創刊は1925年!日本にいてもフランス語圏に関する知識が学べる月刊誌「ふらんす」とは?
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現在はフランスに在住している筆者ですが、フランスに行くまでに少しでもフランスのことを知らなければと思い熱心に読んでいた雑誌がフランス語の教材で有名な白水社の月刊誌「ふらんす」です。日本の本屋さんでは語学の雑誌コーナーにあり、少し小さめの雑誌なので見落としてしまいがちですが、フランス語圏の地域に関するたくさんの情報が詰まっている、知れば知るほど楽しい雑誌なのです!
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フランス語圏の地域に関する総合雑誌「ふらんす」とは?
白水社の月刊誌「ふらんす」は、1925年から刊行されているフランス語圏の地域に関する総合雑誌です。日本には英語や英語圏の国に関連する雑誌はたくさんありますが、は日本国内でフランス語圏の地域に関する情報に特化した雑誌はこの雑誌だけです。
フランス語圏の歴史、文化、思想など、あらゆる分野に関する情報が盛り込まれているのが魅力です。特にフランスでは新しい文化も古い文化もリアルタイムで取り上げられることが多いのですが、この雑誌は、どちらの内容も掲載されています。
また、フランス語圏内でもさまざまな国があり、フランスに偏らない情報が得られるのもおもしろいです。
ワンポイントのフランス語の学習コーナーも充実しているので、語学のコーナーの知識もしっかり読んで置くとフランス語の学習の手助けにもなります。
固くて難しい言い回しの文章はフランス語圏内で好まれる表現
世界的に有名なテーマは読みやすいのですが、フランス語圏では、常識なことも日本ではあまり知られていないテーマが書いてあることがあります。その場合は、ネットで基本的な情報を調べてから読み込むと、とても良い知識になります。
固いエッセイなど、難しく感じる部分もあるかと思いますが、特にフランス人は固い言い回しの文章を読むことが好む人が多く、多くのフランスの新聞や雑誌は、そのような固い文章がたくさんあります。
この雑誌を読み込むことで、フランスの新聞や雑誌への抵抗が少くなるので、あきらめないで好きなテーマから読んで徐々に慣れていくことをおすすめします。
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夏の特別号はフランス語の学習に最適な教材
「ふらんす」は、夏休みに期間になると夏の特別号を発行します。特別号は月刊誌よりも少し高めですが、語学が中心になっていて、夏休みのホームワークのような感覚で勉強できるのが魅力です。
仏検の初歩の問題もあるので、仏検をこれから受験しようという人におすすめです。最近は、CDもついているので、CDも活用しながら、楽しく夏の特別号をエンジョイできますよ。
まとめ
「ふらんす」は、フランス語圏内の情報を得るには最適な雑誌ですので、毛嫌いせず、積極的に読むことをおすすめします。渡仏前にこの雑誌を読んでいたおかげで、フランスの美術館や博物館の展示やテレビなどで、この雑誌に出て来た知識があったからこそ、より楽しめたということがたくさんありました。
きっと、フランス生活の豆知識として、とても役立ちますよ。
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この記事を書いた人
フランスに移住して、3年半が過ぎました。海外経験が全くない・フランス語が全くできないまま、フランスに長期に住むことになりました。フランスのさまざまな文化や生活などの魅力的な情報をお届けします!
http://www.marmiton.org/