イタリアでおすすめの携帯会社は?長期滞在者なら知っておきたいイタリアの携帯事情とは

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今回は私自身の体験を踏まえながら、イタリアでの携帯会社の選び方や使い方についてご紹介したいと思います。イタリアには日本同様、携帯会社がたくさんあり、各社が随時新しいサービスを提供しています。一番良いのは渡伊後に周りの人から最新情報を教えてもらって購入することですが、到着後なるべく早く使いたい方も多いと思いますので、その際の参考情報としてお力になれれば幸いです

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主な携帯事業会社

携帯電話の写真です
Wikimedia Commons

日本のdocomo・au・Softbankに当たるのは以下の3社です。

TIM

Telecom Italia(日本でいうNTT)が1995年に立ち上げた会社で、シェアは現在国内第1位(約32%*)です。山間や離島、辺境の集落等でも電波が入るように力を入れている為、イタリアの津々浦々に行かれる方におすすめです。

Vodafone

英国に本社を置く世界最大の携帯会社で、イタリアでの国内シェアは第2位(約27%*)です。全世界に支店があるため、国外へ行かれる機会が多い方は、トラブル時、その国のVodafoneショップに駆け込むとちょっとしたトラブルであれば解決してもらえることが多いのでおすすめです。

WINDS

1997年に出来たRomaの携帯会社です。TIMやVodafoneに比べるとシェアはやや少なめですが(約23%*)都市部では通話品質も店舗数も遜色ありませんし、安さが魅力です。但し、~20代の方はTIMやVodafoneの若者向けサービスが使えるので、優位性が感じられないかもしれません。

*2016年4月時点

携帯電話の購入から月々の支払方法について

スマートフォンの写真です

イタリアでの携帯電話の購入~月々の支払方法は以下の通りです。

SIMフリーの携帯電話を買う

イタリアでも購入可能ですが(ガラケーで30ユーロ前後、iphoneは日本と同じ位)、日本でも買えます。滞在期間があまり長くない方は、帰国後のことも考え、日本で本体を買って持ってくるのも良いかもしれません。

携帯会社のショップで、SIMカードを買って本体に挿入する

SIMカード購入とあわせて、料金プランを設定するのですが、とにかくプランが沢山あるので、店頭で慌てないように一度、HPを覗いてから来店すると良いでしょう。イタリア語が読めなくても、大事な箇所や金額が強調されて書かれているので、何となくイメージが掴めると思います。代金は、SIMカード代と初月料金合わせ、30~35ユーロ程度。購入時はお金の他にパスポートも必要ですのでお忘れなく! 店員さんにSIMカード挿入まで全てやってもらえると楽です。午前中に購入すれば、その日の夕方頃までにはSMSで「開通しました」というお知らせメールが届きます。

毎月の支払はプリペイド式

光熱費の支払等もそうですが、イタリアには日本のような銀行引き落としシステムがないので携帯代も、ネット経由かスーパー等のレジ前にある携帯会社のプリペイドカードを購入して専用番号に電話をし、自分の携帯にお金をチャージしていきます。残金が減ってくるとSMSでお知らせが届いたり、マイページから利用状況を確認することも出来ます。また、代金を支払わなければ約6か月でその携帯番号が無効になるため、解約したい場合はお金をチャージしなければ自動的に解約となります。

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通信会社の選び方

正直どの会社も価格やサービスに大差無いので、ライフスタイルに合った会社を選ぶのが一番です。参考までに、私は以下の点からVodafoneにしました。

徒歩圏内にVodafoneショップがあり、英語が通じる

当初、家電量販店にて各社の料金プランを比較検討してから購入する予定だったのですが、英語が話せる店員さんがおらず、私もイタリア語が全く話せなかった為、結局英語が通じたVodafoneショップで購入することになりました。 今はホームページから料金のチャージしていますが、SIMカード購入後しばらくは毎回Vodafoneショップでお金のチャージをしていたことと、時々届くSMSがDMなのか警告なのかわからず不安でショップに行って尋ねていた為、お店が家の最寄りだったことは何かと助かりました。

購入した当時、Vodafoneの若者向けキャンペーンプランが一番安かった

ただ安いと言っても他社と1ユーロ程度の差だったので、最大の決め手にはなりませんでした。

全世界に支店がある

国外滞在時もちょっとしたトラブルに対応してもらえる点が良いと思い購入しました。ただ、多少は便利ですが、いざとなるとやはり自国のプランのこと以外はあまり詳しくないので、役に立たないこともあります。

最後に

現在1年以上利用していますが、モンブラン(山岳)方面や他国に旅行した際も問題なく利用できています。陸続きのヨーロッパでは他国の方がSIMカードを求めて来店するケースも多いため、片言の英語・イタリア語でもなんとかSIMカードを購入することは可能です。これから購入を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

Alitalia
Alitalia

アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,

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