もし街中で混乱に巻き込まれたら?海外生活を送る上での危機管理

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2015年のパリ同時多発テロ事件以降、筆者の住むイタリアでも毎日テロに関する報道がされており、嫌でも日頃からテロに対する緊張感を持ちながら生活しなければならない状況が続いています。ここでは自身の経験も踏まえ、筆者が日頃心がけている海外生活での危機管理について、イタリアの事例を挙げながらご紹介します。

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合言葉は「逃げる・隠れる・通報」

テロと戦う警察
Wikimedia Commons

日本でも避難訓練の合言葉に「お・か・し」といったものがありますが、イタリアでも2015年にフランス政府の呼びかけによりできた上記合言葉が浸透しています。

筆者は覚えやすいようにリズムの良い日本語に意訳していますが、イタリアでは「Scappare, nascondersi, allertare」などと言われておりますので是非チェックしてみてください。

参考リンク

Tgcom24(イタリア語)

日頃から意識するべきこと

逃げ出す人々のシルエット

筆者はイタリア滞在中、2度街中でテロ騒ぎに巻き込まれました。その経験を踏まえ、日頃から気を付けていることをご紹介します。

普段はヒールの高い靴を履かない

日本では正直数える程しかスニーカーを履いたことはありませんでしたが、渡伊後は特別な日を除いてスニーカーやフラットシューズで移動するようにしています。

あまり華美な恰好をしているとスリのターゲットになることもありますし、イタリアの石畳対策の意味もありますが、一番はやはり「何かあった時、すぐ逃げられるようにするため」です。

パニックムービーを観たときに「もし自分だったらどうするか」考えてみる

私たち日本人は「テロ」というものを見たことすらない人がほとんどです。ですので、映画や海外ドラマで関連映像を見た際「自分だったらどうするか」考えるようにしています。Youtubeでは対策動画などもあるので是非チェックしてみてください。

YouTube

入口・出口・自分のいる場所チェック

イタリアのスーパーやデパートなどは、防犯上の理由からダミーの出入口(鍵がかかっていて開かないもの)が沢山あり、出入口が日本のように何か所にも設置されていません。

自分が入ってきた場所からは必ず出ることができますので、施設内に入った際、その場所をしっかり覚えておくようにしましょう。またコンサート会場や遊園地では「今自分がどこにいるのか」ぼんやりとでも意識しておく癖を付けておくと安心です。

非常時は無理に外国語を使わない

イタリア語で「助けて」は「Aiuto(アイウート)」といいます。ただ、イタリア人が東京で「タスケテー!」といっても、取り合ってもらえない可能性があるように、日本人が「アイウート!」と言っても本気にしてもらえない可能性があります。

そのため、助けが必要なときは日本語で感情をこめて「助けて!」と言うようにしています。

日本の海外安全対策マニュアルには非常時に使うさまざまなイタリア語が掲載されていますが、何より大切なのは「EU共通緊急時電話番号(イタリアの警察の電話番号)」が「112」だということくらいです。

経験上、いざ騒動に巻き込まれたら頭が真っ白になってしまい、日本語すらろくに出てきませんでした。

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もし騒動に巻き込まれたら

警察官たち
Wikimedia Commons

最後に昨今の新聞・雑誌の報道なども踏まえ、いざ騒動に巻き込まれたら心がけるべきことをご紹介します。

逆走禁止

筆者は昨年、サッカースタジアムで試合中に発砲音がして、観客が一斉に出口の方向に走り出すという騒動に巻き込まれました。正直「流れに逆らう方が難しいのでは?」と思うほどの人の波が押し寄せてきましたが、もし友人や家族がいたら戻っていたかもしれません。

決して流れに逆らわず、出口の方へ向かうか、流れから身を確保できる場所に避難しましょう。

また、走っている最中に所持品などを落としてしまった場合は、残念ですが諦めてください。拾いに戻ることが命取りになります。

逆に、転んで足をくじいてしまったり、動けなくなってしまった場合は、できるだけ身体を縮こまらせつつも、そこにいることは必死にアピールするようにしてください。アピールすれば踏まれずに済みますし、手を差し伸べてくれる人が必ず現れます。

パニックにならない

正直「落ち着け」と言われる方が無理な話なのですが、それでも「パニックにならない」という言葉を頭の中で繰り返し唱えながら常に冷静になりましょう。

冷静になれば皆が逃げている方向(出口)も早く見つけられますし、発砲音・煙などがどちらの方向からやってくるのか気付くことができ、それらを避けることができます。

また、パニックになると不意に「こっちの方が近道なのでは?」などと、思いもよらぬアイディアが浮かぶこともあるかと思いますが、あくまで、非常事態のときこそ、不確かなことは決してしないようにしましょう。

ハンカチを口にあてる

これは日本の避難訓練での定番ですが、イタリア人はハンカチ・マスクを携帯していない人が殆どなので、意外と忘れてしまいがちでした。もし携帯している場合は煙やガスを吸い込まないようハンカチを利用しましょう。

まとめ

いかがでしたか?2017年8月にはスペインでもテロが発生し、イタリア人犠牲者が出たため連日のように悲しい報道が続きました。こちらの記事が、みなさまの危機管理について考えるきっかけとなれば幸いです。

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Alitalia
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アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,

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