イタリア人に聞いた!日本語を勉強している理由ベスト5

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滅多にお目にかかることのできない「日本語を学んでいるイタリア人」。超レアな彼らは、どうして日本語を学ぶことを決めたのか?ここでは、現地在住の筆者が、周りで日本語を学習しているイタリア人たちに、その理由を直撃しました。

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経済大国だから

アメリカ中央情報局(CIA)による経済大国ランキング(2017年)では、イタリアは9位。対して日本は第3位です(ちなみに1位は米国、2位は中国です)。

このデータをもとに「就職」という観点で、日本語を勉強するイタリア人は少なくありません。特に、トップ5(アメリカ、中国、日本、ドイツ、イギリス)の中では、一番英語を話す人が少ない点や、英語を話さない方が、より円滑なコミュニケーションが図れるケースが多い点なども、学ぶきっかけになっているのだそうです。

文法が簡単だから

イタリア語の名詞には、男性形と女性形があります。また、動詞も主語によって6種類に変化します。さらには、時制も8種類程あり、単数形や複数形もあり、とにかくルールだらけ!それに比べて日本語は、名詞も動詞も活用変化しないため、人によっては「イタリア語より簡単」と思うそう。

もちろん、突き詰めると、決して簡単ではないです。ですが、敬語や「てにをは」などは、間違っていてもたいてい話は理解してもらえるため「簡単」と思えるんだとか。

話せれば希少価値が高まるから

ヨーロッパでは、母国語の他に2か国語話せるようになることが推奨されています。イタリア人の場合、発音がそっくりのスペイン語。加えて、隣国のフランス語やドイツ語等を学ぶ人が多いです(ちなみに英語は小学生から必修)。

ゆえに、これらが話せるからといって、ほとんどメリットにはなりません。一方日本語が話せる人は、ほとんどいません。経済大国トップ5の中で、使いこなせる人が少ない点も、日本語の魅力と思われているようです。

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サブカルチャーがとにかく多種多様だから

サブカルチャーはイタリア語で「Sottoculture(ソットクルトゥーレ)」といいます。アニメ、漫画、アイドル、といったポップなものから、日本庭園、日本家屋、仏教といったわび・さびモノ。はたまた相撲、空手といったスポーツまで、ヨーロッパでは決してお目にかかれない、独特の魅力に満ちた日本のサブカルチャーは、彼らを常に魅了して止みません。

日本語を学んでいるウチに、それらにハマる人もいれば、サブカルチャーへの興味がきっかけで、日本語の勉強をスタートした!という人も、たくさんいます。

(中国語を学んだことのある人限定)漢字に共通点があるから

漢字はいわずもがな、中国語との共通点がたくさんあります。そのため、過去に中国語を学んだことのあるイタリア人にとっては、日本語は一緒に学んだり、次に学び始めたりするのに、大変とっつきやすい言語なのだそうです。また、歴史好きなイタリア人は、中国と日本の文化的共通点に魅力を感じ、同時に学び始めることも多いそうです。

まとめ

人懐っこいイタリア人。特に日本語を勉強しているイタリア人たちは、日本人だとわかると、親しげに話しかけてきてくれることでしょう。今回紹介した情報は、きっと彼らを理解するのに役立つはず!是非イタリアの街で、日本語を話すイタリア人に会った際は、思い出してみてください。

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Alitalia
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アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,

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