イタリア生活で必要不可欠な「codice fiscale(コーディチェ・フィスカーレ)」の取得方法
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イタリアで長期生活する上で必要になってくる「codice fiscale(コーディチェ・フィスカーレ)」とは、一体どのようなものなのでしょうか?取得する際に行く場所や必要なもの、取得する方法と合わせてご紹介します。
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Codice Fiscale(コーディチェ・フィスカーレ)とは?
「Codice Fiscale(コーディチェ・フィスカーレ)」とは、日本語だと「課税番号」を意味します。イタリア国民、またはイタリアに住んでいる一人一人に1つ与えられる個人納税者番号で、イメージとしては日本のマイナンバーに近いものではないでしょうか。
このコーディチェ・フィスカーレですが、税金のみならず、持っていないと以下のような場面で対応ができません。イタリアで生活する上で欠かせないものだと言えるでしょう。
- イタリア国内での国際郵便の発送及び受け取り
- イタリアでの携帯電話(simカード)の購入
- イタリアでの就業(インターン含む)
- 不動産、車の購入
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Codice Fiscale(コーディチェ・フィスカーレ)を取得する方法とは?
取得場所
まず場所ですが、これは自分が住んでいる町の税務署になります。小さい町の場合は隣町の税務署に行かなければならない可能性があるので、行く前に場所をよく確認しましょう。ちなみに、イタリアで税務署は「Agenzie delle entrate」といいます。
取得可能な日時
基本的には平日の午前中のみだと考えるのが無難です。もちろん税務署によっては午後も営業しているところもあるので事前にインターネットで検索して営業時間を調べておくことをおすすめします。
取得方法・必要なもの
実際に取得する方法についてですが、手続きはそれほど難しくはありません。税務署で申請書に必要事項を記入し、パスポート原本、パスポートの顔写真のページのコピーと合わせて提出するだけです。
以下は実際に筆者が申請をしたときの体験談です。
まずはじめに近所にある管轄の税務署へ行き、受付でコーディチェ・フィスカーレの申請に来た旨を伝えました。すると「はい、じゃあこれに記入して終わったら見せに来て」と言われ、こちらの申請書をもらいました。
申請書に記入をし受付に提出をすると、その場で確認してもらい、OKが出たので番号札を渡されました。
そして、その番号が掲示板に表示するまでの間ひたすら待つことに。1時間くらいでしょうか。
その後、掲示板に自分の番号が表示されたので、番号の隣に表示されるsportello(窓口)に行くと、書いた書類、パスポート原本、パスポートの顔写真のページのコピーの提出を求められました。
提出をすると、担当者から、コーディチェ・フィスカーレの取得は初めてか、住所はここであっているか、名前の表記はあっているかなどを確認されました。特に問題はなかったので、その後、その場でコーディチェ・フィスカーレの番号が入った控えをもらい終了しました。
申請後、根気よく待てば申請した住所にクレジットカードサイズのカードが送られてくるのですが、筆者はなんども引っ越ししているため、実物に触ったことがありません。なので、手続き後にもらえるこちらの税務署の判子入りの控えがコーディチェ・フィスカーレの証明に使えます。失くさないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?コーディチェ・フィスカーレを持っているとイタリア生活の中でできることがさらに広がります。イタリア留学を考えている、またはイタリアに来てみたけどわからないことだらけ!という方は参考にしてみてください。
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この記事を書いた人
こんにちは、高校卒業と同時に単身ローマに来て早1年経ちました。まったくわからぬ言葉の壁も文化の違いも、面白いと自分の中に吸収して留学生活を楽しんでおります。なるようになるし、なるようにしかならないイタリアが好きです。どうぞよろしくおねがいします。
https://www.instagram.com/carolineternal/