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カナダに留学するには?治安も良くて人気のカナダ留学

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カナダは人口の約20%が外国出身と言われ、外国人の受け入れに寛容な留学に人気の国です。中でも国内最大の都市トロントでは、人口の約半分が移民によって構成され、留学に人気の都市です。そんな国際色豊かなカナダは治安もよく、初めて海外留学をする人にとっても気軽に行ける留学先となっています。この記事では、そんなカナダ留学についてご紹介します。

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カナダの魅力や特徴

カナダに留学する一番の魅力はやはり、治安が良く安心した環境で留学生活を送れることでしょう。「世界の住みやすい都市ランキング」では、バンクーバーは何度も1位を獲得しており、他の都市もトップ10の常連です。さらに、教育水準が高く、生活費も比較的安めなので、留学生にとっても住みやすい国です。「文化のモザイク」呼ばれるほど多くの移民を受け入れてきた国だけに、留学生にも親切で寛大な人が多いです。留学生本人だけでなく、送り出す家族にとっても安心できる国だと言えるでしょう。

教育制度

カナダでは、日本のように国ではなく州が教育を管轄しています。そのため、各州によって義務教育の期間や区切りが若干異なりますが、6、7歳から15、6歳までの10年間を義務教育としている州が大半です。日本の高校にあたるSecondary Schoolまでは95%の生徒が公立校に通い、税金を払っているカナダ国民には無料で提供されます。

留学生は、税金を納めていないため、公立校に通う場合でも、授業料を支払う必要があります。Secondary Schoolから、生徒は希望する進路に応じて自分でカラキュラムを組み、必須科目の他に自分が選択した選択科目の授業を受けます。飛び級制度がある一方で、勉強意欲がない生徒には落第の処置が取られます。大学は数校を除きすべてが州立大学で、大学間のレベルの差はほぼありません。カナダの大学は、どの大学も世界的に評価が高い高水準な教育を提供しています。

カナダ英語

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カナダ英語はイギリス英語とアメリカ英語両方の特徴を持っていて、どちらの国でも通じるニュートラルな発音だと言われています。北米の報道メディアでは、カナダ人のキャスターを好んで起用したり、カナダ英語を手本に発音矯正を行うほどです。

カナダ英語とアメリカ英語の違いは?

カナダ英語のスペルはほとんどイギリス式となっています。例えば、色を表す「カラー」はカナダでは「colour」、アメリカでは「color」と綴ります。また、トイレのことをカナダでは「washroom」、アメリカでは「bathroom」と言うなど、単語が変わることもあります。

カナダは様々な人種の人が住んでおり、一部地域ではフランス語が使われているほどなので、カナダ英語はアメリカ英語やイギリス英語よりも癖がなく綺麗に発音されると言われています。

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カナダの学校

カナダには、約170校の大学やユニバーシティカレッジと呼ばれる2年制大学があり、そのほとんどが公立です。またニュートラルな発音が学べることや治安が良いことから、語学留学の留学先としてもカナダは非常に人気で、非常にたくさんの語学学校があります。

カナダのお勧めの学校については「 カナダ留学ならこの学校!カナダ留学におすすめの学校44選 」にてご確認ください。

大学留学

カナダの大学は国公立大学がほとんどで、どの大学も高い教育水準を誇っています。大学数は少ないですが、その分難易度が高いようです。日本からの正規留学をする場合、基本的には2年制のカレッジ(ユニバーシティカレッジ)を卒業した後に4年生の大学に編入学をするというケースが一般的です。カナダの大学を卒業すると、最長で3年間のカナダでの労働ビザを取得することができます。

費用や学費

カナダの大学では、留学生にかかる学費は現地の学生の2〜4倍はかかると言われています。1年間の学費の相場としては約12000〜15000CAD(カナダドル)ほどです。

人気の大学

カナダで一番の人気大学といえば、カナダの名門トロント大学で、約150カ国から留学生が集まっています。研究施設が整っており、今世紀の医療やバイオテクノロジーを牽引している機関にもなっています。他には、イギリス色の強いブリティッシュコロンビア大学やフランス語圏にあるマギル大学も人気で、この3つはカナダの3大有名大学と呼ばれています。

大学ランキング

世界大学ランキングが毎年アメリカやイギリスのメディアから発表されていますが、カナダの大学も数多くランクインされています。どの雑誌にもランクインされている大学は以下の通りです。

お勧めの学部は?

カナダは公用語が英語とフランス語であるため、語学の学習は盛んに行われています。また、バンクーバーやトロントなどの国際都市の教育機関では、異文化理解に関する様々な学門を学ぶことができます。さらに、バリアフリー先進国であるため、福祉関係や医療関係の学習もすることができます。

ビザ

大学留学のビザは後述する学生ビザ(Study Permit)を取得することになります。

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大学院留学

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アメリカの大学院のように基礎から学ぶのではなく、研究が主体のカリキュラムが組まれていることが多いのがカナダの大学院の特徴です。そのため、大学院に入ってからすぐに研究ができるような基礎知識や予備知識を大学生のうちから身につけておく必要があります。滞在施設が充実している大学院は多く、世界中からトップクラスの学生が集まる所以となっています。

費用・学費

1年間の学費の相場は、州立の大学院なら約5000〜15000CAD、私立なら約9000〜20000CADほどです。

ビザ

大学院留学のビザは後述する学生ビザ(Study Permit)を取得することになります。

交換留学

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カナダの多くの大学では、日本の大学と交換留学の提携をしています。大学生の読者のみなさんの大学でも、カナダの交換留学先はあるはずです。カナダは治安も良く、他の欧米諸国よりもコストをかけずに生活できるので、1年未満の短期滞在をする留学生にも安心して過ごせるはずです。

費用・学費

交換留学の場合はほとんどの場合提携元の学校で学費を負担してくれるので、実際にかかる費用は生活費のみです。カナダでの生活費は年にもよりますが月に800〜1000CADほどです。

ビザ

交換留学のビザは後述する学生ビザ(Study Permit)を取得することになります。

高校留学

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カナダの高校留学は2種類あります。一つは、卒業目的の留学で、3年から4年をかけてカナダの高校を卒業し、そのまま大学へ進学するというコース。2つ目は単位交換留学で、カナダの高校で受けた授業の単位を日本で変換するというものです。カナダの高校は90%以上が公立高校で、留学する場合も公立高校になることがほとんどでしょう。

費用・学費

学費や生活費を含めると、公立なら約25000CAD、私立なら約30000CADほどです。

ビザ

高校留学のビザは後述する学生ビザ(Study Permit)を取得することになります。

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ボーディングスクール留学

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高校の95%が公立高校と言われているカナダの私立高校は、洗練された優秀な教育機関となっています。中でも全寮制のボーディングスクールはカナダの高校のトップレベルの位置を占めており、カナダのエリート養成機関となっています。他国のボーディングスクールと同様、生徒は有名大学への進学を目指しており、勉強に集中できる環境が整っています。

費用・学費

カナダのボーディングスクールの学費は1年間で約50000CADほどで、他の国のボーディングスクールよりも高めになっています。

ビザ

ボーディングスクール留学のビザは後述する学生ビザ(Study Permit)を取得することになります。

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語学留学

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カナダの公用語は英語とフランス語であるため、国内の語学の教育は非常に盛んになっています。全く英語やフランス語が話せないという留学生でも、受け入れてくれる語学学校は数多くあります。また、6ヶ月までならビザなしでも留学できるのがカナダ留学の特徴で、大学までは行かないけど、短期間で語学学校に行きたいという方にとっては非常に魅力です。

費用・学費

学校にもよりますが、カナダの語学学校の学費は1ヶ月約3000〜4000CADが相場と言われてます。

ビザ

語学留学のビザは、半年以上の滞在の場合は後述する学生ビザ(Study Permit)を取得することになります。

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ワーキングホリデー(ワーホリ)

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ワーキングホリデーができる国の中で最も住みやすい国の一つがカナダです。中でもワーキングホリデーの滞在先として人気なトロントとバンクーバーでは、日本食レストランも多く仕事先が探しやすいのが特徴です。カナダで話される英語は訛りが少なく非常に綺麗で、働きながら流暢な英語を身につけることができるでしょう。

仕事の探し方

ワーキングホリデーの求人募集は、以下のようなネット掲示板などで見ることができます。

他にも現地のフリーペーパーや学内の掲示板などで情報を手に入れることができます。仕事の種類としては、レストランやツアーガイド、ホテルなどの求人が多い傾向があります。

給料の相場

時給の相場は、飲食店では9CAD、ホテルでは11CADほどです。

費用

1年間ワーキングホリデーをする場合、食費や生活費、保険を含めると約25000CADほど出費があります。

ビザを申請するには?

ワーキングホリデーのビザは、後述するワーキングホリデービザを取得することになります。

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専門留学

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カナダで語学以外で専門的なスキルを磨きたいという時、キャリアカレッジという学校に留学をすることも可能です。これは日本で言うところの職業訓練学校であり、カナダ国内の就職にも有利になってきます。映画のフィルム作成からネイリストまで、様々な業種に関わる専門知識や実践経験を学ことができるでしょう。

費用・学費

カナダのキャリアカレッジの1年間の学費は約10000〜120000CADが相場です。

ビザ

専門学校への留学のビザは、後述する学生ビザ(Study Permit)を取得することになります。

小学生・中学生の留学

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治安も良く、癖のない綺麗な英語を学べるカナダは、日本の小・中学生の留学先としても有名です。カナダの小・中学校は短期留学を受け入れてくれる留学先がとても多く、毎年多くの生徒がカナダへ派遣されています。中には有名大学のキャンパス内で実施されるプログラムもあり、カナダのキャンパスライフを味わえることでしょう。

サマースクール・サマーキャンプ留学

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カナダのジュニア留学の中でもとりわけ人気であるのがサマースクールです。語学学習とスポーツなどのアクティビティーを組み合わせたプログラムが一般的で、中には英語だけしか使ってはいけないサマースクールもあり、短期集中で学習できるのが魅力となっています。夏のバンクーバーは過ごしやすいので、子どもたちにとっても快適な留学生活になることでしょう。

親子留学

世界一住みやすいと言われているバンクーバーの周辺を中心に、親子留学はカナダでも盛んです。日本では経験できない生活の質と教育の質を感じることで、親子共々に成長する機会を得ることができるでしょう。私立の学校は、お子さんの学生ビザを取得していれば手続きに時間をかけることなく入学できるのでオススメです。

費用

留学先の学校によりけりですが、1年間の学費は1人あたり約15000CADほどとなります。保護者の方も語学学校などに通う場合はさらに費用が必要です。

ビザ

滞在期間が6か月未満であればビザなしでの滞在が可能ですが、それ以上滞在する場合は子供か保護者の内どちらかが学生ビザを取得している必要があります。

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シニア留学

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バリアフリー先進国のカナダはシニア留学で最も人気のある国の一つとなっています。カナダでは年齢関係なく世界中から留学生が集まってくる国であるので、分け隔てを感じることなく留学生活を送ることができるはずです。英語やフランス語が全く話せなくても受け入れてくれる語学学校も多くあります。

 

留学にお勧めの都市は?

世界の住みやすさランキングで何度も1位を獲得しているバンクーバーを筆頭に、カナダは全体として安全で住みやすい国と評価されています。「人種のモザイク」と表現されるように、カナダには様々な人種の人が住んでおり、公用語の英語とフランス語以外にも様々な言語や文化に触れる機会が多いでしょう。政策として多文化主義を掲げており、移民や留学生の受け入れにも寛容です。

アメリカやイギリスに比べると生活費も比較的安く済みます。バンクーバーやトロントなど大都市がある一方で、国土の半分が森林で占められているほど自然豊かです。世界第2位の国土面積があるだけに、気候は東側、中央部、西側の各都市それぞれに特徴がありますが、冬は非常に寒い地域がほとんどで、その分、夏は乾燥していて過ごしやすい地域が多いです。

バンクーバー留学

バンクーバーはカナダ国内で最も温暖な気候です。夏は晴れの日が多く乾燥していて涼しく過ごしやすいです。30度を超える真夏日になることは滅多にありません。冬は温暖で、雪が降るのは年間で10日前後です。代わりに雨が多く、11月~3月までは月の半分以上が雨降りの日です。カナダ国内では3番目に大きな都市ですが、街には緑が多く、海と山が近くにあり、自然が感じられる都市です。美術館や博物館、緑豊かな公園や植物園など観光スポットも多く、暇を持て余すことはないでしょう。

西部カナダ最大の大学であるブリティッシュコロンビア大学はカナダ屈指の名門校の一つで世界的にも高く評価されています。語学学校の数はカナダで一番多く、一言に語学留学と言っても、一般英語を学ぶコースからスポーツを組み合わせたコース、医療英語を学ぶコースなどたくさんの選択肢があります。日本人留学生が多い都市ですが、裏を返せば、それだけ留学先として魅力的で支持されているということです。

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トロント留学

カナダ最大の都市です。経済・産業・文化どれをとっても活発で、まさに大都会です。北米ではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴに次ぐ4番目の大都市ながら、治安が良く、街は清潔で、生活水準が高いため、バンクーバーと同様に世界で住みやすい都市ランキングの常連です。移民の受け入れに積極的で、市内にはチャイナタウン、コリアタウン、リトルイタリー、リトルジャマイカ、リトルインディア、ポルトガルビレッジなどがあります。

夏は暑く湿気があり、冬は非常に寒く積雪もあります。100以上の語学学校がありますが、寒さを敬遠する人が多いのか、バンクーバーに比べるとどの学校も日本人比率が低く、国際色豊かな環境が整っています。大学・カレッジや専門学校の数も多く、英語だけでなく様々なことを学ぶことができます。

ビクトリア留学

ビクトリアはバンクーバーから海を挟んで西にあるバンクーバー島にあります。バンクーバーからフェリーでアクセス可能です。花が溢れる街並みやアフタヌーンティーの習慣の中に、かつてイギリスの植民地だった過去を垣間見ることができます。時にイギリスよりもイギリスらしい街と言われるほど美しい街です。

バンクーバーから日帰りで観光に訪れる人が多い場所ですが、逆にビクトリアに住んでいる留学生は少なく、語学学校の日本人留学生の数は少ないです。観光地として有名なことからサービス業の求人も多く、ワーキングホリデーメーカーに人気の滞在先でもあります。バンクーバーと同じく、夏は涼しく冬は温暖な過ごしやすい気候です。

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オタワ留学

トロントのような大都会ではないため忘れられがちですが、オタワはカナダの首都です。首都ということで、街の警備が厳しく行われ、治安は抜群に良いです。フランス語圏のケベック州に隣接しているため、市民の多くは英語とフランス語のバイリンガルで、オタワ大学は英語とフランス語のバイリンガル大学です。オタワで英語を学んでいるカナダ人もいるほどで、語学学習には理想的な環境です。大学などの研究機関もたくさんあります。

日本からの飛行機の直行便がないせいか、日本人留学生の数が少ない穴場と言えます。冬の寒さは厳しく、世界遺産ともなっているリドー運河が凍りスケートリンクに様変わりするほどです。夏は30度を超える日もある夏らしい暑さですが、朝晩は冷え込むことも多いです。

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モントリオール留学

「北米のパリ」と呼ばれ、石畳の旧市街や建物など街並みにはヨーロッパの文化が色濃く反映されています。気候は寒暖の差が大きく、夏は気温が高く湿度も高めで蒸し暑く、冬は寒さが厳しく雪もたくさん降ります。ケベック州内の公用語はフランス語のみであるため、地下鉄のアナウンスや道路標識などは基本的にはフランス語表記です。ただモントリオールに限っては、特にダウンタウンでは英語も広く使われており、フランス語ができなくても生活に困ることはなさそうです。

語学学校は英語を学べるところ、フランス語を学べるところ、両方を学べるところが存在します。こうした特殊な言語背景からか、日本人留学生は少ないです。フランス語もしくは英語を学びたい人はもちろんですが、特に両言語に興味がある人には最適な場所です。

ケベック・シティ留学

ケベック州の州都です。夏は雨が多く蒸し暑いです。冬は非常に寒く雪も多いです。モントリオールとは違い、こちらはフランス語・フランス文化が強く、英語はあまり通じないため、フランス語を学びたい方にお勧めの都市です。言葉だけでなく、文化や食事、生活様式などもフランス式で、まるでフランスにいるかのような雰囲気を味わえます。

ケベック・シティーの人口約50万人に対して日本人は100人程度しかいないと言われており、そのほとんどは一般市民で留学生ではありません。日系留学エージェントもなく、日本人留学生はほとんどいません。同胞がまったくいないのは心細くもありますが、ケベック・シティーで留学生活を送るには、それをプラスに捉えて、必然的にフランス語しか使えない環境に身を置いてフランス語を上達させたいという強い意志が必要です。

ハリファックス留学

カナダ東部にあり、バンクーバーやトロントに比べると日本から遠いためか、日本人留学生がかなり少ない都市です。様々な人種が住むカナダには珍しく、ハリファックスの住民のほとんどは生粋のカナダ人です。英語を学ぶ学生にとっては、ネイティブの英語を聞く機会が多いと言えます。街の雰囲気としては、都会過ぎず田舎過ぎず、緑が多い落ち着いた雰囲気です。

フレンドリーな人が多く、外国人留学生の満足度も高いと言われています。語学学校は小規模でアットホームなところが多いです。気候は温暖で、夏は乾燥していて過ごしやすく、冬は雪が降っても積もることはほとんどありません。『赤毛のアン』の舞台として有名なプリンス・エドワード島が近く、旅行に行きやすいことも魅力の一つです。

人気のある都市は?

カナダで最も人気のある都市といえばバンクーバーです。バンクーバーは世界一住みやすい都市と言われ、留学生の数も他国の都市と比べて圧倒的に多いといいます。カナダの経済の中心地であるトロントは、人々の活気で賑わっており、バンクーバーに次いで留学生が多く集まる都市です。他には、ロッキー山脈近くにあるカルガリーやカナダ南端にあるビクトリア、伝統的な建物の並ぶモントリオールも過ごしやすくオススメです。

治安の良い都市は?

比較的治安は良いと言われているカナダですが、国際都市であるバンクーバーは様々な人種の人が集まる分、危険な場所も多いようです。ダウンタウンの一角ではホームレスや麻薬中毒者が集中している地域もあります。しかしながら、やはり他国に比べれば治安は良く、危険と言われている場所にさえ近づかなければ、トラブルに巻き込まれることはないでしょう。

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田舎と都会どちらがお勧め?

バンクーバーやトロントは都会ですが、そのぶん日本人も多く集まっている場所となっています。日本人コミュニティに自然と入り込める環境が自然と整っているということです。日本人とは関わらず、英語漬けの生活を送りたいという留学生は、自分から意識して適度な距離を保つ必要があります。逆に、カナダの田舎の地域に行けば娯楽施設やレストランがほとんど無く、人によっては退屈な留学生活を過ごしてしまうこともあるでしょう。一番良いのは、都会から少し離れた郊外に住むことではないでしょうか。

ホームステイをする

英語

ホームステイのメリットとしては、ネイティブスピーカーであるホストファミリーとともに生活出来る点です。留学先では意外とネイティブスピーカーと話す機会は少ないという話はよく聞くので、ホストファミリーと日常的に話す機会は非常に貴重です。

費用

家具や生活用品はあらかじめ用意してあるので、初期費用が少なくて済みます。都市部でのステイ代の相場は3食付いて1ヶ月650~800CADほどです。

ホストファミリーによって滞在生活が決まる

ホスト先のルールに従わなければいけないということは、しばしばデメリットにもなります。例えば、門限が早かったり、食事の時間が決まっていたりなどの時間の制限が多い場合は、活動的な留学生にとっては少々退屈になってしまうでしょう。また、逆にホストファミリーが全く家にいないというパターンもあるようです。

多くのホストファミリーは収入を得るために留学生を受け入れているということは、ホームステイをする上では理解しておく必要があるでしょう。ホスト先によって対応は様々で、当たり外れが激しいため、イメージ通りにはいかないことは覚悟しておく必要があるでしょう。ネットなどで口コミが見れる場合は、あらかじめよく下調べをしておく必要があります。

学生寮に住む

寮生活

留学を受け入れているカナダの大学や大学院では、留学生用に学生寮を敷地内に持っている場合が多いです。学校にもよりますが、大きい学校であれば24時間住み込みで駐在している現地サポーターもいて、病気や怪我などをした場合はすぐに対処してくれます。また、同じ目的を持った留学生と交流することで、より学習に励めることでしょう。

カナダには世界中から様々な人種の留学生が集まるため、当然学生寮もインターナショナルな空間となります。そのため、文化や価値観による摩擦やトラブルも起きやすいという一面もあります。また、多くの学生寮は入居期間が決まっており、自由に入退居できないことは覚えておきましょう。

多くの人種の人々や価値観の元で生活するので、とにかく寮内のルールは守ることを心がけましょう。自由に部屋を変えられたりするわけではないので、協調性が重要となってきます。共用部も、綺麗好きな日本人にとっては耐えられないような状況になることは多々ありますが、時には我慢することも必要です。

費用

大学寮にかかる費用の相場は1か月約400〜700CADほどと言われています。

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