ボランティアで就活を有利に!オーストラリアでボランティアの探し方と応募方法
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オーストラリアでアルバイトも良いですが、アルバイトでは得られない体験ができるボランティアもお勧めです。短期のイベントボランティアではローカルの人たちと交流ができます。長期ボランティアで自分が目指す職業に近い業種を経験し、現場の知識や技術を身につけて就職活動に役立てることも。また、ボランティアを自分で探して応募するプロセスは就職活動に近いため事前練習にもなります。
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どんなボランティアをしたいか考えて探してみる
仕事探しと同じですが、興味、能力、技術、ボランティアに割ける時間など自己分析してみましょう。興味のあるNPO法人やイベントがある場合は、直接その法人またはイベントのサイトに行き、ボランティアを募集していないかチェックしてみてください。
やってみたいボランティアがはっきしない場合でも下記のウェブサイトで自分の家の近くでできるボランティアがないか探してみて、できそうなものに挑戦してみても良いでしょう。
ボランティアを検索するサイトでは、自分のエリア(ポストコードで選べます)、短期間、長時間、イベントボランティアなどの項目から選んで検索ボタンを押すだけ。特に決まったボランティア(動物保護、高齢者介護など)があればどんどん選択範囲を絞っていってください。交通費が出ないボランティアがほとんどなので、できるだけ交通費をかけずに通えるところが良いと思います。
オーストラリアでボランティアを探す時に役立つサイト
-Go Volunteer Australia(コミュニティーセンターや福祉団体でのボランティア募集はここに載っていることが多い)
-I can do that(VIC州に住んでいる人ならこちらも使えます)
また、各施設のウェブサイトに募集情報が載っていたり、OPショップ(リサイクルショップ)の店頭でボランティア募集の張り紙がある場合も。ボランティアしてみたい施設があれば、ウェブサイトのチェックを忘れずに。
まずは履歴書を作る
イベントなどの単発ボランティアは、本格的な履歴書の用意が要らない場合もありますが、福祉施設や公的な団体でのボランティアには、履歴書や添え状、無犯罪証明証など必要になります。
何はともあれ、就職活動と全く同じで構わないので履歴書を用意しましょう。むしろ就職活動への履歴書作成の練習だと思って取り組みましょう!もちろん英語の履歴書ですから、日本での学歴・キャリアをしっかり英語に訳して自分をアピールすることが大切です。
ちなみに筆者の場合は、Office administration assistant のボランティアに応募したので、日本でパソコンを使った仕事をしていた経験、Word や Excel が得意なことを明確に記載しました。
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Police checkやWork with Children cardを申請
必要に応じて6ヶ月以内の無犯罪証明書(Police check)や Work with Children Check を申請する必要があります。必要な場合は、募集サイトに書かれているので確認しましょう。
これらの書類は数週間で発行されるので、面接に受かってから準備してもおそらく大丈夫です。申請に費用が発生するので、むしろ面接時にいつまでにPolice Checkなどが必要か、申請料金は安くできるか(※)など確認すると良いでしょう。
Police Checkはインターネットで申請用紙をダウンロードできます。また、申請手続きも確認できるのでVIC Police のウェブサイトにアクセスしてみてください。また、子どもと関わるボランティアは Work with Children Check が必ず求められます。こちらのウェブサイトで申請手順を確認してください。
※ボランティアでの無犯罪証明書は申請料金が少し安くなります。ボランティア施設が authorised organisation に該当するか確認してください。
応募には履歴書+添え状を忘れずに
直接、ボランティアの事務所に応募に行く場合は、履歴書と添え状を持って行きましょう。メール経由で応募する場合は、履歴書は添付ファイルに、添え状はコピー&ペーストでメール本文に貼り付けます。貼り付ける際に、メール様式の体裁に整えるのをお忘れなく。(※手紙とメールでは体裁が若干異なります)
著者の例:応募〜面接までの流れ
筆者が実際にボランティアリソースセンターが募集していたボランティアに応募した際は下記のような手順でした。
1.ボランティアリソースセンターに問い合わせし、面接の予約を取り付ける
2.簡単な面接に行き、その場でボランティアリソースセンターにボランティア登録手続きを取る
3.求人情報の詳細(担当者や連絡先などを書いたもの)をもらい、詳細に記載されていた担当者にメールで履歴書を送る
4.本面接を受ける
1年以上の福祉教育関係施設でのボランティアなので採用する方も真剣でした。更に筆者のボランティアワークの担当マネージャーとの面接もあり、手順としては就職活動に近いものがありました。
ボランティアによっては人気で非常に採用率が低い場合がありますので、準備は万全に。面接の練習もしておきましょう。「なぜこのボランティアをしたいのか」「自分の持っている技術や知識をそのボランティアにどう役立てられるのか」など日本の面接と聞かれることは大きく変わりません。
事前に分からない英語用語などはしっかり抑えておきましょう。質問することで好感度も高まるので、仕事内容で不明な点がないか求人資料をしっかり読んでおきましょう!
最後に
ボランティア経験は履歴書に堂々と書けます。また、ボランティアを通して得たことを、のちのち就職した会社で活かせれば、入社後のアピールにも役立ちます。
ボランティアで仲良くなった施設スタッフさんに reference(推薦状)もお願いできます。オーストラリアでの仕事経験のない、希望の職業に関連する業務経験がない人にとって、非常に重要な reference と言えます。無償活動といえども、自分次第で色々有利に活用できるので、ぜひ挑戦してみてください!
滞在期間から自分で探して応募する時間がない場合は、エージェントを利用するのも一つの手です。ムダのない留学にしましょう。
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この記事を書いた人
メルボルン滞在2年目。語学学校を終了後、ローカルの小さなコミュニティーセンターでボランティア活動に携わっています。趣味は、映画鑑賞とカフェ巡り。