教科書で見たことある?イタリア滞在中に見ておきたい有名な絵画5選

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イタリアには教科書などで誰もが一度は目にしたことのある有名な絵画がたくさんあります。今日は美術にそこまで詳しくない方でも滞在中に是非見ておくべきイタリアの有名作品をご紹介します。

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1.最後の晩餐(Cenacolo Vinciano:チェナーコロ・ヴィンチャーノ)

最後の晩餐

トスカーナ州Vinci出身のレオナルド・ダ・ヴィンチの描いた「最後の晩餐」は、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)とドメニコ会修道院(Cappella di San Domenico)の食堂の壁に描かれています。

イタリア語では「Cenacolo Vinciano(チェナーコロ・ヴィンチャーノ)」といいます。Cenacoloは「修道院等の食堂やキリストの最後の晩餐の部屋」という意味で、これだけでもイタリア人には十分通じますが「Vinciano(ダ・ヴィンチの〜)」と付けるとより正確です。

壁に直接描かれているため、もちろん門外不出な上、劣化を防ぐために入場制限をしており、ミラノ出身のイタリア人でも見たことがない人がいる程お目にかかるのが難しい作品です。

入場予約はウェブサイトからできますが、現在多くの枠を世界中のツアー会社が押さえてしまっているため、個人で申し込もうとするとかなり難易度が高い状況です。月に1日1コマだけ空いていれば良い方で、ミラノ在住者でも個人の希望日時に見学することはほぼ不可能な状況です。

値は張りますが、ツアー会社経由であれば数日前でも見学申込できることが多く、かなり融通が利きますのでそちらを利用されるのも手です。

2.ヴィーナスの誕生(La Nascita di Venere:ラ・ナシータ・ディ・ヴェネーレ)

ヴィーナスの誕生

作者のボッティチェッリの名前は知らなくとも、この絵は誰もが一度は見たことがあると思います。

フィレンツェのウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)にあるヴィーナスの誕生(イタリア語ではヴィーナスは「venere(ヴェネーレ)」)は、イタリアの10セントコインにも描かれている有名な作品です。

美術館は休日ともなると入るのに1〜2時間待つこともありますが、ウェブサイトより入場予約可能で、1週間前位であれば翌週末の枠もいくつか残っていることもありますので、是非予約してから足を運んでみてください。

3.春(Primavera:プリマヴェーラ)

春

ヴィーナスの誕生と同じ部屋にある「春」も、世界で最も有名な絵画作品のひとつと言われており、一度は目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

どちらもヴィーナスを描いたものですが、表情や雰囲気が違うので是非じっくり見比べてみて下さい。どちらも想像以上に大きくて迫力がありますよ!

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4.受胎告知(Annunciazione:アヌンチアツィオーネ)

受胎告知

先の2作品の隣の部屋にある、ダ・ヴィンチらの描いた「受胎告知」は、宗教画ではありますが、日本のイタリア料理店の壁やメニューにもよく載っているので目の前にしたら、思わず親しみを感じる作品でしょう。最後の晩餐同様、受胎告知をテーマにした絵画は沢山ありますので「Annunciazione di Leonardo da Vinci」というとより正確です。

ちなみにご存知「モナ・リザ(イタリアではLa Gioconda:ラ・ジョコンダといいます)」は、本人がパリに持って行ってしまったため、イタリアにはありませんが、美術史最大の窃盗事件の現場(モナ・リザが発見されたホテル「La Gioconda」)はフィレンツェ市内に今も健在です。

5.最後の審判(Giudizio Universale:ジュディッツィオ・ウニヴェルサーレ)

最後の審判

ローマの中にある、ディズニーリゾートよりも面積が小さいヴァチカン市国の中にあるヴァチカン美術館(Musei Vaticani)の中の、システィーナ礼拝堂(Cappella Sistina)の祭壇に描かれているのが「最後の審判」です。

ヴァチカン市国へ入るためのパスポートは不要で、美術館も公式ウェブサイトより予約が出来ます。ヴァチカン美術館に入り、順路に従って歩いていくと礼拝堂に行くことができます。

但し原則日曜休館で、その他もシスティーナ礼拝堂はローマ教皇の公式行事の重要な開催場所として現在も使われておりますので、見学前に入場可否についてチェックしてから行きましょう。

土曜日やヴァカンスシーズンを除いて比較的予約は取りやすいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?全て世界の人々を魅了して止まない美術作品のため、見るのに時間と手間はかかりますが、それでも一生の思い出になると思いますので、是非滞在中チャンスがあればご覧になってください。

「見たよ!」というとイタリア人もとても喜び、話もはずみますので話題作りにもおすすめです。

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この記事を書いた人

Alitalia
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アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,

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