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頑張れニッポン男児!アメリカ人女性とデートで注意するべき言動・マナー【実践編】
前回の「頑張れニッポン男児!アメリカ人女性とデートのための「心得」4選【準備編】」では、アメリカ人とのデートをするための準備について書きました。本稿ではデートの実践について書いていきたいと思います。リサーチ調査とField Workを行う過程、女性の言動に様々な裏の意味が隠れていることに気づいてきました。それらについても書いていきましょう。
前回の記事「 頑張れニッポン男児!アメリカ人女性とデートのための「心得」4選【準備編】 」にて、アメリカ人女性とのデートにおける「心得」をご紹介しました。今回は、いよいよ実践編です。6つのステップに沿って、注意したい言動やマナーについてもご紹介します。
1.デートの相手探し
さて、デートをするには、まずは相手を探すことになります。一般的に会社、学校、インターネット、何かのサークルなどで相手を探すことになると思います。
会社は社内恋愛となるのであまりお勧めしません。インターネットはアメリカでは相手探しとしては普及しており、現在では「ネットで出会った」といっても、誰も眉をしかめたりはしなくなりました。ただし、私個人の意見としてはインターネットでの相手探しは、私たち外国人にとって敷居が高いと感じ始めています。
なぜなら、相手のOnline Profileは文章のテクニックによってどうとでも脚色できますし、写真自体は本人であっても、撮影されたのが数年前、現在と過去では大違いということも実際にあるからです。
私自身のProfileも、アメリカ人の友人の手によって大幅に脚色されている以上、文句を言えた義理ではありませんが、一番ベストな出会い方は共通の趣味ということになると思います。
共通の趣味を持つ相手を見つける
一般的にアメリカは日本より労働時間が短く、仕事を始めるのも朝早いです。加えて、通勤時間も電車に揺られて1時間半ということも少なく、効率よく仕事を進めれば、かなり自分の時間を確保できます。
退社してからはフリーの時間です。私はジムに行ったり、自分の趣味であるImprov(即興コメディ)の授業に出たり、コメディクラブでパフォーマンスをしたり、仲間のショーを観たりしています。
コメディクラブは一種のコミュニティになっています。数多くの人が出入りするため、共通のお笑い好きの人を探しやすいのです。また、趣味が同じですと話題も広がります。こちらは英語力がどうしても限定されてしまうので、高度な英語力を要求されるデートでは「話題の不一致」は致命的です。
以上のことからも、私個人は、共通の趣味を通して相手を探すことをお勧めします。
2.初デートに誘う
気に入った女性が見つかった。相手との話も盛り上がるし、話の流れとして一緒に出歩きたい。ここで、デートに誘う際の表現に注意したいところです。
「Can we date?」「I love you!」と単刀直入に切りだすのは愚の骨頂です。「Date」という単語はすでに恋愛関係を期待しているので、最初のスタートアップに使うにはちょっと早急すぎる動詞です。「Love」という単語は、 『取り扱い要注意!アメリカ人の「Love」の概念』 で書いたように、非常にSeriousな響きのある単語です。
まずは食事に誘うのが無難
初めてデートに誘いたかったら、具体的に「I am wondering if we can have Japanese dinner, I know there is a really wonderful restaurant in~」というように、誘った方が無難です。
昨今の若い世代の女性は寿司が大好きですので、自分のお気に入りの日本食レストランに誘うのもひとつの手です。幸いなことに日本食はアメリカではステータスを獲得しており、デートの料理として的確で、それだけでついてくる女性もいるはずです。
あなたが学生だった場合は、別にお金をかける必要はありません。二人でピザを食べるのも立派なデートになりえますし、学内のコーヒーショップでコーヒーを飲むことも立派なデートです。
要は二人の予算などに見合った付き合いをすればいいわけです。
3.デート当日
当日、予約したレストランでの食事には、一応、ジーンズは履いていても襟付きのシャツを着て行きましょう。襟が付いているだけでも印象は大きく変わります。彼女が現れたら、ウェイトレスがテーブルに案内してくれる時は彼女を先に通すなどのマナーは守ってください。
食事をしながらの会話は、マナーの準拠を忘れずに。これは英語に慣れない間は非常に難しいと思います。私も留学当初、アメリカ人の女性とピザを食べながら会話をしたのですが、これが3時間にも渡り、最後には頭痛がし始め、話が終わった後、寮のベットに倒れこんだ記憶があります。
デートは修行
全然ロマンチックなものではなく、ハッキリ言って、デートは「修行」。Non Native English Speakerの私たちがアメリカ人の女性を口説くにはそれ相応の英語の勉強が必要です。
会話の最中、聞き取れない英語、伝わらない英語のための補助として紙と鉛筆を置いて会話を進めていくことは、決して恥ずかしいことではありません。相手が理解のある素敵な女性でしたら、あなたの努力を評価し、歩調を合わせてくれることでしょう。
私は留学する前、日本でアメリカ在住が長い日本人男性が書かれたエッセイを読んだことがあります。現在、その本が手元になく、書名も思い出せないのですが、その著者が「自分の英語をわからない人とは絶対に仲良くなれない」という感想を述べており、私はその言葉を実感しております。
英語が通じる相手・通じない相手
大変面白いことですが、まったく同じような発音、スピード、トーンで話していても、話の通じる相手とまったく通じない相手がいるのです。そして、通じない相手とはまったく距離を詰めることができず、話が全然展開しないのです。
これも私は長い間、不思議に思っていたのですが、私と仲の良い日系アメリカ人が理由を教えてくれました。要は、「外国人の英語を理解しようとする努力をするしないの違い」とのこと。これに相手の性格、教育レベル、感情、相手が自分に抱いている好意が関係してきますから、初回の会話でかなり馬が合う合わないはハッキリすると思います。
「相性」は英語で「Chemistry」というのですが、まさに化学。相性は相手と自分の教養、性格、出身地、趣味、学歴、年収、職業、家庭環境など様々な要素が絡み合っています。
アメリカ人が抱くアジア系のステレオタイプ
ここで一般的なアメリカ人が抱いている、アジア系の人間に対するステレオタイプを紹介したいと思います。
相手が自分に対する個人情報が少ない場合、「Ethnicity(民族性)」で判断される傾向が強くなります。言い換えれば、相手が白人のピチピチギャルである場合、アメリカに一般的に流通するアジア系のステレオタイプで自分で判断して掛かってくるのです。
「How to Date a White Woman: A Practical Guide for Asian Men」 では、一般的なアジア人のステレオタイプを下記のように紹介しています。
アジア人のステレオタイプ
- Smart
- Serious
- Genuine and dependable
- Hardworking, Studious, Industrious
- Respectful
- Loyal
- Stable
- Friendly
- Family Oriented ... etc...
アメリカではなぜかアジア系は賢いと思われており、その反面、真面目であまり面白くないとも思われているようです。
私は趣味でImprovisation(参考記事: 「アメリカ版の漫才?即興コメディ「Improv」の魅力と面白さ」 )をやっておりますが、ステージに立つ私を初めて見る観客は、私をパフォーマーと認識せず、なんで立っているのか分からなかったという声を聞きます。
ステレオタイプによる誤解は早めに取り除く
アメリカ人の女性には、私が違う人種である彼女とデートしていることを非常に気にすることがあり、私はその理由を不思議に思っていました。理由を聞いてみたり、アジア系のステレオタイプを調べてわかったのですが、アジア系はFamily OrientedでTraditionalなので両親の反対に合うのではないかと彼女は心配していたわけです。
私の両親は私がどういった人種の相手と付き合おうと意に介しませんし、私にとっては人種より性別の方が大事です。こういった質問を受けた場合、相手の意図を理解し、早めに不安を取り除いてあげましょう。
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4.口説く
会話の最中、話も楽しいし、相手を口説きたくなった。その際、相手に「君のオッパイ、大きいね」などどいうのは最低でして、日本の女性もアメリカの女性も、うっとりするような言葉で口説かれたいものです。
THE RYUGAKUにある 「思わず胸がキュンとなる☆とっておきの恋愛英語フレーズ20選」 で勉強なさるのもいいですし、洋書の 「How to Succeed with Women」 では数多くの口説き文句が載っています。
こういった口説き文句は英語で憶えた方が絶対に役に立ちます。下手に日本語で憶えても、英語で口に出す際、相手の文化圏のコンテキストにそぐわない英語表現になり、相手が口説かれていることに気づかない可能性があるからです。
5.会計
楽しい会話も終わり、問題となるのが会計です。
これはアメリカ人の友達に教わるまで知らなかったのですが、アメリカではデートの際、相手が支払うと「相手が自分に気がある」サインらしいのです。アメリカ人の女性が「I got it!」といって支払いを主張した場合は、そういった思惑が隠されていると考えられます。
折半でもOK
逆をいえば、別にそれほど気が合わない場合、支払いの折半を提案するのも「Totally OK」だそうですが、私は頭で理解しながらもなかなか折半を提案できないままでいます。
本音を書かせていただくと、アメリカ人の女性の中には、このルールを利用し、タダで夕飯にありつこうとしている子も結構いるのではないかと思っています。
アメリカでは給仕がテーブルまでBillを持ってきてその場で支払うのが一般的です。そのため、二人で向かい合ったまま財布を取り出すことになります。相手が一切、財布を取り上げない場合もあり、何かしら心のなかで「利用された」感が拭えない場合もございます。
アメリカ人女性の友人にその点を聞いてみると、やはりそういった女性は居るだろうということでして、私も話が盛り上がらないのに、一方的に支払わされたことは何回かございました。
6.別れ際
お店を出て、お別れ。ここで握手で別れることはご法度です。せめてhug。日本人の男性はhugに慣れないのでぎこちないhugになるとは思いますが、握手をすると相手は友人と捉えてしまいます。
もし相手が気に入ったのでしたらhugをし、相手にそれとなく好意を伝えましょう。もし、相手にも気がある場合、kissにもなるかもしれません。アメリカでは一般的にkissといっても友人同士では、頬をつけ音だけになります。
従って、唇にできた場合、まず間違いなく相手から好意を持たれていると考えて構いません。kissをした場合、相手とdateの関係が始まったといっていいでしょう。関係を発展させたかったら、相手に花を贈るなどをして、盛り上げていきましょう。
おわりに
今回はデートの一般的な展開について話をしました。次回は、デートにまつわる問題点の解決について論じたいと思います。
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