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どんな仕事がある?イギリスの地方都市でのアルバイト体験
著者は日本の高校を卒業しからイギリスの小さい町の大学に留学していましたが、ロンドンと違い、アルバイトを見つけるというのはなかなか難しいものでした。そんなイギリスの小さい町で、日本人留学生がどのようにしてアルバイトを見つけ、どのような仕事をしていたのかご紹介します。
イギリス地方都市でのバイト経験
1.皿洗いの短期バイト
イギリスで最初に経験したバイトは、大学近くで開催された野外イベント内の食堂の皿洗いのバイトでした。週末数日間だけの短期バイトで、見つけたのは大学の掲示板でした。やはり大学生用のバイトなどは大学の掲示板に張られていることも多いです。
仕事内容は皿洗い器でただただお皿を洗い、洗い終わったら食堂に運ぶというもので、語学力的にはそこまで必要なく簡単にできるバイトでした。ちなみに他のバイト仲間は全員イギリス人でした。
他のイギリス人学生が、みんなで一斉に昼休憩に出てしまい、上の人に怒られていたのが印象的でした。
2.日本企業での昼食作り
なかなかイギリス田舎町ではバイトも見つからず、結局2つ目のバイトは冬休みの1ヶ月間、ロンドンまで出ていき、そこで日本の食料品会社内で従業員の昼食作りの仕事をしていました。こちらはオンラインで求人を見つけ応募しました。
仕事内容は毎日朝から昼まで10人ほどの従業員の方の昼食を作りで、料理ができる人用のバイトですが、自炊もしていて料理は得意だったので得られたバイトでした。
献立は基本的に日本食ですが、自分で考えます。イギリスなので日本食材もある程度限られていましたが、勤務が日本の食料品会社だったので、調味料などは揃っていました。から揚げ、照り焼き、カレー、とんかつ、生姜焼きなどを作っていました。
使用言語は従業員の方が日本人とイギリス人、他にもアジアの方がいたので、英語と日本語の両言語でした。ただし、作業自体は1人でしたので、昼食時期だけ皆と会話をしていました。
3.テイクアウトのクレープ屋
英語力も問題がなくなってきた留学3年目、大学の近くのテイクアウトのクレープ屋で毎週土曜日だけ働いていました。こちらは、たまたまオンライン上で求人広告を見つけました。
使用言語は英語のみ。店長と私の2人だけの職場でしたが、忙しいときに彼に早口で何か言われるとすぐ理解できなかったり、接客対応もしていたので、活きた英語を学習できる良い経験になりました。
このバイトは卒業するまで1年ほど継続していました。
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イギリスで留学生がアルバイトを探す方法
ロンドンでは ジャーニー や 英国ニュースダイジェスト といった、日本人用フリーペーパーや日本語情報サイトがあり、そこで求人情報を探すことができます。
また、 MixB や GUMTREE(英語) などのクラシファイドサイトでも求人情報がありますが、やはり地方都市だと、なかなか仕事を探すのが難しいです。
その他には、最初のバイトを見つけたときのように、たまに大学の掲示板で募集を見かけることがあります。
アルバイトに必要な語学力
また、留学生がアルバイトをするには、語学力の壁があります。
私は大学に正規留学していたので日常会話にも問題はないレベルでしたが、イギリス人の友人からは「まだパブなどで仕事ができるほどの英語力ではないね」と言われていました。
特にパブは騒々しい場所で、人ごみで、酔っ払いも多く、また、お酒の名前を知らないといけない、ということでハードルの高いバイトかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?ロンドンは日本人も多く、語学力が低くても問題のない日本食レストランでのアルバイトなども探しやすいですが、田舎町は全く環境が違うので、そのあたりも考えて留学先を考えると良いでしょう。
私は高校卒業してすぐにイギリスに来てしまったので、職務(アルバイト含む)もなく、アルバイトを見つけるのが大変でした。仕事を見つけるには職歴も大事なので、日本にいるときにさまざまな職業体験をしていくと、海外での仕事探し、アルバイト探しにも役に立つでしょう。
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