カナダ・ノバスコシア州の公立学校に在学中の留学生が見た日本とカナダの高校の違い4選

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Simon Garcia

筆者は現在カナダ・ノバスコシア州の公立学校に在学しています。これからカナダの公立高校に通う留学生たちのために、カナダの高校は日本とどのように異なるかなど、体験談を踏まえてお伝えします。

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1.登下校はスクールバス

カナダのスクールバスの写真

カナダに限りませんが通学、下校はスクールバスに乗ります。家の前や家の近くまでバスが来てくれます。一つのバスでたくさんの場所を回り生徒を乗り降りさせる場合、辿り着くまでとても時間がかかる場合がありますが、登下校は日本と比べて楽です。

2.履修したい教科は自分で選択する

頬杖をついた外国人女性

教科選択というと日本では文系、理系ほどしかありませんが、カナダでは自分の取りたい教科を自分で選ぶことができます。

ただし、大学進学などを考えてる人たちは、大学入学資格を得るために履修する教科が決められている場合もあります。細かい単位のことなどは、ゆっくりと個人個人の状況に合わせて相談できる場が設けられているので心配する必要はありません。

とはいえ、授業で気を抜いていたら単位を落としてしまいます。基本的に成績が50%を下回ってしまうと単位としてみなされず、もう一度その同じ授業をとらなければいけないか、留年しなければいけません。

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3.留学生だからと言って特別扱いなし

机に向かって勉強するイメージ

私はすでに7ヶ月カナダの高校に通っていますが、留学生だからといって特に特別扱いをされたことはありません。

授業では先生は留学生がいるからといって、ゆっくり話してくれたり、いちいち難しい単語の意味を確認したりはしません。主にカナディアンのための授業なので、淡々と授業は進められていきます。授業は日本の方が丁寧かと思います。

宿題は教科によってはたくさん出されます。私はカナダに来たばかりのとき、辞書を引いても意味がつかめない文があったので、1つの宿題に3〜4時間かけたこともありました。慣れてくるとだいぶ楽になり、すぐ済むようになります。

教師はフレンドリーで優しい方々が多いので、助けを求めればすぐに教えてくれます。個人的には、日本よりもカナダでの方が質問しやすい気がします。

4.部活は掛け持ち可!ただし初心者に優しくない場合も

バレーボールで試合をしている様子

カナダではスポーツが盛んで季節によりたくさんのスポーツを試すことができます。

学期の始まりに、トライアウトといってその部活(クラブ)を体験し、入部するかどうかを決める期間があります。ただし、トライアウトとはいえ、経験者も一緒にやってくるので、初心者にあまり優しくはありません。カナダではいくつも部活を掛け持ちすることが可能なため、さまざまなスポーツを同時に経験している経験者がたくさんいるのです。

ですが、コーチに相談してみると人数にもよりけりですが、初心者用のチームがあったりします。何か初めてスポーツを体験してみたいと思った場合、初心者用のチームで練習したり体験することをおすすめします。基本的に練習などは放課後にあります。日本では体験できないスポーツも多々あり、気軽に体験することができます。この機会に試してみるのがチャンスです!

まとめ

留学中は辛いこともありますが、楽しいことももちろんたくさんあります。いろいろなことを経験し、充実して過ごしましょう!帰る頃には身も心も成長しているはずです。

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この記事を書いた人

Momobero
Momobero

自己紹介:現在留学中、16歳のライターMomoberoです。英語を5歳から母の勧めで習い始めました。趣味は、スキー、スノーボード、ダンスです。その他、編み物、ギターを少し弾いたりもします。洋楽大好きで最近はゆったりしたEDMにはまっています。

https://www.instagram.com/momobero/

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