本場アメリカの地でアスレチックトレーニングを学ぶーーイーストセントラル大学の留学経験者インタビュー

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「Youは何しにアメリカへ?」今回はアメリカ・オクラホマ州にあるイーストセントラル大学で、アスレチックトレーニングを学んでいる日本人学生にインタビュー。一体なぜ、アメリカへの留学を決意したのでしょうか。

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今回の留学経験者インタビューは、アメリカのイーストセントラル大学に留学している「下崎陽平(しもざきようへい)」さん。現在、イーストセントラル大学でアスレチックトレーニングを学んでいる3年生です。そんな下崎さんのアメリカ留学について3回に分けてご紹介します。

第1回の今回は、「アメリカでの留学生活」について伺います。

アスレチックトレーニングを学ぶために留学

ーー まず、なぜ留学しようと思ったんですか?

アメリカの大学でしか「ATC」という資格が取得できなかったからです。ATCはアスレチックトレーナーの資格なんですけど、トレーナーと言ってもトレーニングをしているのではなく、怪我した選手の応急処置やリハビリ、スポーツ現場の管理、選手の命を救う仕事なんです。日本にもアスレチックトレーニングを学べる所はあるんですが、私の将来の目的のためには日本よりアメリカのほうが優れた経験が積めたり、制度上しっかりしていると思ったので留学しました。

ーー いざ留学を決意した時、不安なことはありましたか?

アメリカに来る前は不安ばかりでした。TOEFLで一定のスコアを取らなければいけないですし。英語があまり喋れなかったので不安でした。もちろん、お金の心配もありましたけど、どれもこっちに来てしまってから不安じゃなくなりました。やるしかないという感じで。

ーー 留学前にやっておくべきことはありますか?

大学のリサーチを徹底的にやっておくことが大事だと思います。そんなことまで、と思われるかもしれませんが「大学がどういう語学学校と提携しているのか」もしっかりリサーチすべきです。

英語はこっちに来てから語学学校に通って磨く人も多いと思いますが、アメリカの語学学校は少し易しすぎます。それにネイティブスピーカーが全くいなくて、下手したら日本人ばっかで何しに留学来たんだってなるのでその辺も調べておきましょう。英語はとにかく現地の人と触れることが一番です。

学費とか履修できる科目などももちろんリサーチしておきましょう。留学前のリサーチを怠って途中で断念して帰る羽目になる人もいるので。

ーー 日本で身につけておけばよかったと思うスキルはありますか?

料理ですね。こっちで料理作るってなった時にみんな日本食を期待しますからね。「照り焼き作ってよ」とか「寿司食わせてよ」って言われます。そういう時はクックパッドで見て作りますけどね(笑)やっぱり料理作ってあげると喜びます。でも、オクラホマでは魚はNGです。煮干しとか出すと嫌われますね、においがダメみたいで。「こんなのその辺の湖で死んだ魚持ってきたやつだろ!」って評判悪いです(笑)

「It's awesome!」な日本人

ーー アメリカには多くの人種がいますが、人種間の扱いに差などはありますか?

少しはあると思います。白人同士、黒人同士、アジア人同士のコミュニティーに自然と分かれることが結構あります。教授は基本的に留学生に優しいですが、年配の教授には差別的な態度を見せる人もいます。僕のいるオクラホマはK.K.K(白人至上主義の過激派団体)も強かったので、その影響もあるのかなと思います。でも、差別ばかりじゃないのでそんなに気にしなくてもいいです。

ーー 周りに日本人はいますか?

今、大学には僕だけです。日本人は本当に少ないです。近くにある大きな街に日本人の友達がいるので、たまに会いに行きます。車で2時間かけて会いに行くんですけど、2時間はもはや遠く感じないです(笑)今住んでいる町には電車もバスもタクシーもないので、交通の不便さには慣れました。

ーー 日本人であることで得したことはありますか?

現地の人の日本人に対するイメージはポジティブなものが多いです。日本人であることが分かると「It's awesome!」って言われたりすることが多いです。勤勉な人だとも思われがちです。

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ポップコーンを片手に授業を受けるアメリカの大学生

下崎さんが留学しているアメリカのイーストセントラル大学

ーー アメリカの大学の優れている点は何ですか?

学生の勉強に対する意欲がすごいあることですね。日本の学生はサボりすぎだと思います(笑)アメリカで大学を卒業できるのは35%くらいなので、みんな頑張って勉強します。授業中寝る学生なんてほとんどいません。

他に違う点は、アメリカでは何でも食べながら授業を受けていいことですかね。先生が後ろにポップコーンとか置いといて、好きな時に取って食べてていいよって言ってくれます。食べた方が集中できるなら食べていいよ、みたいな感じです。何でもって言っても臭いがすごいと周りに嫌がられますけど(笑)

まとめ

今回はアメリカでの留学についてお聞きしました。下崎さんがアメリカ留学を決意したのは、アスレチックトレーニングを学ぶためだそうです。大学のリサーチをしっかりした上で留学に行くのが大事なんですね。やっぱりアメリカの大学生はよく勉強するようで、日本人も負けてられないですね。

さて、次回は「イーストセントラル大学」と「アスレチックトレーニング」 についてご紹介します。

今回紹介したイーストセントラル大学の口コミ

イースト・セントラル大学のロゴです
名称East Central University(イースト・セントラル大学)
国・都市アメリカ / オクラホマ州 / エイダ
学校形態大学
住所1100 E 14th St, Ada, OK 74820 アメリカ
電話番号+1 580-332-6347
公式サイトhttps://www.ecok.edu
口コミサイトhttps://ablogg.jp/school/12315/

インタビュアー

保坂福斗(ほさかふくと) / 早稲田大学一年 / アブログインターン生

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この記事を書いた人

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THE RYUGAKU [ザ・留学] 編集部です。留学コニュニティサイト『アブログ』も運営しています。

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