イタリアのハロウィン!他の国と異なる7つのこと
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イタリア在住の筆者が、現地でのハロウィンイベントについて、諸外国と違う点をご紹介します。
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そもそもあまり盛り上がらない?
イースターやクリスマスと違い、ハロウィンはキリスト教に由来するお祭りではありません。ゆえに、イタリアでは国を挙げて盛大にハロウィンは祝われません。
ここ数年、レストランやおもちゃやさんなどでイベントを企画している所も出てきましたが、ハロウィンの時期にイタリア滞在予定の方は「ハロウィンだし、何かやってるかな?」なんて、ワクワクしながらイタリアへ行くと、肩透かしを食らってしまうかもしれません。
「ハロウィーン」じゃなくて「アロウィーン」
イタリア語はアルファベットの「H」を発音しません。ゆえに、Halloween(ハロウィン)は「アロウィーン」と発音します。わかっていても一瞬「アロウィーンて何?」と思ってしまうもの!ぜひ「アロウィーン」という単語を頭の片隅に入れておきましょう。なお、書くときは「Halloween(英語に同じ)」となります。
Dolcetto o scherzettoとは?
View this post on InstagramEmanuele Farana(@lelefrog)がシェアした投稿- 2018年10月月31日午後1時05分PDT
「Dolcetto o scherzetto(ドルチェット オ スケルツェット)」とは「トリック オア トリート」の伊語訳のコト。英語の「Trick or treat」も使われますが、教育番組や子供向けのイベントでは母国語を用いて「Dolcetto o scherzetto? 」の方を用いることが多いです。
コスチュームよりフェイスペイント?
View this post on InstagramJlenia (@jlenia__)がシェアした投稿- 2019年10月月27日午後12時13分PDT
イタリアのハロウィンはコスチュームよりもフェイスペイントが重要!イベント1週間ほど前になるとハロウィン向けのメイク動画がインターネットにたくさんアップされ、当日は恐ろしいフェイスペイントをしたイタリア人が夜の街を練り歩きます。
それに比べると、コスチュームはやや手抜き(笑)。そもそも、日本のように豊富にラインナップされていないことも要因ですが、ギャップを感じる方も多いかもしれません。
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子供向けのフェイスペイントサービスが充実
View this post on InstagramAlessia Fellin(@alessiafel)がシェアした投稿- 2018年11月月1日午前4時01分PDT
子供の仮装もコスチュームより、フェイスペイント命!町の広場などではハロウィンが近づくと、無料でフェイスペイントをしてくれるイベントなども登場し、多くのちびっ子たちで賑わっています。
とにかく「怖くてなんぼ」
View this post on InstagramOttica Iurino Bari(@ottica.iurino)がシェアした投稿- 2019年10月月25日午前9時00分PDT
イタリアのハロウィンは「怖くてなんぼ」。ゾンビ、ガイコツ、フランケンシュタイン等々が仮装の定番で、当日街に繰り出すと、まるでお化け屋敷。恐ろしいコスチュームに身を包んだ若者や家族連れをたくさん見かけます。
一方、かわいいディズニーキャラクターや、セクシーな衣装に身を包んだ人はほぼゼロ。とにかくイタリアでは怖さ重視です。
お菓子のサービスはないけれど
View this post on Instagram@linusiceがシェアした投稿- 2019年10月月23日午前4時06分PDT
「ハロウィンは、お菓子が無くっちゃ始まらない!」という方も多いのでは?イタリアではハロウィン=怖い格好をして町に繰り出すイベントという捉え方をしている人が多く、トリック オア トリートもほとんど行われていません。
時々「仮装をしてきた子供にジェラート1つ無料」といった看板を掲げている店等もありますが、それよりも「フェイスペイント無料」を掲げる店の方が多い印象です。
最後に
ハロウィンの祝い方はヨーロッパの中でもさまざま。ぜひ、滞在中は、周辺諸国との違いもお楽しみください。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,