フランス映画って難しい?だけじゃない!おすすめフランス映画9選
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今回は大学時代に映画を学び、現在映画が生まれた街Lyon在住の筆者が選んだ、とっておきのフランス映画9作品をご紹介します!
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はじめに
皆さんはフランス映画に、どんなイメージがありますか?お洒落?バラ色の恋愛モノ?話や登場人物の心境が分かりづらい?始終淡々としている?正解は・・・全部!その通りだと思います。映画、音楽、どんなことにも言えることですが、感じ方や好き嫌いは人それぞれ。だからこそ、もしフランス映画を1つ2つ観ただけでつまらないと思っている方が居ましたら、是非他の作品にも挑戦してみるべきです!素敵な出会いがありますように。
1.ムード・インディゴ うたかたの日々(原題:L'Écume des jours)
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筆者が世界で1番好きな監督「ミシェル・ゴンドリー」の2013年の作品。ジムキャリー主演の「エターナル・サンシャイン」のファンも多いのでは?監督お得意の独自の世界観(セット・衣装にも注目!)に期待を裏切られない。決してハッピーエンドとは言えないけれど、儚くも美しい恋の物語。
2.ぼくを探しに(原題:Attila Marcel)
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幼い頃に両親を事故で亡くし、そのショックで言葉を失ってしまった主人公。ある日、謎めいたマダムに出会い彼女のいれたハーブティーを飲むことで固く閉ざされた心の奥底の記憶が呼び覚まされていく。という、なんとも不思議な切り口から主人公の変化を描いた作品。
3.アルファヴィル(原題:Alphaville, une étrange aventure de Lemmy Caution)
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ヌーヴェルヴァーグの旗手こと、鬼才「ジャン=リュック・ゴダール」の作品。「実験的、芸術的、冒険的、半SF」とゴダール自身が名付けたSFによる文明批評映画。未来都市「アルファヴィル」を全て現実のParisの街中で撮影したという映像にも注目。
内容はもちろん、主演の「アンナ・カリーナ」が、とにかくキュート。彼女のポップな可愛らしさは「女は女である」でも最大に活かされている。
4.アメリ(原題:Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain)
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「フランス映画」と言えば「アメリ」の答えが浮かぶ人がほとんどでは?ストーリーや映像、美術に可愛らしさがあふれる一方、「ジャン=ピエール・ジュネ」監督らしいブラック・ユーモアや奇妙な人間像、コミュニケーション不全の問題も描かれている。
22歳になってParisで一人暮らしを始めるそんなアメリに憧れ、22歳になって生まれて初めての一人暮らしをフランス(ParisではなくLyon)で絶賛体験中の筆者。
「ヤン・ティルセン」によるサウンドトラックはティータイムのお供にぴったり!
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5.タイピスト!(原題:Populaire)
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田舎出身の主人公が世界最速のタイピストを目指すスポ根且つラブコメディ。テンポの良さ、こだわったという衣装や美術、レトロな世界観。純粋に楽しい映画。1950年代の女性の社会進出を背景に、活気とやる気に満ちた主人公が素敵。
6.アデル、ブルーは熱い色(原題:La vie d’Adèle)
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ここまでの紹介とは一味違い、こちらは恋愛(純愛)映画。ふたりの女の子たちの感情や言動が生々しく描かれていて、とにかくリアル。過激な性描写が多いことで話題になったものの、映画が伝えたいのは、ふたりの人間のぶつかり合いだったり、すれ違いだったり、そういうことだったり・・・。
7.プチニコラ(原題:Le Petit Nicolas)
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日本でいうところの「ちびまる子ちゃん」のような可愛らしさで、フランス国民に愛され続けているプチニコラが映画作品に!登場人物一人一人が可愛い!子供たちの会話がメインなので、フランス語学習中の方にもオススメ。そんな子供たちの愛くるしさにうるっときてしまう22歳の筆者。短編集の本も是非!
8.レオン(原題:Léon)
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こちらはフランス・アメリカの合作。「リュック・ベッソン」監督のアクション映画。サブタイトルは「凶暴な純愛」ヒロインのマチルダは子役時代の「ナタリー・ポートマン」。
殺し屋と少女のふたりの主人公のそれぞれの魅力にひきつけられる。かなり切ないストーリー。アメリ同様ヒロイン・マチルダのファッションにインスピレーションをもらう女子も多いのでは?
9.8人の女たち(原題:Huit Femmes)
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1950年代、郊外の屋敷が舞台。クリスマスのために集まった家族の中で殺人事件が起こる。誰が犯人かお互いを探っているうちにさまざまな事実が判明していく、人間模様を描いた作品。
豪華なキャスト軍とミュージカル風の演出、次々と明かされる事実に目が離せない111分。
おわりに
いかがでしたか?今回は絵本の中みたいに可愛い世界観だったり、映像が綺麗だったり、ストーリー展開の見事なもの、さまざまな作品をご紹介しました。この他にも素敵な作品はまだまだありますので、同じ監督から、俳優さんから、などあれこれ探してみるのも楽しいですよ。留学生や仏語学習者の皆様は是非、音声・字幕をフランス語に設定して観てくださいね!
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生まれも育ちも大分県。短大時は映画を学び、現在はワーキングホリデーにて映画が生まれた街France,Lyon在住、22歳。
http://nagiri-jp.tumblr.com/