アルゼンチンといえばステーキ！ 国民一人当たりの年間消費量は、平均60キロと、世界一の量を誇ります。週末は、自宅でアサドと呼ばれるBBQをするのが一般的ですが、旅行者も美味しいステーキを食べられるのが、パリシャと呼ばれるステーキハウス。目を見張るようなボリュームが出てきます。よく食べられる部位は、ビフェデチョリソ、オホデビフェ、アサドデティラ、エントラーニャと呼ばれるもの。それぞれ脂の乗り具合や肉の味などが異なり、大勢で行って何種類か頼んでみると楽しいでしょう。

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１．La Cabrera

ブエノスアイレスのガイドブックに必ず載っている、パレルモソーホーのこのお店。予約なしでは待たされること間違いなしの人気ぶりで、出てくるステーキも期待を裏切りません。あまりの人気ぶりに、同じ通り沿いに3軒拡張したほど。また一般的なパリシャと異なり、ここではいろいろな種類の野菜の付け合わせが提供されるので、飽きることもありません。要予約。

La Cabreraの店舗情報
住所：José Antonio Cabrera 5099, C1414BGQ CABA
電話：11-4831-7002
時間：Mon –Fri 12:30pm - 4:30pm, 8:30pm-0:00am / Sat - Sun 8:30pm - 1:00am
URL：http://lacabrera.com.ar/

２．Don Julio

La Cabreraに負けず劣らずの、パレルモソーホーの人気店。こちらはこじんまりとした雰囲気ですが、2015年のラテンアメリカベストレストラン50にランクインする程の実力。飲み終わったボトルにはサインして飾ってくれるサービスも。要予約。

Don Julioの店舗情報
住所：Guatemala 4699, 1425 Buenos Aires
電話：11-4831-9564
時間：12:00pm - 4:00pm 7:00pm - 1:00am
URL：http://www.parrilladonjulio.com.ar/

３．Happening

国内線が主に発着するエアロパルケ空港近くのパリシャ。テラスは、天気の良い週末にはラ・プラタ川からの涼しい風を満喫する人々で大人気。週末はステーキとは別に食べ放題メニューもあり、美味しそうなアペタイザーが沢山並んでいます。高層マンションが立ち並ぶプエルトマデロ地区にも支店があり、ビジネス客で賑わっています。

Happeningの店舗情報
住所：Av. Rafael Obligado 7030 entre La Pampa y R. Obligado, Costanera, Buenos Aires
電話：11-4787-0666
時間：12:00pm - 2:00am
URL：http://www.happening.com.ar/

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４．Las cholas

上の3軒が特別な時用のパリシャだとすると、こちらは普段使いできるお値段。競馬場やポロ競技場のあるラス・カニータス地区にありますが、名前を変えてパレルモハリウッドにも支店が。ステーキは、付け合せのカボシャのピュレやサラダが付いて約1,000円ほどとお手頃です。アルゼンチンのレストランにしては珍しく終日空いているのも、アルゼンチンの遅い夕食に慣れない外国人観光客には大助かり。夕方には、国民的飲み物マテ茶も飲めます。

Las cholasの店舗情報
住所：Arce 306, Palermo, C1426BSD CABA
電話：11-4899-0094
時間：12:00pm - 3:00am

５．Secret Parilla

知る人ぞ知るこちらのパリシャ、看板も掛かっていません。筆者はこの店の前を毎日通っていたにも関わらず、初めて連れて行ってもらうまでその存在を知りませんでした。お店は、テラスにビニールシートを掛けただけのシンプルなもので、ひたすら美味しいお肉を安く食べたい人向け。Las Cholasと同じくラス・カニータス地区にあり、地元の人で賑わっています。要予約。

Secret Parillaの店舗情報
住所：Av. Dorrego 2720. C1425GAR Buenos Aires
電話：11-4777-8351
時間：Mon - Thr 12:00pm - 11:30pm / Fri - Sat 12:00pm - 0:30am / Sun 12:00pm - 7:30pm

まとめ

ご紹介した以外にも、ブエノスアイレスにはパリシャがたくさんあり、地元の人にそれぞれのお気に入りを聞くと色んな答えが返ってきます。値段もピンキリなので、気分と予算にあわせてパリシャ巡りをしてみるのもアルゼンチンならではの醍醐味ですよ。