い、自分の考えを組み立て、発信することで、あなたの内面からのユニークさを発見してください。それこそが日本にいるだけでは得られない自分の強みになると思います。
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デメリット:家族の緊急事態に駆けつけられない
留学は、日本の家族と物理的に離れて生活します。今はスカイプやLINEなどパソコンやスマホ越しに顔を見て話したり、瞬時にメッセージを送るなど、とても便利になっています。寂しさもそこまで感じないかもしれません。
しかし、家族が万が一の事態に遭ったときに飛行機ですぐに帰国する、というのは難しいです。
私の場合、祖母が高齢で入院することが多かったので、留学中はとても気がかりでした。日本にいる間にもっと祖母に会えばよかった、とアメリカにいながら思っていました。
留学前は自分のことで精一杯でしたが、こういう家族への気持ちは離れて初めて気づくものなんだと思います。
留学前に家族との時間を大切にする
海外に行ってから、家族を大事に思うことがきっとあります。日本にいるうちに自分ができる範囲で親孝行をする、おじいちゃん、おばあちゃんに会いに行くなど、家族と一緒に過ごす時間を大切にするといいかもしれません。
家族との思い出が増え、絆も深まることでしょう。留学中に何か辛いことがあったとき、家族との繋がりが心の支えになることもあります。
私も今振り返れば、家族のサポートや理解があって留学が実現できたと思います。留学中も留学後もこの感謝の気持ちは大切にしたいものです。
まとめ
以上、私が留学中に特に強く感じたメリットとデメリットです。
留学をメリットにするのも結局は自分の行動や努力次第です。デメリットである家族との物理的距離もポジティブに考えれば家族との心理的距離を縮める良いきっかけになるかもしれません。皆さんの実り多き留学生活を祈っています!
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この記事を書いた人
アメリカ交換留学を大学学部と大学院時代にそれぞれ計2回経験。(1回目はミシガン州に、2回目はボストン郊外のスミス大学に留学。)現在は留学時に知り合った中国系アメリカ人の夫とニューヨーク近郊在住。