アメリカ留学のビザ取得は難しい?アメリカ留学のビザの種類と取得方法
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留学大国と言われているアメリカでは、毎年世界各国から学生が集まってきています。留学生ためのビザも充実しており、幅広い分野の養育機関で学ぶことができるのが魅力です。そんなアメリカ留学に必要なビザについてご紹介します。
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留学先を決める上で、おすすめの学校や滞在先を調べる必要があると思います。アメリカ留学の概要について詳しく知りたい方は、最初にこちらの『アメリカ留学』の記事を読んでみて下さい。
大学留学
アメリカの大学へ留学をする際は、一般的に「F-1ビザ」を取得する必要があります。F-1ビザを取得していれば、週20時間以内であれば大学内のキャンパスでのアルバイトが可能です。
大学院留学
アメリカの大学院へ留学する際にはF-1ビザ(学生ビザ)、研究客員などで渡米する際にはJビザ(研究ビザ)を取得する必要があります。アメリカの大学院ではティーチングアシスタントやリサーチアシスタントをする機会が多く、ビザを取得している場合はキャンパス内でこれらの仕事をすることができます。
高校留学
アメリカの高校へ留学をする際には、一般的に「F-1ビザ」取得する必要があります。
専門留学
アメリカの専門学校へ留学する際には、M-1ビザ(職業訓練学生ビザ)の取得が必要になります。
語学留学
週18時間以上の授業時間数がある語学学校に留学する場合は、学生ビザ(F-1ビザ)が必要となります。90日以内であれば週18時間未満の語学学校の場合なら観光ビザ(ESTA)での滞在が可能となりますが、滞在延長や現地でのF-1ビザの取得はできないので注意が必要です。
短期留学
前述したように、90日間以内の滞在であればESTAのみで留学できます。ただし、滞在期間の延長などはできないため、留学期間が未定である場合は学生ビザを取得しておきましょう。
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F-1ビザ(学生ビザ)を取得する
アメリカの一般的な学生ビザが「F-1ビザ」です。大学留学や語学留学をする際には、一般的にF-1ビザが必要となります。ビザの取得方法などはYouTubeなど動画サイトに詳しい説明が載っているので、調べてみて分からなかった方はチェックしてみるといいでしょう。
申請料金とSEVIS費用支払い・面接予約の方法
面接の手順
ビザ申請書DS-160の作成方法
J-1ビザを取得する
J-1ビザとは、教育や研究目的で渡米する人に対して発給されるビザです 。法律内での就労が可能となり、Social Security Number(社会保障番号)の取得も可能になります。政府などから奨学金を受けている場合もこのビザを取得する場合があります。
申請資格
- 法律内での職種に就労すること
- J-1ビザためのプログラムがDOS(Department of State、アメリカ合衆国国務省)からの認定プログラムであること
- 渡米のための十分な資金と英語力を持っていること
申請方法
日本の大使館や領事館で「The Form DS2019」または「Certificate of Eligibility for Exchange Visitor (J1) Status」というドキュメントを手に入れ、必要事項を記入していきましょう。
費用
ほとんどのビザの申請は弁護士を通じて行われるので、申請料金は定まっていません。詳細はこちらのJ-1ビザに関するホームページを確認してみましょう。
注意点
卒業学位によって申請ができなかったり、英語力の不足している申請者が面接で落とされることがあります。また、面接で落とされると再申請となり、その分の料金が発生してしまいます。その他、滞在中にアメリカ国外へ出る際に弁護士に一筆書いてもらう必要があるなどの注意が必要です(手続きを忘れた際は再入国が不可になります)ビザ関連の情報は逐一チェックするようにしましょう。
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M-1ビザを取得する
ビザ有効期間
M-1ビザとは、職業訓練学生プログラムのことで、アメリカの専門学校などに留学する学生に対して発給されるビザです。
申請資格
- アメリカの機関で非学術的(職業的)教育や研修を受けること
- 留学に行く十分な資金を持っていること
M-1ビザは修了後に職業に活かせるプログラムに参加する必要があるビザで、十分な英語力があることが前提となります。また、M-1ビザを取得した後にF-1ビザの取得することは難しくなります。ビザに関する最新情報は、必ず国務省や教育省などの公的機関のホームページでチェックするようにしましょう。
入学許可が降りた後、学校やプログラムを提供している教育機関からI-20という書類が発行されます。このI-20と、ビザ申請書DS-160、I-901 SEVIS費確認書(2016年3月現在200USD)などを含む必要書類を揃えてオンラインで申請を行います。申請費用を支払ったのちに、大使館または領事館での面接のアポイントを取ります。面接後、審査が無事通れば、ビザ付きのパスポートが郵送されます。
ビザ申請に必要な書類
DS2019
DS2019は、以下の事を目的としています。
- 参加者の特定
- スポンサーの特定
- プログラムの内容の確認や修了の確認
- プログラムの開始日・終了日の確認、プログラムのカテゴリーの確認
- 参加者の資金サポートの確認
I-797
雇用主や代理店で請願書が許可されたことを通知する書類です。
Universal College Application(UCA)
全米500以上の大学で使用可能なオンライン願書のことを言います。
予防接種を受ける
アメリカ行きのビザを取得する際には必ず取得前に予防接種を受ける必要があります。以下のリストを参照に特定の医療機関で予防接種を受けるようにしましょう。
- A型肝炎
- B型肝炎
- 流行性感冒
- B型流行性感冒(HIB)
- 麻疹(はしか)
- 髄膜炎菌感染症
- おたふく
- 肺炎球菌
- 百日咳
- ポリオ(小児麻痺)
- ロタウィルス
- 風疹
- 破傷風・ジフテリア・トキソイド
- 水痘
まとめ
ビザの手続きは少々手間がかかりますが、取得せずに渡米すると現地でトラブルを起こしかねないので必ず下調べをして取得するようにしましょう。ビザ関連の情報は毎年変わる可能性があるので、随時チェックしてくださいね。
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