祝日は家族と過ごす日?日本より少ないアメリカの祝日事情

9756

View

スポンサーリンク

クリスマスもバレンタインもアメリカから来た文化です。そんな印象からアメリカって祝日が多いのかな…?なんて思う人もいるかもしれません。今回は、アメリカの祝日についてご紹介します。

スポンサーリンク

1月1日 New years day

元旦です。日本ほど盛り上がらない印象ですが、シアトルではスペースニードルで大きなカウントダウンがあり、花火が打ち上がります。

1月第3月曜日 Martin Luther King Day

マーティン・ルーサー・キング誕生日です。マーティン・ルーサー・キング(キング牧師)は、アフリカ系アメリカ人で人種差別撤廃に向けて精力的に活動し、暗殺されてしまった人物です。この日は人種差別や平和について考え学ぶ日です。追悼式が開かれたり、テレビで特別番組が放送されます。

2月第3月曜日 Presidents Day / Washington's Birthday

大統領の日/ワシントン誕生日です。

5月最終月曜日 Memorial Day

戦没者祈念日です。戦争によって命を失った軍人全てを追悼する日。各地で追悼行事が行われます。

7月4日(→3日) Independence day

独立記念日です。皆でお祝いをして大変盛り上がります。家でバーベキューをしてハンバーガーやステーキを焼いたり、夜はアメリカンフラッグの柄の服を着たりしてFIRE WORKS(花火)を見に行きます。

9月第1月曜日 Labor Day

勤労感謝の日です。休養とパレードの日とみなされていて各地でパレードが行われます。

スポンサーリンク

10月第2月曜日 Columbus Day

コロンブス記念日です。アメリカ先住民にとっては、ヨーロッパ人のコロンブスによって植民地化や支配を思い起こさせるものとして祝わない地域もたくさんあります。シアトルは2014年にこの祝日を「先住民の日」と制定しました。

11月11日 Veterans' Day

退役軍人の日です。軍歴がある人達を称える日で、各地でパレードが行われます。ベテランズデーセールも行われるので、ショッピングしたい人は色々な物をセール価格で買うことができます。

11月第4木曜日 Thanksgiving Day

感謝祭です。 家族が集まって七面鳥を食べ、神々に感謝をする日です。日本で言うところのお正月のような日です。

12月25日 Christmas Day

クリスマスです。日本だと「恋人と過ごす日」という印象ですが、アメリカでは家族が集まって過ごします。

日本より少ないアメリカの祝日

2015年、日本の法律で定められた祝日は年間で16日間あります。アメリカは10日間なので6日間少ないです。

日本では日曜と祝日が重なった時は振替休日になりますが、アメリカにはありません。またアメリカにはゴールデンウィークのような祝日が連続する大型連休もありません。働いている人達は祝日や土日に有給休暇を合わせてバケーションに出かけています。

参考リンク

アメリカの祝日・休日カレンダー
http://holidays-calendar.net/calendar/usa_calendar.html

最後に

アメリカ人の印象として、祝日は家族と過ごしている印象があります。大きな祝日は店も定休日だったり、閉店が早いので気をつけましょう。

また、アメリカの2月の第1週の日曜日はフットボールのチャンピオンチームを決めるスーパーボウルが行われます。フットボール大好きのアメリカ人にとって、祝日ではないものの「ハーフタイムはトイレの水が流れなくなるよ」なんてジョークもあるくらいアメリカ全体が盛り上がります。

スポンサーリンク

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人

マルコ
マルコ

英語が全然できない状態でアメリカ生活が始まり今でも四苦八苦しています。勝手の違うアメリカで得た情報を共有できたらいいなと思っています。

留学希望者におすすめ各国の留学情報を徹底解説!